
【2025年版】オーストラリアで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
観光や出張でオーストラリアに出かけるときも、日本と同じようにインターネット通信を利用できると便利です。
本記事では、オーストラリアの通信事情や日本のスマホを使う方法、現地で使えるSIMカード、おすすめのeSIM販売サイト「eSIM square」をご紹介します。ぜひ参考にしてください。


・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる

テレコムタイムズ監修者:大澤
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。7年の経験を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を徹底ガイド。
目次
オーストラリアで日本のスマホを使う方法
オーストラリアでも、次のいずれかのサービスを利用すれば、日本のスマホが利用できます。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- オーストラリアSIMカードの利用
- eSIMの利用
それぞれのサービスの特徴について見ていきましょう。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングとは、日本で契約しているスマホの通信会社をとおして現地の通信回線を利用するサービスです。スマホの通信会社をとおして利用するため、新たに契約する必要がありません。また、料金も普段の通信料金と合算して支払えるのもメリットです。
ただし、国際ローミングは料金が割高なことも多く、使いすぎると高額になることがあります。データ通信量が多くなりそうな方は、定額サービスを確認してから使いましょう。
また、オーストラリアで利用できる携帯レンタルする方法もあります。現地の電話回線に対応しているだけでなく、衛星電話に対応しているものもあり、洋上や山頂などの通常であれば通信できないところでも電話が可能です。
ただし、電話のみのサービスのことが多く、インターネット通信は利用できないケースがあります。インターネット通信を利用したいときは、事前に確認しておきましょう。
また、携帯電話を借りるサービスのため、日本で普段使用しているスマホは利用できません。普段のスマホを使いたいときは、ほかのサービスを検討してください。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiルーターをレンタルする方法もあります。契約する際にデータ通信量を決めるため、料金が定額で、後で高額を請求されることがありません。
また、Wi-Fiレンタルサービスは、同時に複数のインターネットデバイスに接続できるため、家族で出かけるときなどにもおすすめです。代表者が1台借りれば、同行者もスマホでインターネット通信を利用できます。
また、オーストラリアのWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
オーストラリアSIMカードの利用
オーストラリアのインターネット通信に対応したSIMカードを購入する方法もあります。データ通信量があらかじめ決まっているため、料金が定額で、後で高額を請求されることはありません。また、SIMカード自体を購入するため、Wi-Fiレンタルサービスのように後日返却する必要がないのもメリットです。
ただし、1枚のSIMカードで同時に利用できるのはスマホ1台のみのため、家族で出かけるときなどは人数分のSIMカードが必要になります。また、SIMカードのサイズがスマホにあっているか確認してから、購入することも大切なポイントです。さらに、お手持ちのスマホがSIMロック解除済みの端末であることも必須となります。事前に確認しておきましょう。
eSIMの利用
eSIMは、SIMカードと同じく1台=1契約が必要な通信サービスです。データ通信量があらかじめ決まっているため、料金が定額で、後で高額な請求を受けることはありません。また、データ通信量が不足するときは、追加でオンライン購入してそのまま利用できるため、オーストラリア滞在中でもいつでもデータ通信量を増やせます。
ただし、eSIMに対応していないスマホでは利用できません。お持ちのスマホがeSIM対応か確認してから利用するようにしましょう。
オーストラリアでSIMカードを使う方法
SIMカードを利用してオーストラリアでスマホを使うのもおすすめです。現地の通信会社で購入する方法と、日本でオーストラリアのインターネット通信に対応しているSIMカードを購入する方法があります。
現地のSIMカードは、次の通信会社で販売しています。
- Optus
- Telstra
Optusのプランでは、5GB(7日間)で12オーストラリアドル、40GB(28日間)で35オーストラリアドルです。長期間の滞在なら260GB(365日間)で320オーストラリアドルのプランもあります。
Telstraのプランでは3GB(7日間)で12オーストラリアドル、35GB(28日間)で35オーストラリアドルです。長期間の滞在なら220GB(12カ月)で320オーストラリアドルのプランがあります。Optusとプランは似ていますが、少しデータ通信量が少なめです。
日本でも、オーストラリアで利用できるSIMカードをオンラインで購入できます。たとえばMewFiのSIMカードなら、20GB(10日間)で4,380円(税込)です。オーストラリアに到着してすぐにインターネット通信を利用したい方や、英語に不安がある方は、日本国内で購入するほうが良いでしょう。
※いずれも2023年7月29日時点
オーストラリアでeSIMを使う方法
オーストラリアの大手通信会社OptusとTelstraの公式ホームページでは、eSIMは販売していません。eSIMを利用する方は、200を超える国や地域に対応しているAiraloを検討してみましょう。
Airaloではオーストラリアで利用できるeSIMとして、以下のプランを提供しています。
- 1GB(7日間):4.5USドル
- 10GB(30日間):20USドル
- 20GB(30日間):40USドル
なお、価格はいずれもUSドルです。
※いずれも2023年7月29日時点
オーストラリアでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
オーストラリアでeSIMを使うなら、eSIM squareがおすすめです。eSIM squareとは、株式会社テレコムスクエアが運営するeSIM販売サイトで、世界200以上の国と地域かつ300以上のプランを提供しています。
以下でeSIM squareで購入できるプランのスペックや特徴などについて解説します。渡航前にしっかりチェックしておきましょう。
eSIM squareについて
eSIM squareはアプリまたは公式サイトから自分にあったプランをリーズナブルな価格帯で見つけることができます。
物理的なSIMカードやWi-Fiレンタルは、空港や店舗で事前に購入したり、予約・受取しなければなりません。しかし、eSIM squareであれば、いつでもどこにいてもオンラインで購入することができます。
eSIMは購入後、スマホで簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用開始できます。
物理的なSIMカードのような交換作業は必要なく、SIMカードを紛失・破損するリスクもありません。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM squareで買えるオーストラリアのeSIMのスペック
eSIM squareで購入できるオーストラリアのeSIM商品は次のとおりです。
データ容量 | 料金 | |
---|---|---|
7日間 | 1GB | 1,280円 |
10GB | 5,080円 | |
15日間 | 3GB | 2,680円 |
30日間 | 10GB | 3,075円 |
20GB | 5,490円 | |
30GB | 7,320円 |
※上記料金は、2025年7月時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください。
eSIM squareは利用日数の幅が広く、短期間の旅行向けプランから長期間のプランも用意されています。また、容量が足りなくなってもリチャージできるので便利です。リチャージとは、インストールしたeSIMに追加料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。
ただし、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM squareの利用の流れ
1.WebサイトからeSIMを購入する
まずは公式サイトかアプリからeSIMを購入します。利用したい国や地域のプランを選択して「ログインして購入」をタップしてください。
はじめての場合は新規会員登録が必須です。メールアドレスを入力して確認コードで認証しましょう。
認証して会員登録を済ませたら、支払い情報を入力し「購入を確定」をタップすれば、購入手続きは完了です。
2.eSIMをインストールする
次にeSIMをスマホにインストールします。eSIMを購入するとサイト内の「My eSIM」に購入したプランが表示されるのでタップしてください。
ページ上部にある「未使用」タブを選び、利用するeSIMの「インストール」をタップします。iPhoneの設定に遷移し、新規eSIMのアクティベート画面が表示されるので「許可」をタップしてください。
少し待つとアクティベートが完了します。現地に到着するまでは回線をオフにしておきましょう。
※上記のダイレクトインストールはiOS限定です。3.現地でeSIMをオンにする
現地に到着したら、eSIMの回線をオンに切り替えましょう。設定アプリの「モバイル通信」から「この回線をオンにする」をタップしてください。
また、データローミングも忘れずにオンにしましょう。オフのままだと、現地のネットワークに接続できません。
オーストラリアでeSIMを使うメリット
eSIMを利用するメリットとしては、以下があります。
- 紛失や破損の心配がない
- オンライン上で簡単に利用できる
まず、物理的なSIMカードは差し替える必要があるため、紛失・破損のリスクがあります。小さいため、扱いに慣れていない方には特に注意が必要です。しかし、eSIMであればそのような心配はいりません。
eSIMはオンライン上で購入することができ、セットアップや使用までスマホ1台のみで済みます。店舗での購入の必要もなく、簡単に利用することが可能です。
オーストラリアでeSIMを使う場合の注意点
eSIMの注意点やデメリットもいくつかあります。
まず、eSIMは複数の端末で使うことができないという点です。他の端末でもeSIMを使いたい場合は、新たにeSIMの発行・手続きが必要です。
また、大手キャリアでスマートフォンを購入した場合、他社のSIMカードやeSIMが使えないように制限された「SIMロック」状態になっている可能性もあります。その場合は事前に解除する必要があるので、下記ページより設定方法をご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
さらに、eSIMに対応していない機種があることにも注意が必要です。事前に自分のスマホがeSIMを使えるかどうかは必ず確認しておきましょう。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しているように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
オーストラリアのSIM・eSIM事情のまとめ
オーストラリアに旅行や出張で出かけるときは、インターネット通信についても準備しておきましょう。
eSIMであれば、Wi-FiレンタルやSIMカード利用のように紛失や破損の心配がなく、購入からセットアップ、使用まで全てオンライン上・スマホ1台で完了します。ご紹介した「eSIM square」であれば、会員登録なく簡単に購入することができます。周遊プランもあっておすすめです。オーストラリアへ行かれる際はぜひ、こちらの使用を検討してみてください。
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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