
【2025年版】シンガポールで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
シンガポールを仕事や観光旅行などで訪れる際、インターネットを快適に利用したいのであれば、インターネット環境のチェックが欠かせません。そこで、この記事ではシンガポールのインターネットやSIM事情(eSIMを使う方法やメリットやデメリットなど)を解説します。
また、シンガポールでインターネットを快適に利用する際におすすめのeSIM販売サイト「eSIM square」も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
シンガポールで日本のスマホを使う方法
日本で使用しているスマホをシンガポールでも使いたい場合、いくつかの方法があります。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- シンガポールSIMカードの利用
- eSIMの利用
手軽に利用できるのが「国際ローミング」です。日本で契約している通信会社で、国際ローミングサービスが申込できます。しかし国際ローミングは料金の心配が付き物。スマホ代金の心配がなく自由にインターネットを利用するには、Wi-FiレンタルやSIMカード、eSIMなどの選択肢が考えられます。それぞれメリット・デメリットがありますので、特徴をしっかり把握しておきましょう。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングとは、日本で契約しているスマホや携帯電話をそのまま渡航先でも使用する方法です。海外で使用する場合は現地の携帯キャリアの通信設備を経由し、日本の通信設備へ接続します。この仕組みを「国際ローミング」と言います。
国際ローミングには、国際電話とデータ通信の2種類があります。従量課金制となっている場合もあるため、知らない間に料金が発生してしまうなど高額請求に注意が必要です。
メリットとしては、手間や時間がかからないことが挙げられます。携帯電話レンタルやWi-Fiルーターレンタルでは予約や宅配・店舗での受け取りの手間があり、また持ち運びの荷物も増えてしまいます。しかし、普段使用するスマホや携帯電話であればこのような心配はありません。デメリットは、上記のとおり、料金が高額になる可能性がある点です。
携帯レンタルとは、世界中で利用可能な携帯電話を借りるサービスを指します。最近ではスマートフォンのレンタルも提供されています。渡航先ではレンタルした携帯電話・スマートフォンを使用するイメージです。
携帯レンタルサービスであれば、現地の携帯電話会社のローカル回線を使用しているため、通話状態は安定しています。デメリットとしては、データ通信ができない機種が多いことや、使用の有無にかかわらずレンタル料などの費用が発生する点などです。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiレンタルとは、海外でも使えるWi-Fiルーターを貸し出すサービスです。現地到着後にレンタルしたWi-Fiルーターの電源をオンにし、お持ちのスマートフォンと接続するだけで、現地に到着したらすぐにインターネットに接続することができます。
Wi-Fiレンタルのメリットは「海外でもすぐにインターネット接続ができる」「1台のルーターで、スマホ・タブレット・パソコンなどさまざまなデバイスでインターネットが利用できる」「複数人でインターネットに接続できる」といった点です。
デメリットとしては、「持ち歩く必要があるため荷物が増える」「紛失・紛失・盗難のリスクがある」「バッテリーがなくなると使えない」といったものが挙げられるでしょう。
また、シンガポールのWi-Fiレンタルについて詳しく解説している記事もあります。詳しくはこちらからご覧ください。
シンガポールSIMカードの利用
シンガポールのSIMカードを購入して、スマホ本体に挿し込むことでインターネットに接続する方法もあります。
SIMとは、「Subscriber Identity Module」の略です。カードのような形状のチップのようなものであるため、「SIMカード」と呼ばれています。
なお、SIMカードを差し替えるためには「SIMフリー」のスマートフォンである必要があるため、注意してください。
SIMカードのメリットには、料金がリーズナブルであったり、さまざまなプランから選べたりするなどが挙げられます。デメリットは、設定に手間がかかったり、複数人で利用できなかったりすることです。
SIMカードは、シンガポールでも購入できます。外国語でのコミュニケーションに自信がない方は、日本でネット通販から購入して渡航するのがいいでしょう。
