初心者がやりがちなeSIM設定ミス5選と正しい設定のコツ
「eSIMの存在は知っているけど使い方がよくわからない」「海外で使えなかったら怖い!」
海外旅行で便利なeSIMですが、初めてだと設定や利用方法が不安で、まだ手を出せていない方は多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者がハマりがちな設定ミスをわかりやすく解説し、安心して利用できるおすすめサービスもご紹介します!
ぜひ、荷物準備の際にチェックしながら進めてみてくださいね!
Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
eSIMとは?設定の基本と海外利用時のポイント

まずはeSIMの基本の使い方と海外で利用する際の注意点を解説していきます。
- ・そもそもeSIMとは?
- ・eSIMの設定とは何をするのか?
- ・海外旅行で使うときの注意点
そもそもeSIMとは?
eSIMは「Embedded SIM(埋め込み型SIM)」の略称で、スマホの本体に内蔵されているSIMのことを指します。従来のSIMカードは、海外旅行の度に渡航国用のSIMカードへ差し替える必要がありましたが、eSIMはアプリやQRコードから簡単に設定ができるため、とても便利でスムーズに利用できます。
eSIMの詳細は以下を参考にしてください。
eSIMの設定とは何をするのか?
では具体的にeSIMの設定方法について解説します。
eSIMの設定には大きく分けて3つの方法があります。
① QRコードを読み込んでインストール
- OTAやeSIM販売サイトで購入するとQRコードが送付されるため、それを印刷もしくは別の端末で表示させて読み込むことでeSIMのインストールが行えます。
② 手動設定でインストール
- eSIMを購入すると、QRコードとあわせて、手動設定用のコードが共有されます。そのコードをスマホのeSIM設定画面に入力することでeSIMをインストールできます。
※入力方法や項目名は機種によって異なります。
③ 専用アプリやウェブサイトから直接インストール(iOSのみ)
- eSIMブランドのアプリやウェブサイトから購入した場合、ボタン一つでインストールが行なえる機能が利用できる場合があります。
海外旅行で使うときの注意点
設定方法を理解して「意外と簡単そうだから使ってみよう」と思った方も多いかもしれませんが、油断は禁物です。海外旅行でeSIMを使う場合は、事前準備や設定のタイミング、対応機種の確認が欠かせません。
現地に到着してから慌てないよう、これからご紹介する設定ミスの例とその対策についてしっかりと確認しておきましょう。
初心者が失敗しやすいeSIM設定ミス5選とその対策

