海外eSIMの使い方を初心者向けに解説!設定方法・切り替え・利用開始まで完全ガイド

海外eSIMの使い方を初心者向けに解説!設定方法・切り替え・利用開始まで完全ガイド


最終更新日:

海外旅行や海外出張でeSIMを利用したいものの、「いつインストールすればいい?」「現地では何を設定するの?」「データローミングはオンで大丈夫?」と疑問を感じる方も多いでしょう。
海外eSIMは、SIMカードを差し替えることなくスマートフォンだけで通信を利用できる便利なサービスです。しかし、設定手順や切り替え方法を間違えると、現地で通信できない原因になることがあります。
この記事では、海外eSIMの使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。購入から設定、現地で利用開始するまでの流れや、通信できない場合の対処法まで紹介します。

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本記事は、30年以上にわたりWi-Fi・eSIMなどの通信サービスを提供してきた「株式会社テレコムスクエア」が執筆・編集しています。これまで培った知見と各社の公式情報をもとに、正確で実用的な情報をお届けします。

目次

海外eSIMの使い方は4ステップ

海外eSIMの使い方は4ステップ

海外eSIMは、購入・インストール・現地での切り替え・通信確認の4ステップで利用できます。まずは全体の流れを確認しておきましょう。

① eSIMを購入する

まずは、渡航先や滞在日数に合った海外eSIMを購入します。商品によって対応する国・地域や利用日数、データ容量が異なるため、旅行や出張の予定に合わせて選びましょう。
購入前には、お使いのスマートフォンがeSIMに対応しているか、SIMロックが解除されているかも確認しておくと安心です。

② 日本でeSIMをインストールする

eSIMは、日本を出発する前にWi-Fi環境でインストールしておくのがおすすめです。購入後に届くQRコードをスマートフォンで読み取り、画面の案内に沿って設定すれば、数分でインストールできます。
なお、多くの海外eSIMは日本国内では通信できません。そのため、日本でインストールを行っても通信が開始されず、利用期間も消費されない商品が一般的です。日本で通信できなくても故障ではなく、現地到着後に利用できるようになります。ただし、日本を含む周遊プランなど一部の商品では、インストール後に利用期間が開始される場合があります。購入前に商品の利用開始条件を確認しましょう。

③ 現地でeSIMへ切り替える

現地に到着したら、モバイルデータ通信を海外eSIMへ切り替え、その海外eSIM回線のデータローミングをオンにします。必要に応じて、日本で利用している主回線のモバイルデータ通信をオフにすると、意図しない国際ローミングを防げます。
設定が完了すると、現地の通信キャリアへ自動的に接続され、インターネットを利用できるようになります。

④ 通信できるか確認する

設定後は、Webサイトや地図アプリを開き、正常にインターネットへ接続できるか確認しましょう。通信できない場合は、一度機内モードのオン・オフを切り替える、またはスマートフォンを再起動すると改善することがあります。
それでも通信できない場合は、モバイルデータ通信やデータローミングの設定、APN設定などを確認してください。

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海外eSIMを利用する前に確認すること

海外eSIMを利用する前に確認すること

海外eSIMを快適に利用するためには、購入前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。対応端末や利用できる国・地域、データ容量などを事前に確認しておくことで、現地で通信できないといったトラブルを防ぐことができます。

eSIM対応端末か確認する

海外eSIMを利用するには、お使いのスマートフォンがeSIMに対応している必要があります。iPhoneであれば2018年以降に発売された多くの機種、AndroidではGoogle PixelやGalaxy、Xperiaなどの一部機種が対応しています。
また、eSIMを利用するにはSIMロックが解除されている、またはSIMフリー端末であることも条件です。購入前に対応端末一覧や端末の設定画面で確認しておきましょう。

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利用する国・地域に対応しているか確認する

海外eSIMは商品によって利用できる国・地域が異なります。渡航先が対応エリアに含まれているかを事前に確認しておきましょう。
周遊旅行の場合は、複数の国で利用できる周遊プランを選ぶと、国を移動するたびにeSIMを購入し直す必要がありません。

