
【2025年版】カザフスタンで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から徹底解説
カザフスタンへ旅行や出張で渡航する際は、現地でインターネットを使うための準備が必要です。Wi-FiレンタルやSIMカードの購入など様々な方法がありますが、物理的なカードの抜き差しがなく、画面上だけで設定を変えられるeSIMの活用がおすすめです。今回はカザフスタンのインターネット事情や現地でスマホを使う方法、おすすめのeSIM販売サービス「eSIM square」について解説します。
目次
カザフスタンで日本のスマホを使う方法
カザフスタンで日本にいる時と同じようにスマホを使うには工夫が必要です。方法は国際ローミングや携帯レンタル、Wi-Fiルーターのレンタル、SIMカードの購入、eSIMの活用の4つです。それぞれの方法のメリットや注意点を紹介します。
国際ローミングや携帯レンタル
現在のプランに国際ローミングのオプションがついていれば、特別な手続きなく、カザフスタンでそのままスマホを使えます。Wi-Fiルーターの受取や返却、SIMカードの抜き差し、フリーWi-Fiスポットへの移動などがないため、手軽に利用できる方法です。
ただしローミング用のプランを使わない場合、日本では考えられないほどの高額の料金を請求されてしまう点に注意してください。自動適用の条件を満たしているか、申し込み忘れはないか事前の確認が必要です。
カザフスタンにいる間のみ使う海外用の携帯をレンタルするのも一つの手段です。現地に対応した端末のため通話品質が安定し、必要な日数分の利用料金のみでコストを抑えやすいのもメリットといえます。
Wi-Fiレンタル
第一に考えられるのは専用のWi-Fiルーターをレンタルしてカザフスタンに持参する方法です。現地のフリーWi-Fiはセキュリティ面の不安が大きく、通信の傍受や個人情報の摂取の危険があり、できるだけ利用を避けるべきでしょう。
通信業者からさまざまな契約プランが出ていて、滞在期間や必要な通信量に応じて自分に合ったものを選べます。比較的料金もリーズナブルで、負担を抑えて安定した通信環境を確保できます。一つの端末で複数台の機器を同時に接続でき、複数人での出張や友人との旅行の際も重宝するでしょう。
カザフスタンで使えるWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
カザフスタンSIMカードの利用
カザフスタンで使えるSIMカードを購入し、お手持ちのSIMフリースマホに挿入するのも一つの手です。カードは現地の空港や街中のコンビニのほか、国内にいるうちに通販サイトで買う方法もあります。
滞在期間や必要なデータ通信量に応じて適切なプランを選べば、費用を抑えやすいのはWi-Fiレンタルと同様。カードを挿入すれば後は日本と同じようにスマホを使えます。
現地での購入の場合、ロシア語やカザフ語を習得していないと購入手続きで戸惑うかもしれません。SIMフリースマホ、またはSIMロック解除済みのスマホがないと利用できず、対象が限定されます。
eSIMの利用
eSIMはスマホに内蔵されたチップを通じて、遠隔操作によって通信設定を切り替える方法です。つまり、SIMカードの差し替え作業なく、スマホが利用できるサービスです。
SIMカードを自分で抜き差しする場合、ある程度スマホの知識がないと設定に苦慮します。
しかし、eSIMならSIMカードを抜き差しする手間がなく、専用アプリのインストールやQRコードの読み取りだけで手続きが完了します。最短で申込当日に開通するスピード感も魅力です。
デメリットはサービスを開始してさほど時間が経っていないため、対応しているスマホの種類が少ない点です。対応機種の場合、必要に応じてeSIMとSIMカードを切り替えて使うハイブリッドな使い方もできます。
現地でも購入できる?カザフスタンでSIMカードを使う方法とは
カザフスタンでSIMカードを提供している主要な通信業者は以下の2つです。
- kcell
- Beeline
kcellは首都アルマトイをはじめ、人口密集地域のほぼ全域にわたって高品質なサービスを提供する通信会社です。Beelineは、規模的にはkcellに次ぐ通信会社で、通信対応エリアも同程度でありながら料金がリーズナブルなのが特徴です。
空港や街中のコンビニで、購入するSIMカードを何にするべきか迷ったら、上記2社のいずれかを選んでおけば安心です。
現地調達で注意すべき点は、言語の壁があることです。現地語が分からない観光客に対して、相場より高値で売りつけるケースも起こることがありますので注意が必要です。
現地スタッフとのやり取りに不安がある場合、日本にいるうちにAmazonや楽天などの通販サイトで購入したほうが安心です。Amazonでは先ほど紹介したBeelineのSIMカードが出品されています。
- 5日間6GB高速データ:2.980円(税込)
- 8日間6GB高速データ:3,280円(税込)
- 10日間6GB高速データ:3,480円(税込)