eSIMの利用
eSIMとはEmbedded SIM(組み込み型のSIM)の略で、端末内に組み込まれているSIMのことを指します。SIMカードの入れ替えが不要で、通信プランをオンラインで契約後に設定するだけで利用可能なのがメリットです。
デメリットとしては、キャリアによっては対応していないものがあること、eSIM対応端末が限られていることなどが挙げられます。また、キャリアによってはデータ通信専用プランのみの提供で、音声通話が利用できないものもあるため注意が必要です。
シンガポールでSIMカードを使う方法
シンガポールのSIMカードを使う場合には、シンガポールのSIMカードの購入が必要です。シンガポールのSIMカードは、日本国内もしくは現地で購入できます。
現地で購入する場合は、日本よりも多少安く手に入れられるほか、SIMカードの種類も豊富にある点はメリットです。ただし、設定をしてくれないお店がある他、英語での接客を受けることになるかと思います。海外現地での購入が不安な方は、日本で購入してから行きましょう。日本で購入する場合は、インターネット通販で購入可能です。
シンガポールの通信社が発行している代表的なSIMカードには、以下のようなものがあります。
- Singtel
- StarHub
- M1
Singtelはシンガポール最大手の通信会社です。シンガポール全土で安定した通信環境とセキュリティレベルの高い通信技術が特徴で、安全に大容量のデータ通信ができるため人気となっています。
StarHubも大手通信会社の1つです。安価な料金と安定した通信速度で人気を集めています。空港やオンラインで購入が可能です。
M1も同じく、シンガポールの代表的な通信会社のひとつです。日本語対応のサービスが充実しているのが特徴で、SIMカードを現地で受け取ると日本語の説明書がもらえます。
ここでは、Singtelが提供している旅行者向けのSIMカード「hi! Tourist SIM」を紹介します(2025年5月時点)。
データ量、通話制限 | 有効期間 | 料金 |
4Gデータ100GB、国内通話100分 | 14日 | S$12 |
4Gデータ100GB、国内通話100分 | 28日 | S$18 |
5Gデータ無制限、国内通話無制限 | 28日 | S$30 |
SIMカードのデメリットは、物理カードの入れ替えが必要な点です。小さなカードをスマホから出し、帰国するまで持ち運ぶ必要があるため、紛失・破損のリスクがあります。
シンガポールでeSIMを使う方法
シンガポールでeSIMを使うには、まずeSIMの購入が必要です。eSIMは、SIMカードを差し替える必要がなく、スマホの設定を変更することで通信環境を切り替えられます。
シンガポールで使用可能なeSIMには、以下のようなものがあります。
- Holafly(オラフライ)
- GlobaleSIM(グローバルイーシム)
- Flexiroam(フレキシローム)
例として、Holaflyの料金やデータプランは以下のとおりです。
販売店 | データプラン | 利用期間 | 料金 |
Holafly | 無制限 | 5日 | 3,900円 |
10日 | 5,490円 | ||
30日 | 1,0990円 | ||
60日 | 15,790円 |
※2025年5月時点
シンガポールでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
シンガポールでeSIMを購入する際に不安なのが、現地対応やトラブル時の対応でしょう。そんなときは、世界中どこからでも日本語でオンライン購入可が能なeSIM 販売サイト「eSIM square」がおすすめです。ここでは、eSIM squareについて、特徴や商品、購入方法などを解説します。
eSIM squareについて
株式会社テレコムスクエアが運営しているeSIM squareでは、最短3分・簡単2ステップでeSIMを利用することができます。世界200以上の国と地域に対応した様々なeSIMプランを取り扱っており、リチャージ機能や、通話/SMS機能付きプラン、無制限プランなどを販売しています。続々とラインナップが拡充されていきますので、是非チェックしてみてください。
利用方法は、公式サイトから購入してスマホで簡単な設定をするだけです。物理的なSIMの差し替えが必要なく、ネットが繋がる環境であればいつでもどこでもセットアップまでの手続きが完了します。SIMカードの交換作業も必要なく、SIMカードを紛失したり破損したりするリスクもありません。