利用日数・データ容量を選ぶ

海外eSIMは、利用日数とデータ容量に合わせてプランを選ぶことが大切です。

  • ・1~3GB:2~5日程度の旅行で、地図アプリやLINE、Web検索が中心の方
  • ・5~10GB:SNSへの写真投稿や動画視聴も楽しみたい方
  • ・20GB以上・無制限:長期滞在や出張、テザリングを利用する方

データ容量が不足すると通信速度が制限されたり、利用できなくなったりする場合があります。利用スタイルに合ったプランを選びましょう。

購入するタイミングを確認する

海外eSIMは、出発の数日前までに購入しておくのがおすすめです。
購入後に届くQRコードを日本でインストールしておけば、現地では設定を切り替えるだけで利用を開始できます。出発直前でも購入できるサービスはありますが、余裕を持って準備しておくことで、設定トラブルにも落ち着いて対応できます。

対応国・料金を確認する

海外eSIMの設定方法【iPhone・Android共通】

海外eSIMの設定方法【iPhone・Android共通】

海外eSIMは、一度インストールしてしまえば、現地では回線を切り替えるだけで利用できます。ここでは、eSIMをインストールする方法と、設定時に確認しておきたいポイントを紹介します。

QRコードからインストールする

海外eSIMの多くは、購入後にメールなどで送られてくるQRコードを読み取ってインストールします。
設定方法は以下のとおりです。

  • 1.安定したWi-Fiへ接続する
  • 2.スマートフォンの「設定」を開く
  • 3.「モバイル通信(またはネットワークとインターネット)」を選択する
  • 4.「eSIMを追加」をタップする
  • 5.QRコードを読み取り、画面の案内に従ってインストールする

インストールには数分程度かかります。完了後は、eSIMが追加されていることを確認しましょう。

手動でeSIMをインストールする方法

QRコードが読み取れない場合は、手動でインストールできる商品もあります。
通信事業者から案内される以下の情報を入力することで設定できます。

  • ・SM-DP+アドレス
  • ・アクティベーションコード
  • ・確認コード(必要な場合)

手動設定の方法は商品によって異なるため、案内に従って設定してください。

eSIMが正しくインストールできたか確認する方法

インストール後は、端末の設定画面でeSIMが追加されているか確認しましょう。
確認できれば、現地到着後に回線を切り替えるだけで利用できます。
なお、日本国内では通信できない海外eSIMも多いため、通信できない場合でもインストールが完了していれば問題ありません。また、日本ではアクティベーション(回線の有効化)が完了しない商品もあります。日本でアクティベーションに失敗しても異常ではなく、現地到着後に正常に利用できる場合がほとんどです。

APN設定が必要な場合

商品によっては、APN(アクセスポイント名)の設定が必要な場合があります。
APN設定とは、スマートフォンがインターネットへ接続するための設定です。
多くの海外eSIMは自動で設定されますが、通信できない場合は、購入したサービスから案内されたAPN情報を入力してください。
設定後も通信できない場合は、端末を再起動すると改善することがあります。

海外eSIMを購入する

現地到着後の設定方法と切り替え手順

現地到着後の設定方法と切り替え手順

海外eSIMは、インストールしただけでは利用できない場合があります。現地に到着したら、モバイルデータ通信やデータローミングの設定を行うことで、現地の通信キャリアへ接続できます。ここでは、利用開始までの設定手順を紹介します。

インストール済みの海外eSIMの回線をオンにする

現地に到着したら、インストール済みの海外eSIMの回線をオンにしましょう。
機種により設定画面は異なりますが、一般的には、モバイル通信の設定画面から回線の切り替えが可能です。

データローミングをオンにする

海外eSIM回線をオンにしたら、その回線のデータローミングもオンにしましょう。
海外eSIMは、現地の通信キャリアの回線を利用するため、データローミングをオンにすることで通信が開始されます。
なお、モバイルデータ通信を海外eSIMに設定していても、高額な国際ローミング料金が発生することはありません。
インターネットに接続できているかは、スマホ画面に現地のキャリア名が表示されているか、もしくはSNSや検索が利用できるかで確認しましょう。接続できない場合は、機内モードのオンオフや、再起動などで改善される場合があります。

主回線(日本の回線)はオフにする必要がある?

