
インドで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
インドを旅行や仕事でせっかく訪れるのであれば、快適にインターネットを利用したいところです。そのためにも、インターネット環境のチェックが欠かせません。
この記事では、インドのインターネット・SIM事情を解説します。インターネットを快適に利用するためにおすすめしたいeSIM販売サイト「eSIM Mart」についても詳しく解説するので、渡航前にぜひチェックしてください。
目次
インドで日本のスマホを使う方法
インドで日本のスマホを使う方法は、大きく分けて以下の4つです。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- インドSIMカードの利用
- eSIMの利用
それぞれくわしく見ていきましょう。
国際ローミングや携帯レンタル
まず、インドで日本のスマホを使う方法には、国際ローミングと携帯レンタルの2つがあります。
国際ローミングとは、契約しているスマホの通信会社(キャリア)をとおして現地の通信回線を利用するサービスのことです。
国際ローミングであれば、スマホさえあれば利用できます。また、利用手続きも簡単です。ただし、従量課金制を採用しているため、利用料金が高額になる可能性があります。そのほか、契約しているキャリアによっては利用できない場合もある点には、注意が必要です。
携帯レンタルとは、現地で利用可能な携帯電話を日本でレンタルする方法のことです。レンタルする携帯では現地回線を使用しているため、安定した通信回線が得られます。ただし、レンタルした携帯の使用の有無にかかわらず、レンタル料が発生する点は注意しましょう。
Wi-Fiレンタル
インドで日本のスマホを使うには、Wi-Fiルーターをレンタルして現地へ持参する方法もあります。レンタルするモバイルWi-Fiルーターは、海外で使用可能なタイプのため、渡航先へ持って行けばインターネット接続が可能です。また、データ通信量を決めて契約するため、定額料金で安心できるでしょう。
Wi-Fiルーターの特徴として、同時に複数のインターネットデバイスに接続できる、複数人でインターネット通信を利用できるといった点が挙げられます。ただし、常に持ち歩く必要があるため、荷物が増える点には注意したいところです。また、Wi-Fiルーターのバッテリーがなくなると使えなくなるデメリットもあるため、注意しましょう。
インドで使えるWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
インドSIMカードの利用
インドで日本のスマホを利用する方法として、インドで使用可能なSIMカードを購入してスマホに差し込む方法もあります。SIMカードを購入後にスマホ本体に挿入し、初期設定を行うことでインターネット接続ができるようになる流れです。
SIMカードは、空港や街中、Amazonなどのオンラインショップで購入可能です。購入時のスムーズさや設定の不具合などがあった場合などのことを考えると、街中の携帯キャリア店で購入するのが無難でしょう。
なお、SIMカードを差し替えるためには「SIMフリー」スマートフォンである必要があるため、注意が必要です。
eSIMの利用
インドで日本のスマホを使ってインターネット接続する方法として、eSIMもあります。eSIMとは、端末内に組み込まれているSIMのことです。
今まで紹介した、他の通信手段と異なる点としては、契約・開通手続き、容量の追加もオンラインで対応可能で、利用が簡単なところです。あらかじめデータ通信量が決まっているため、料金も定額制で安心です。ただし、対応していないキャリアがあるほか、eSIM対応端末が限られているため、注意しましょう。
インドでSIMカードを使う方法
SIMカードは、空港のほか街中のショップ、Amazonなどを使えば日本からでもオンライン購入可能です。
インドでSIMカードを取り扱う代表的なキャリアは、以下のとおりです。
- Airtel
- Vodafone
- Jio
- BSNL
ここでは、Airtelのプランを紹介します。
- 期間:28日間
- データ容量:1.5GB/日
- 通話:無制限
- SMS:100/日
- 価格:299インドルピー
- 期間:56日間
- データ容量:1.5GB/日
- 通話:無制限
- SMS:100/日
- 価格:479インドルピー
※2023年8月時点
インドでeSIMを使う方法
次に、インドでeSIMを使う方法を紹介します。eSIMは、オンラインで購入したあと、スマホの設定を変更することで通信環境を切り替えることが可能です。まずは、インドで使用可能なeSIMを購入しましょう。
インドで使用可能なeSIMには、以下のようなものがあります。
- Holafly(オラフライ)
- TravelSIM(トラベルシム)
- Flexiroam(フレキシローム)
ここでは、例として日本からもオンラインで購入可能なHolaflyの料金やデータプランを紹介します。プランは、以下の1つです。