ここからは、eSIM初心者の設定の失敗例とその対策についてご紹介します。
事前にポイントを押さえ、海外でも安心して使える準備をしておきましょう。
- ・データローミング設定がオフのまま
- ・機内モードのままで通信できない
- ・SIMロック解除していないスマホを使っていた
- ・eSIM非対応の端末だった
- ・日本を対象国に含む周遊プランを日本でインストールしてしまった
1.データローミング設定がオフのまま
初心者が最初につまずきやすいポイントが、eSIMのデータローミング設定です。
QRコードとあわせて、手動設定用のコードが共有されます。
「日本の回線をオフにして、海外用のeSIMをオンにしたのに繋がらない!」という場合は、海外用eSIMのデータローミング設定がオフになっていないかを確認してみましょう。
▼ 対策
- 現地に到着したら、以下の設定を確認する
- ・日本で使用している回線⇒オフ
- ・海外用eSIMの回線⇒オン
- ・海外eSIMのデータローミング⇒オン
2. 機内モードのままで通信できない
「日本でeSIMを準備して、現地に着いたらすぐに使えると思っていたのに、全然繋がらない・・」
そんなときは、まず機内モードがオフになっているかを確認しましょう。
飛行機に乗るとき、多くの人は機内モードをオンにします。しかし、長時間のフライトのあと、現地到着後に解除し忘れているケースは意外と多いです。
機内モードがオンのままだと、どんなに正しくeSIMを設定していてもモバイル通信ができません。
▼ 対策
- ・海外に到着して飛行機を降りたら、まずは機内モードをオフにする
- ・eSIMが有効であるかの確認も一緒に行う。
3. SIMロック解除していないスマホを使っていた
海外旅行でeSIMが使えない原因のひとつが、「SIMロックを解除していない端末を使っていた」ことです。
「eSIM対応端末」とは別ものなので、特にeSIM初心者や海外旅行に不慣れな方が見落としやすいポイントです。
2021年10月以降に日本で発売されたスマートフォンは、総務省のガイドラインにより原則としてSIMロックがかかっていません。そのため、最近購入したスマホであれば特別な手続きは不要なケースがほとんどです。
一方で、2021年9月以前に購入した端末や、中古で購入したスマホは、SIMロックが残っている可能性があります。
各キャリアのSIMロック解除方法を参考にしてください。
▼ 対策
- ・eSIM購入前に、お使いのスマホがSIMフリーまたはSIMロック解除済みであるか
- ・出発直前や現地到着後にSIMロックがかかっていることが判明した場合は海外用ポケットWi-Fi(WiFiBOX)をレンタルする
4. eSIM非対応の端末だった
SIMロックと同じく、eSIM初心者が見落としやすいのが対応端末の確認です。
eSIMはすべてのスマホで利用できるわけではなく、古い機種や一部の海外モデルでは非対応のケースがあります。
自分で調べてもわからない場合は、購入したキャリアや販売店に問い合わせて確認しましょう。
▼ 対策
- ・eSIM購入前に、お使いのスマホがeSIM対応端末であるか必ずチェックする
- ・もし非対応だった場合、海外用ポケットWi-Fiをレンタルするか、現地SIMカードを購入するかを検討する
5. 日本を対象国に含む周遊プランを日本でインストールしてしまった
初心者に限らずeSIMの設定ミスとしてよくあるのが、「購入した周遊プランの対象国に日本が含まれており、気が付かずに日本でインストールしてしまった」ケースです。この失敗をすると、「旅行日数に合わせてeSIMを購入したのに、現地で途中から使えなくなった」という事態に陥ります。
eSIMの利用日数がカウントされ始めるタイミングは、一部商品を除き、現地で通信が発生したタイミングで利用が開始されることがほとんどです。
そのため、購入した周遊プランに日本が含まれていると、日本の回線をキャッチしてeSIMの利用日数カウントがスタートしてしまうのです。
▼ 対策
- ・周遊プランを購入した場合、対象国に日本が含まれているか確認する
- ・不明な場合は、利用期限に余裕のあるものを選ぶ、または現地到着後にインストールする
eSIM設定が不安な人におすすめ|「eSIM square」の魅力
結論から言うと、eSIMの設定に不安がある初心者には「eSIM square」がおすすめです! 購入から設定までの流れがとてもシンプルで、ガイドもわかりやすく、サポート体制も充実しています。「興味はあるけれど設定が難しそう・・」と感じていた方でも、安心してスムーズに利用を始められるサービスです。
eSIM squareとは
eSIM squareは、旅行用モバイル通信サービスを30年以上にわたり提供してきた「テレコムスクエア」が運営するeSIM販売サービスです。
通信に関する知識と実績が豊富な会社が運営しているため、初めてeSIMを利用する方でも安心してご利用いただけます。世界200以上の国・地域に対応しており、リチャージ可能な商品も用意しているため、旅行先や滞在期間に合わせて最適なプランを選べるのが特徴です。
さらに、専用アプリから簡単に購入・インストールができ、最短数分で開通可能日本語でのサポート体制も整っているため、万が一のトラブルでも安心です。
初心者にやさしい設定ガイド付き
「eSIMの購入方法や設定方法がまったくわからない・・」という初心者の方も安心。eSIM squareでは、初めてでも迷わず設定できるように、動画と文章でわかりやすく解説したクイックガイドを用意しています。
ガイドでは、購入手順から「手動設定」「QRコード設定」「ダイレクトインストール」の3種類の設定方法までを丁寧に紹介しています。
特に「ダイレクトインストール」は、購入したサイトの指示に従ってボタンをタップするだけで簡単にeSIMをインストールできる最新機能で、クイックガイドに沿って進めるだけでスムーズに利用開始できます。(iOSのみ)
複雑な手順が苦手な方でも、安心してeSIMを設定してすぐに使い始められるのが、eSIM squareの魅力です。
eSIM設定が不安でも安心できる3つの理由
ずばり、eSIM squareが初心者の方におすすめである理由は以下の3つです!
① 24時間の日本語サポート
- 海外旅行中に通信のトラブルがあると焦りますよね。eSIM squareなら24時間体制の日本語サポートがあり、メールやチャットでいつでも相談可能。英語が苦手な方や初めてのeSIM利用でも安心して使えます。
② 商品ごとの必要情報がわかりやすい
- eSIMは商品によって仕様が異なるため、初心者が混乱しやすいポイントです。eSIM squareでは、APN設定・リチャージ可否などがほとんどの商品ページに表示されています。そのため、購入前にしっかり確認でき、設定ミスを防げます。
③ 2ステップで簡単インストール
- 初心者にとってeSIM利用の最大の壁はインストール手順ではないでしょうか。eSIM squareはダイレクトインストール機能(iOSのみ)に対応しており、ボタン一つでeSIMを追加できます。ダイレクトインストールが利用できない場合でも、QRコードの読み取りのみでスムーズに使い始められます。
eSIM設定前に確認したいチェックリスト【保存版】