※2025年5月時点
期間内に6GBを超えても利用不可にはなりませんが、最大通信速度が128KBまで低下します。スピードが遅くなるだけでGoogleマップやトークアプリのメッセージ機能は引き続き使用可能です。
カザフスタンでeSIMを使う方法とは
カザフスタン対応のeSIMを提供している主要な業者は以下の通りです。
- Holafly
- Ubigi
- airalo
上記のうちHolaflyはアスタナやシムケントをはじめ、カザフスタンの大部分をカバーする対応エリアの広さが魅力です。以下のようなプランの中からお好みのものを選びましょう。
- 7日間:4,290円
- 10日間:5,490円
- 15日間:7,490円
- 20日間:9,090円
- 30日間:10,990円
※2025年5月時点
購入が完了したら、メールで即eSIMを受け取れます。eSIMをダウンロードしておき、現地到着時に設定を切り替えてアクティベート状態にすることで、いつものようにインターネットを使えます。
eSIMは申込〜利用開始まで最短即日で、基本的には端末でコードを読み取るだけのシンプルな手続きです。SIMカードの知識が乏しく、交換方法や設定の仕方が分からない場合でも、戸惑う可能性は低いでしょう。
カザフスタンでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
カザフスタンで利用できるeSIMを購入したい方には、eSIM squareがおすすめです。
eSIM squareでは、世界200以上の国と地域で利用できるeSIMが購入可能です。アプリまたはサイトから購入でき、最短3分で購入から設定が完了します。
ここでは、eSIM squareのカザフスタン用eSIMについて詳しく見ていきましょう。
おすすめポイントとは?eSIM squareについて
eSIM squareは、異なる日数・容量のプランだけでなく、通話付きプランやリチャージ機能付きプラン、データ無制限プラン、周遊プラン等、数多くの商品を取り扱っています(国によって異なる)。豊富なプランの中から自分の使い方に合った商品を選択し、購入することが可能です。
その他にも
- 24時間受付のカスタマーサポート
- サイトまたはアプリからいつでもどこでも購入可能
- 「購入→QRコードを読み取り設定」の簡単2ステップで利用完了
などの特長があります。初心者の方や、すぐにeSIMを購入したい方にもおすすめです。旅行や出張の際に是非検討してみてください。
eSIM squareで買えるカザフスタンのeSIMのスペック
以下は、eSIM squareで購入可能なカザフスタンのeSIMのプランの一部例です。
- アジア周遊 3GBパック 15日間 3,780円(26カ国対応)
- アジア 6GBパック 8日間(AIS SIM2Fly) 3,240円(33か国対応)
- アジア周遊 10GBパック 30日間 8,280円(26カ国対応)
- 世界周遊 3GBパック 30日間 8,680円(204カ国対応)
※上記料金は、2025年5月時点の情報です。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください
eSIM squareでは、カザフスタン1か国プランは取り扱っていませんが、周遊プランを利用することで、カザフスタンでもインターネットを利用することが可能です。
複数の国を旅行する方や乗り継ぎがある方は、アジア周遊プランから世界周遊プランまで販売されていますので、利用する国に合わせてお選びいただけます。
カザフスタンで利用できるeSIMのプランは、リチャージ機能がついているものがほとんどです(一部例外あり)。リチャージ機能とは、使用中のeSIMデータ容量が足りなくなった際に、データ容量を追加購入して増やすことができる機能です。
eSIM squareのカザフスタンプランについて興味を持った方は、以下リンクからチェックしてみてください。先述したラインナップ以外の商品も販売しています。
eSIM squareの購入から利用までの流れ
eSIM squareの手続きは、購入からセットアップまですべてオンラインで完結します。
ここでは、eSIMの購入からセットアップの流れをみていきましょう。
【アプリまたはサイトから】eSIMの購入方法
eSIM squareはアプリまたはサイトから購入することができます。
- eSIM squareのアプリまたは購入サイトにアクセスする
App Storeはこちら
Google Playはこちら
eSIM square公式サイトはこちら - 利用したい国、地域を検索、または選択する
- プランの詳細をタップする
- 購入商品を決めたら「ログインして購入」をタップする
- はじめての場合「新規会員登録」をタップする
- メールアドレスを入力、利用規約を確認し、「新規登録」をタップする
- 入力したメールアドレスに確認コードが届く
- 確認コードを入植し、「次へ」をタップする
- 会員情報を入力後、「登録」をタップする