- 日数:15日間
- データ容量:6GB
- 価格:5,700円
まずは、使用中の機種がHolaflyのeSIMに対応しているか確認しましょう。eSIMを購入後、送られてきたQRコードをスキャンして、設定でデータローミングをオンにするだけです。なお、家族や友人などとテザリングでインターネット通信を共有することもできるため、使い勝手にも富んでいます。
※2023年8月時点
※「QRコード」はデンソーウェーブ社の登録商標です
インドでeSIMを使うならeSIM Martがおすすめ
インドでeSIMを利用したい方には、eSIM Martがおすすめです。eSIM Martとは世界最大級※の旅行用eSIM販売サイトです。インドをはじめ、世界200以上の国と地域で利用できるeSIMを購入することができます。周遊プランも取り扱っているため、インドだけでなく複数の国で利用できるeSIMも購入可能です。
eSIMはいつでもオンラインで購入でき、用途や旅行日数に合わせてデータ容量を選ぶことができます。
ここでは、eSIM Martで購入可能な、インドで使えるeSIMについて詳しく見ていきましょう。
eSIM Martについて
eSIM Martは、インドを含む世界200以上の国と地域を対象としたeSIMを購入できる、世界最大級※の旅行用eSIM販売サイトです。「簡単に選べる すぐに使える」をコンセプトに、豊富なキャリアとプランの商品を取り扱っており、自身に合った商品を選択し、購入することが可能です。料金は他の通信手段と比較して、お手頃です。
物理的なSIMカードやWi-Fiレンタルは、空港や店舗で事前に購入したり、予約・受取しなければなりません。
しかし、eSIM Martであれば、いつでもどこにいてもオンラインで購入することができます。
eSIMは購入後、スマホで簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用開始できます。
物理的なSIMカードのような交換作業は必要なく、SIMカードを紛失・破損するリスクもありません。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM Martで買えるインドのeSIMのスペック
eSIM Martで販売している、インドで利用できるeSIMのブランド・プラン体制は以下のようになっています。
- eSIM Mart インド1GB(7日): 1,485円
- SimOptions Smart Traveller eSIM 6GB(10日): 2,685円
- Three HK 30-Day Pass APAC 4GB(30日): 3,735円
- Three HK 30-Day Pass APAC 8GB(30日): 5,235円
- Orange Holiday World eSIM 10GB(14日): 5,985円
※上記料金は、2023年12月21日時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM Mart公式サイトにて直接ご確認ください
Orange Holiday World eSIMはリチャージが可能です。リチャージとはデータが途中で足りなくなった際に、インストールしたeSIMに、料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。他のプランについてはリチャージができませんが、インターネット環境があれば、追加で新しいeSIMを購入することができます。
また、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM Martで買えるインドのeSIMの詳細についてはこちら
eSIM Martの利用の流れ
eSIM Martの手続きは、購入からセットアップまですべてオンラインで完結します。
ここでは、eSIMの購入からセットアップの流れをみていきましょう。
eSIMの購入
eSIMの購入は、トップページの検索画面を表示し、以下の手順で行います。
- 検索欄に利用する国名を入力する
- 利用したいプランの「今すぐ購入」をクリックする
- ショッピングカートの中身に間違いなければ、連絡先・カード名義人、お支払情報を入力する ※入力したメールアドレスにeSIMのQRコードが届きます
- 「利用規約・プライバシーポリシーに同意し、SIMロックフリーのeSIM対応端末であることを確認しました。」のチェックボックスにチェックをいれて「支払い」をクリックする
- 決済完了後、注文が確定
注文完了後に購入明細書と、eSIMダウンロード用QRコードが記載されたPDFが添付されたメールが1通届くため、確認してください。
なお、eSIMは注文したら即時に発行されます。注文のキャンセル・交換はできないため、よく確認してから申し込みましょう。
セットアップ
eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行います。セットアップはSIMフリーもしくはSIMロックを解除したeSIM対応端末で、インターネット通信が安定している状態で行います。
セットアップの手順はiOS(iPhone)とAndroidで異なります。今回はiOSを例にインストールする方法をご紹介いたします。(AndroidにeSIMをインストールする方法はこちら)
iOSにeSIMをインストールする方法
セットアップの手順は、以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「モバイル通信」をタップ
- 「eSIMを追加」をタップ
- 「QRコードを使用」をタップし、カメラでQRコードをスキャン
※QRコードが読み取れない場合- ①「QRコードを使用」を選択し、画面下部にある「詳細情報を手動で入力」をタップ
- ② SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力(注文確認メールに添付されているPDFファイルに記載されています。また、通信事業者から確認コードが提供されている場合は、確認コードも入力してください。)
- 「モバイルデータ通信プランを追加」を選択する
- モバイル通信プランの名称を設定する
- デフォルト回線に「主回線」を選択する
- iMessage・FaceTime・AppleIDに「主回線」を選択する
- モバイルデータ通信に「主回線」を選択する
すべて完了すると通信に必要なeSIMの情報(eSIMプロファイル)がインストールされます。目的地に到着後、「設定」にてeSIMに切り替えることが可能です。
※「QRコード」はデンソーウェーブ社の登録商標です。
インドでeSIMを使うメリット
インドでeSIMを使うメリットは、以下の点が挙げられます。
- 紛失や破損のリスクがない
- オンライン上で購入や手続きが完了する
物理的なSIMカードはサイズが小さく無くしてしまう恐れがあります。また、扱いに慣れていないと、差し替えの際に破損させてしまうかもしれません。eSIMであれば、そのような心配をせずに済みます。
オンライン上で簡単に購入や手続きが完了するeSIMであれば、柔軟にインターネットを活用できるでしょう。
例えば、日本で事前にeSIMをインストールしておけば、インド現地に到着後すぐに回線を切り替えることが可能です。また、データの追加購入も可能なため、あえて少なめのデータプランを最初は購入し、後から足りない分のデータをリチャージする方法もあります。
インドでeSIMを使う場合の注意点
メリットが多いように見えるeSIMですが、次の注意点も念頭に置いておきましょう。
まず、eSIMは複数の端末で使うことはできません。SIMカードのように他のスマホに差し替えて使うことは不可能です。
別のスマホでもeSIMを使いたい場合は、新たに購入・インストールしましょう。
また、利用する携帯端末に、SIMロックがかかっていないことも確認しましょう。大手携帯会社でスマホを購入した場合、他社のSIMカードやeSIMが使えないように制限された「SIMロック」状態になっている可能性があります。SIMロックがかかっている場合は事前に解除してください。解除方法は、スマホを購入した会社ごとに異なります。下記ページよりご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
さらに、eSIMに対応していない端末があることにも注意しましょう。事前に自分のスマホがeSIMを使えるかどうかのチェックは必須です。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しているように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
インドのSIM・eSIM事情のまとめ
インドへ旅行や出張、留学で訪れる方にはeSIMがおすすめです。eSIMであれば、Wi-FiレンタルやSIMカードの購入などのように、店舗に立ち寄る手間が省くことができ、オンラインで手続きが完了します。紛失・破損の心配がない点も安心でしょう。
eSIM Martはオンラインで購入ができ、インターネットがつながる環境であれば、国内外でも購入が可能です。
インドへの旅行や出張の際には、eSIM MartでのeSIM購入をご検討ください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
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出典:外務省ホームページ
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出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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