ニュージーランドで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
ニュージーランドの観光や出張では、インターネットをどうするか迷うこともあるのではないでしょうか。海外でも日本と同じように、スマホが使えると安心です。
本記事ではニュージーランドのインターネット事情や、スマホを使う方法、いつでもオンラインで購入できる販売サイト「eSIM Mart」について解説します。
目次
ニュージーランドで日本のスマホを使う方法
ニュージーランドで日本のスマホを使う場合、主に次の4つの方法があります。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- ニュージーランドSIMカードの利用
- eSIMの利用
ここでは、それぞれの特徴を解説します。ぜひ、自分に合う方法を見つけてください。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングとは、国内で契約をしているスマホを海外でも利用することです。日本で契約しているキャリアと提携している現地の通信事業者の電波を利用し、インターネットにつなぎます。
国際ローミングは、いつも使っているスマホをそのまま海外でも利用できるのがメリットです。しかし、利用方法によってはあとから高額請求が来る可能性があるため、注意しなければなりません。
日本の携帯電話会社では、国際ローミングを定額料金プランで提供しているところもあります。それらのプランを利用すれば料金を抑えてローミングできるため、契約しているキャリアが提供しているか確認してみましょう。
契約しているキャリアが国際ローミングの定額プランを用意していない場合、携帯レンタルという方法もあります。携帯レンタルはスマホのみをレンタルする方法だけでなく、SIMカードのみ、スマホとSIMカードの両方をレンタルするなど、いくつかの方法から選べます。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiレンタルとは、モバイルルーターをレンタルしてインターネットに接続するサービスのことです。スマホのほか、タブレットやパソコンなど複数モバイルに接続したいときに便利です。ルーターを受け取って簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用できます。
フリーWi-Fiはセキュリティ面で心配という場合も、Wi-Fiレンタルであればパスワードを利用してインターネットに接続するため、安心して利用できます。
ルーターは宅配や店舗で受け取ります。サービスによっては、出発や到着時の空港カウンターで受け取り・返却ができるため、手間がかかりません。
ニュージーランドで使えるWi-Fiレンタル情報について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
ニュージーランドSIMカードの利用
SIMカードとは、契約者の情報が記録されている小さいカード型のICチップのことです。スマホでインターネット通信を行うために欠かせません。ニュージーランドで使えるSIMカードもあり、購入してスマホのSIMカードを差し替えれば、現地でもインターネットを利用できます。
ニュージーランドでSIMカードを使用する場合、現地に到着してから空港などのショップで購入する方法と、出発前に日本で購入し、現地で差し替える方法のどちらかを選びます。
ただし、お手持ちのスマホがSIMロック状態だと、他社のSIMカードは使えません。ロックがかかっている場合は事前に解除しておきましょう。
eSIMの利用
eSIMを購入してスマホを使う方法もあります。eSIMとは、スマホ本体に埋め込まれた本体一体型のSIMのことです。SIMカードのように差し替える必要がなく、コードを受け取り、スマホで簡単な設定をするだけでインターネットに接続できます。
ニュージーランドで利用できるeSIMは各種会社から販売されていますが、eSIMの利用には以下のような条件があります。
- eSIMに対応しているキャリアと契約していること
- スマホがeSIM対応機種であること
eSIMを利用したい場合は、この2つに該当しているかを事前に確認しておきましょう。
ニュージーランドでSIMカードを使う方法
ニュージーランドでSIMカードを使う場合、現地で購入する方法と、日本で購入しておく方法の2通りがあります。現地で購入する場合は、以下の4社がSIMカードを提供しています。
- Spark
- Vodafone
- 2degree
- Skinny
観光旅行など短い滞在の場合は、VodafoneかSparkがおすすめです。SIMカードは空港で到着してから購入できるほか、街に出ればショッピングモールやスーパーマーケットなどでも購入できます。
ただし、スーパーマーケットの場合は店舗によっては店員がSIMカードに慣れていないこともあるため、注意しましょう。ショッピングモールに入っている携帯電話会社のショップであれば、詳しい店員が対応してくれます。
日本で購入する場合、Amazonや楽天などの通販サイトで購入できます。一例として、ニュージーランドで使える10日間・5GBのSIMカードは、Amazonで1,980円(税込)※という価格で販売されています。
※2023年8月現在の価格