さらに、日本語のカスタマーサポートがあるので、eSIMが初めてで使い方が不安な方や、万が一のトラブルの際にも、いつでもお問い合せ可能です。専門の日本語スタッフからのサポートを受けることができるので安心です。
eSIM squareで買えるシンガポールのeSIMのスペック
eSIM squareで購入可能なシンガポールのeSIMのプランは以下のようになっております。
プラン | データ容量 | 使用可能期間 | 料金 |
eSIM square シンガポール1GB | 1GB | 7日 | 980円 |
eSIM square シンガポール3GB | 3GB | 7日 | 1,070円 |
eSIM square シンガポール3GB | 3GB | 15日 | 1,780円 |
eSIM square シンガポール5GB | 5GB | 15日 | 1,475円 |
eSIM square シンガポール7GB | 7GB | 15日 | 1,550円 |
eSIM square シンガポール10GB | 10GB | 20日 | 1,700円 |
eSIM square シンガポール10GB | 10GB | 30日 | 3,480円 |
eSIMを使うには、利用するスマホがSIMロック解除済みであること、eSIMが対応可能な機種であることの条件があります。ご自身のスマホが対応端末なのか、SIMロックがかかっていないかを事前に確認しましょう。
また、eSIM squareで取り扱っているシンガポールのプランはリチャージとデータ量の確認が可能です。現地でギガ不足に陥ってしまったとしても、アプリからすぐに必要な分のギガを追加購入することが可能です。
eSIM squareで買えるシンガポールのeSIMの詳細についてはこちら
eSIM squareの利用の流れ
eSIM squareの手続きは、購入からセットアップまですべてオンラインで完結します。
ここでは、eSIMの購入からセットアップの流れをみていきましょう。
【アプリまたはサイトから】eSIMの購入方法
eSIM squareはアプリまたはサイトから購入することができます。
- eSIM squareのアプリまたは購入サイトにアクセスする
App Storeはこちら
Google Playはこちら
eSIM square公式サイトはこちら - 利用したい国、地域を検索、または選択する
- プランの詳細をタップする
- 購入商品を決めたら「ログインして購入」をタップする
- はじめての場合「新規会員登録」をタップする
- メールアドレスを入力、利用規約を確認し、「新規登録」をタップする
- 入力したメールアドレスに確認コードが届く
- 確認コードを入植し、「次へ」をタップする
- 会員情報を入力後、「登録」をタップする
- 支払方法の「変更」をタップする
- 希望の支払い方法を選択する
- 支払方法を決定後「購入を確定」をタップする
- 決済完了後、注文が確定
なお、eSIMは注文したら即時に発行されます。注文のキャンセル・交換はできないため、よく確認してから申し込みましょう。
セットアップ
eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行います。セットアップはSIMフリーもしくはSIMロックを解除したeSIM対応端末で、インターネット通信が安定している状態で行います。
セットアップの手順はiOS(iPhone)とAndroidで異なります。今回はiOSを例にインストールする方法をご紹介いたします。(AndroidにeSIMをインストールする方法はこちら)
iOSにeSIMをインストールする方法
セットアップの手順は、以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- モバイル通信を選択する
- SIMの欄から「eSIMを追加」をタップする
- 「モバイル通信を設定」画面が開くので「QRコードを使用」ボタンをタップする
- QRコードをスキャンする
- 「eSIMをアクティベート」画面でアクティベート処理を待つ
- 2回線までしか同時に使用できないため、不要な回線はオフにする
- 「eSIMアクティベート中」の画面が表示されるため「続ける」ボタンをタップする
- SIMの欄にeSIMが追加されていることを確認する
すべて完了すると通信に必要なeSIMの情報(eSIMプロファイル)がインストールされます。目的地に到着後、「設定」にてeSIMに切り替えることが可能です。
シンガポールでeSIMを使うメリット