主回線をオフにする必要があるかどうかは、利用するサービスや使い方によって異なります。
海外でデータ通信のみを利用する場合は、モバイルデータ通信を海外eSIMに切り替えていれば、必ずしも主回線をオフにする必要はありません。
一方、日本の回線で着信やSMSを利用しない場合や、意図しないローミングを防ぎたい場合は、主回線をオフにしておくと安心です。

利用開始日はいつからカウントされる?

利用開始日のカウント方法は、商品によって異なります。
多くの海外eSIMでは、現地で初めて通信を開始したタイミングから利用期間がカウントされます。
そのため、日本で事前にインストールしても利用期間は消費されません。一方で、日本を含む周遊プランなど、一部の商品では日本でインストールするだけで利用期間が開始される場合があります。事前に利用規約や商品説明を確認しておきましょう。
旅行の予定より早く利用期間が始まることを防ぐためにも、購入前に利用開始条件を確認しておくと安心です。

海外eSIMを利用する際によくあるトラブル

海外eSIMを利用する際によくあるトラブル

海外eSIMは便利な通信サービスですが、設定方法や利用環境によっては通信できないなどのトラブルが発生することがあります。ここでは、よくあるトラブルと対処法を紹介します。

現地で通信できない

現地に到着してもインターネットへ接続できない場合は、まず以下の項目を確認しましょう。

  • ・モバイルデータ通信が海外eSIMに設定されているか
  • ・eSIM回線のデータローミングがオンになっているか
  • ・機内モードがオフになっているか
  • ・APN設定が必要な商品ではないか
  • ・スマートフォンを再起動したか

多くの場合は、設定を見直すことで改善します。それでも通信できない場合は、通信事業者へ問い合わせましょう。
なお、海外eSIMの多くは現地で初めてアクティベーションが完了するため、日本でエラーが表示されても故障ではありません。日本でインストールしても利用期間が開始されない商品が一般的ですので、まずは現地到着後に接続をお試しください。ただし、日本を含む周遊プランなど一部の商品では仕様が異なる場合があります。

QRコードが読み取れない

QRコードが読み取れない場合は、インターネットに接続されているか、QRコードが鮮明に表示されているかを確認しましょう。
また、QRコードを表示している端末とインストールする端末が同じ場合は読み取ることができません。その場合は別の端末にQRコードを表示するか、手動インストールに対応している場合はSM-DP+アドレスなどを入力して設定してください。

インストールエラーが表示される

eSIMのインストール中にエラーが表示される場合は、通信環境が不安定であったり、すでにQRコードを利用済みであったりする可能性があります。
一度Wi-Fi環境を確認し、再度インストールをお試しください。それでも改善しない場合は、QRコードの再発行が可能か購入先へ確認しましょう。

日本では通信できない

海外eSIMの多くは、渡航先での利用を前提としているため、日本国内では通信できません。
日本でインストール後に通信できなくても故障ではなく、現地の対応エリアに到着し、モバイルデータ通信やデータローミングの設定を行うことで利用できるようになります。
日本で通信できないことを理由にeSIMを削除してしまうと、再インストールできない場合があるため注意しましょう。

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▶初心者がやりがちなeSIM設定ミス6選と正しい設定のコツ

海外eSIMを利用するメリット

海外eSIMを利用するメリット

海外eSIMは、SIMカードを差し替えることなく利用できる新しい通信サービスです。出発前に設定を済ませておけば、現地でスムーズにインターネットへ接続できるなど、多くのメリットがあります。

SIMカードの差し替え不要

eSIMはスマートフォン本体に内蔵されたSIMを利用するため、物理的なSIMカードを抜き差しする必要がありません。
SIMカードを紛失したり破損したりする心配がなく、日本のSIMカードを保管する手間も省けます。SIMカードの交換作業に慣れていない方でも、スマートフォンだけで設定を完了できます。