- 支払方法の「変更」をタップする
- 希望の支払い方法を選択する
- 支払方法を決定後「購入を確定」をタップする
- 決済完了後、注文が確定
なお、eSIMは注文したら即時に発行されます。注文のキャンセル・交換はできないため、よく確認してから申し込みましょう。
セットアップ
eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行います。セットアップはSIMフリーもしくはSIMロックを解除したeSIM対応端末で、インターネット通信が安定している状態で行います。
セットアップの手順はiOS(iPhone)とAndroidで異なります。今回はiOSを例にインストールする方法をご紹介いたします。(AndroidにeSIMをインストールする方法はこちら)
iOSにeSIMをインストールする方法
セットアップの手順は、以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- モバイル通信を選択する
- SIMの欄から「eSIMを追加」をタップする
- 「モバイル通信を設定」画面が開くので「QRコードを使用」ボタンをタップする
- QRコードをスキャンする
- 「eSIMをアクティベート」画面でアクティベート処理を待つ
- 2回線までしか同時に使用できないため、不要な回線はオフにする
- 「eSIMアクティベート中」の画面が表示されるため「続ける」ボタンをタップする
- SIMの欄にeSIMが追加されていることを確認する
すべて完了すると通信に必要なeSIMの情報(eSIMプロファイル)がインストールされます。目的地に到着後、「設定」にてeSIMに切り替えることが可能です。
カザフスタンでeSIMを使うメリット
カザフスタンでeSIMを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、Wi-FiレンタルとSIMカードを比較して見ていきましょう。
まず、Wi-Fiレンタルの場合、「レンタルのため破損や紛失に注意が必要」「受取と返却の手間がある」「持ち歩くのに荷物になる」「バッテリーがなくなると使えなくなる」などのデメリットがありあます。
SIMカードの場合は、「SIMカードの差し替えが必要なため、保管中に無くさないように気をつける必要がある」「小さく精密なため、扱いに慣れていないと破損させてしまうおそれがある」などが難点です。
これらと比べてeSIMは、物理的なSIMカードではないため、紛失や破損の心配はなく、荷物にもなりません。インターネットさえつながる環境であれば、日時や場所を問わず、購入・セットアップが可能です。事前にインストールしておけば、カザフスタン現地に着いたらすぐにeSIMに切り替えることもでき、店舗に立ち寄る手間もなく簡単です。さらに、Wi-FiレンタルやSIMカードよりも、低価格なものが多いのもメリットです。
カザフスタンでeSIMを使う場合の注意点
ただし、メリットばかりではありません。eSIMを使う際には、以下のポイントに気をつけましょう。
まず、eSIMは複数の端末で使うことはできません。他の端末でもeSIMを使いたい場合は、新たにeSIMの発行・手続きが必要です。
また、お手持ちのスマホが「SIMロック」状態の場合、eSIMを使うことはできません。事前に確認し、ロックがかかっている方は、解除することをお忘れなく。解除方法はキャリアごとに異なります。下記ページよりご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
さらに、eSIMに対応していない機種があることにも注意が必要です。事前に自分のスマホがeSIMを使えるかどうかは必ず確認しておきましょう。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しているように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
カザフスタンのSIM・eSIM事情のまとめ
カザフスタンに旅行や出張で渡航する際、お手持ちのスマホでインターネットを使うには、eSIMの活用がおすすめです。
eSIM squareはオンラインでいつでもどこでも購入することができ、様々なラインナップの中から自身にあった商品を見つけることができます。興味がある方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
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出典:外務省ホームページ
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在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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