ここでは、eSIMを購入・設定しようとしている方に必見のチェックリストをご紹介します。
海外到着後に繋がらないといったトラブルを防ぐため、eSIMの購入前や設定時に活用してみてください。
チェックリスト
▼ eSIM購入前の確認項目
- ✅自分のスマートフォンがeSIM対応端末か
- ✅SIMロックが解除されているか
⇒参考:SIMロック解除していないスマホを使っていた - ✅滞在日数に合ったプランを選んでいるか
⇒旅行日数をカバーできない短期間プランを選ぶと、滞在中に通信が切れる可能性があります。 - ✅利用目的に合ったデータ容量か
⇒SNS・動画などを多く見る人などは、なるべく大容量のプランを選ぶのがおすすめです。 - ✅周遊プランを購入の場合、対象国に日本が含まれていないか
⇒参考:日本を対象国に含む周遊プランを日本でインストールしてしまった - ✅購入先が信頼できる販売元か
⇒eSIMはさまざまな販売サイトで購入できますが、サポート体制やレビューを確認し、信頼できる公式ストアから購入するのがおすすめです。
▼ eSIM設定時(現地到着後)の確認項目
- ✅安定したWiFi環境があるか
⇒eSIMのインストールにはインターネット環境が必要です。 - ✅機内モードをオフにしたか
- ✅日本の回線をオフにしたか
- ✅海外用eSIMの回線をオンにしたか
- ✅海外用eSIMのデータローミングをオンにしたか
よくある質問(FAQ)

eSIMに関するよくある質問とその解説をご紹介します。
「設定がうまくいかなかった」、「eSIMの設定に関してまだ不安が残っている・・」という方はぜひ参考にしてください。
eSIMを設定したのに繋がらない原因は?
A.
eSIMを設定したのにインターネットに繋がらない場合は、まず上記で載せているチェックリスト項目を確認しましょう。多くの場合、データローミング設定がオフになっていることが原因です。それでも改善しない場合は、スマホの再起動や通信エリアの確認、APN設定の確認も行ってみましょう。APNを手動で設定する必要がある場合は、商品ページの案内に従って入力しましょう。
eSIMはどのタイミングで通信が始まるの?
A.
eSIMは基本的に現地で通信をキャッチしたタイミングで利用が開始されます。
対象国に日本が含まれている周遊プランを購入した場合、日本でインストールすると利用日数のカウントが開始してしまうため、注意しましょう。
プロファイル名が「副回線」になっているけど変更できる?
A.
海外用eSIMを設定したときに、スマホの画面にデフォルトで「副回線」「個人」「旅行」などと表示されることがありますが、この名称は自由に変更できます。
モバイル設定画面の「モバイル通信プランの名称」や「eSIM名の編集」から、お好きな名前を入力するだけでOKです。
ちなみにデフォルト名のままでも通信機能には影響しないため、変更は必須ではありません。自分がわかりやすいように設定しましょう。
eSIM squareでうまく設定できないときは?
A.
eSIM squareで購入したeSIMが、これまで紹介した方法を試しても接続できない場合は、サポートチームに問い合わせてみましょう。24時間メールやチャットから日本語で連絡することができます。通信状況や設定状況がわかる画面キャプチャを添えて問い合わせをすると、よりスムーズに解決できます。
まとめ

持ち運びやSIM差し替えの手間がなく、手軽に使えるeSIMは、今や海外旅行の新常識です。しかし、初めて利用する人にとっては設定や注意点が少し難しく感じることもあるでしょう。だからこそ、事前に正しい知識を身につけることが大切です。
基本を理解しておけば、現地での通信トラブルも防げて、旅先での時間を思いきり楽しめます。次の旅行では、スマホひとつで簡単に使えるeSIMを試して、もっと快適でスマートな旅を体験してみましょう!
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出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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