シンガポールでeSIMを使用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず1つ目に「紛失や破損の心配がない」という点です。物理的なSIMカードは紛失するリスクがあります。小さいため、扱いに慣れていないと破損してしまったり、無くしてしまったりするかもしれません。eSIMであればそのような心配はせずに済みます。
2つ目は「購入からセットアップ、利用まで全てオンライン上で完結できる」ところです。eSIMはインターネットさえつながれば、日時・場所を問わずオンライン上で簡単に利用することができます。そのため、シンガポールに到着した際、すぐにインターネットを使用することができるのもメリットです。
シンガポールでeSIMを使う場合の注意点
では、先述したメリットの反面、どのような注意点があるのでしょうか。
まず1つ目に、eSIMは複数の端末で使うことはできません。SIMカードのように、別のスマホに差し替えて利用することができないため、ほかの端末で使用したい場合は、再度eSIMの再発行・再購入の手続きが必要です。
2つ目に、お使いになられているスマホが、「SIMロック」状態になっている場合、事前に解除しておくことが必要です。大手キャリアで購入したスマホを使う場合、「SIMロック」状態になっていることが多いです。解除方法はキャリアごとに異なるので、以下より確認してみてください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
3つ目に、eSIMに対応していない機種があることにも注意が必要です。事前にお手持ちのスマホがeSIM対応機種であるかどうかは必ずチェックしてください。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しています。このように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
シンガポールのSIM・eSIM事情のまとめ
シンガポールで安心してインターネットに接続するには、Wi-FiレンタルやSIMカード購入などの方法があります。とくにeSIMであれば、購入からセットアップまでオンラインで完結できるので、カウンターに並ぶ手間やSIMカードの破損・紛失がなくおすすめです。
「eSIM square」は、日本からでもシンガポールからでもオンラインで購入可能で、ご自身に合った商品を複数のプランの中から選択ができます。シンガポールへの旅行や出張時には、ご利用をご検討ください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
シンガポール関連記事
-
シンガポールを仕事や観光旅行などで訪れる際、インターネットを...シンガポールを仕事や観光旅行などで訪れる際、インターネットを快適に利用したいのであれば、インターネット環境のチ...海外SIM情報シンガポール(更新)
Telecom Times編集部 -
シンガポールは各地に無料Wi-Fiスポットがあり、インターネ...シンガポールは各地に無料Wi-Fiスポットがあり、インターネット・Wi-Fi環境が良好な地域です。ただしセキュ...海外Wi-Fi情報シンガポール(更新)
Telecom Times編集部 -
マーライオンパークやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど魅力的なス...マーライオンパークやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど魅力的なスポットがいっぱいのシンガポール。その旅行中に、あれ...旅行の持ち物シンガポール(更新)
Telecom Times編集部
海外の国・地域の記事
ア | |
カ | |
サ | |
タ | |
ナ | |
ハ | |
マ | |
ヤラ |
最新記事
-
バックパッカーとして日本全国を旅する場合でも、ビジネス渡航で...バックパッカーとして日本全国を旅する場合でも、ビジネス渡航で賑やかな都市を移動する場合でも、また週末の休暇を楽...その他お役立ち情報Bounce(更新)
Telecom Times編集部 -
株式会社テレコムスクエアは、セルフWi-Fiレンタル「WiF...株式会社テレコムスクエアは、セルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」を、秋田空港の国内・国際線の計2カ所に設...お知らせWiFIBOX空港
Telecom Times編集部 -
株式会社テレコムスクエアは、非接触で簡単にモバイルWi-Fi...株式会社テレコムスクエアは、非接触で簡単にモバイルWi-FiルーターをレンタルできるセルフWi-Fiレンタル「...お知らせWiFiBOX
Telecom Times編集部