到着後すぐ利用できる

海外eSIMは、出発前にインストールを済ませておけば、現地到着後は回線を切り替えるだけで利用できます。
空港でSIMカードを購入したり、Wi-Fiルーターを受け取ったりする必要がないため、到着後すぐに地図アプリやメッセージアプリを利用できるのが大きなメリットです。

オンライン購入できる

海外eSIMは、インターネット環境があれば24時間いつでも購入できます。
店舗へ行く必要がなく、出発直前でもオンラインで手続きができるため、急な海外旅行や出張にも対応しやすい点が魅力です。購入後はメールなどで届くQRコードを読み取るだけで設定できます。

複数のeSIMを保存できる

eSIM対応端末では、複数のeSIMプロファイルを保存できる機種があります。
旅行先ごとのeSIMを保存しておけば、渡航先に応じて必要なeSIMへ切り替えて利用できます。また、日本のSIMを残したまま海外eSIMを追加できるため、用途に応じて回線を使い分けられる点もメリットです。
※保存できるeSIMの数や同時に利用できる回線数は、スマートフォンの機種によって異なります。

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海外eSIMに関するよくある質問

海外eSIMに関するよくある質問

eSIMはいつインストールすればいいですか?

A.

出発前に日本でインストールしておくのがおすすめです。安定したWi-Fi環境で設定を済ませておけば、現地では回線を切り替えるだけで利用できます。

渡航の何日前に購入すればいいですか?

A.

購入時期に決まりはありませんが、出発の2~7日前までに購入しておくと安心です。万が一設定で不明な点があっても、出発前に解決できます。

データローミングをオンにしても高額請求になりませんか?

A.

モバイルデータ通信を海外eSIMに設定していれば、高額な国際ローミング料金が発生することはありません。ただし、日本のSIMをモバイルデータ通信に設定したままデータローミングをオンにすると、契約内容によっては通信料金が発生する場合があります。

日本でも海外eSIMは利用できますか?

A.

海外eSIMの多くは、渡航先で利用することを前提としているため、日本国内では通信できません。日本でインストール後に通信できなくても、現地到着後に利用できるようになります。

テザリングは利用できますか?

A.

商品によって異なりますが、多くの海外eSIMではテザリングに対応しています。利用可否は商品ページや利用条件をご確認ください。

データ容量を使い切った場合はどうなりますか?

A.

契約内容によって異なりますが、通信速度が制限されたり、通信が停止したりする場合があります。サービスによっては、データ容量を追加購入(リチャージ)できる商品もあります。

電話番号やSMSは利用できますか?

A.

データ通信専用の海外eSIMでは、電話番号やSMSを利用できない商品が一般的です。通話やSMSを利用したい場合は、電話番号付きeSIMや通話対応プランを選びましょう。

日本でアクティベーションに失敗しました。故障ですか?

A.

いいえ、故障ではありません。海外eSIMの多くは現地で初めてアクティベーションが完了するため、日本でアクティベーションに失敗したりエラーが表示されたりしても正常な動作です。多くの商品では利用期間は開始されないため、現地到着後に再度お試しください。ただし、日本を含む周遊プランなど一部の商品では仕様が異なるため、購入前に商品説明を確認しましょう。

まとめ

  • ・海外eSIMは「購入・インストール・現地で切り替え・通信確認」の4ステップで利用できる
  • ・eSIMは日本で事前にインストールしておくと、現地到着後すぐに利用を開始できる
  • ・現地ではモバイルデータ通信をeSIMへ切り替え、データローミングをオンにする
  • ・通信できない場合は、設定やAPN、端末の再起動などを確認する
  • ・eSIMを購入する前に、対応端末や利用可能な国・地域、データ容量を確認しておくと安心
  • ・eSIM squareなら世界200以上の国・地域に対応し、短期旅行から長期滞在向けまで幅広いプランから選べる

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