ニュージーランドでeSIMを使う方法
ニュージーランド向けのeSIMは、主に次の3社が提供しています。
- Nomad SIM
- Glocal eSIM
- Airalo
また、eSIMを利用するにはeSIMに対応しているキャリアと契約していること、スマホの機種がeSIMに対応していることの2点が必要です。eSIMに対応しているキャリアは、大手4大キャリアであるau、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルであれば、eSIMに対応しています。
格安SIMはまだ対応している会社は少なく、ワイモバイルやUQモバイルなどに限られています。格安SIMを利用している場合は、事前に確認しておきましょう。
eSIMは、インターネットが使える環境で、通信会社の公式サイトもしくは通販サイトから申し込みます。申込後はメールでコードが送られてくるため、開通作業を行えばすぐにインターネットの利用が可能です。
ニュージーランドでeSIMを使うならeSIM Martがおすすめ
ニュージーランドでeSIMを利用したい方には、eSIM Martがおすすめです。ニュージーランドをはじめ、200以上の国と地域で利用できるeSIMを、オンラインで購入することができます。
購入時に会員登録が不要なため、面倒な手続きはございません。
ここでは、eSIM Martで購入可能な、ニュージーランドで使えるeSIMのプランや料金について詳しく見ていきましょう。
eSIM Martについて
eSIM Martは、ニュージーランドを含む世界200以上の国と地域で利用できるプリペイド式eSIMを取り扱っている世界最大級※の旅行用eSIM販売サイトです。加えて、136社のキャリアを取り扱っているので、豊富な商品の中から自身に合ったものを購入することができます。
Wi-Fiレンタルのように、宅配手数料などは一切かからず、プランの購入料金のみで利用できるため、比較的に安く海外でインターネットをご利用いただけます。
また、物理的なSIMカードのように、空港や店舗、ネットショップで事前に購入する必要もありません。
SIMカードの交換作業も必要なく、SIMカードを紛失したり破損したりするリスクもありません。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM Martで買えるニュージーランドのeSIMのスペック
eSIM Martで購入可能なニュージーランドのeSIMのプランは次の通りです。
- eSIM Mart ニュージーランド1GB/7日間...1,485円
- Three HK 30-Day Pass 10GB/30日間...3,735円
- Three HK 30-Day Pass 20GB/30日間...5,235円
※上記料金は、2023年12月21日時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM Mart公式サイトにて直接ご確認ください
30-Day Passはニュージーランドだけでなく、香港・カナダ・イギリス・オーストラリア・アメリカでもご利用いただけます。他国を訪れる予定がある方にもご利用いただけます。
eSIM Martで取り扱っているニュージーランドのeSIMは、リチャージすることはできませんが、インターネット環境があればいつでも追加購入ができます。
対応できる端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に対応しているか確認しておきましょう。
eSIM Martで買えるニュージーランドのeSIMの詳細についてはこちら
eSIM Martの利用の流れ
eSIM Martの手続きは、購入からセットアップまですべてオンラインで完結します。
ここでは、eSIMの購入からセットアップの流れをみていきましょう。
eSIMの購入
eSIMの購入は、トップページの検索画面を表示し、以下の手順で行います。
- 検索欄に利用する国名を入力する
- 利用したいプランの「今すぐ購入」をクリックする
- ショッピングカートの中身に間違いなければ、連絡先・カード名義人、お支払情報を入力する ※入力したメールアドレスにeSIMのQRコードが届きます
- 「利用規約・プライバシーポリシーに同意し、SIMロックフリーのeSIM対応端末であることを確認しました。」のチェックボックスにチェックをいれて「支払い」をクリックする
- 決済完了後、注文が確定
注文完了後に購入明細書と、eSIMダウンロード用QRコードが記載されたPDFが添付されたメールが1通届くため、確認してください。
なお、eSIMは注文したら即時に発行されます。注文のキャンセル・交換はできないため、よく確認してから申し込みましょう。
セットアップ
eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行います。セットアップはSIMフリーもしくはSIMロックを解除したeSIM対応端末で、インターネット通信が安定している状態で行います。
セットアップの手順はiOS(iPhone)とAndroidで異なります。今回はiOSを例にインストールする方法をご紹介いたします。(AndroidにeSIMをインストールする方法はこちら)
iOSにeSIMをインストールする方法
セットアップの手順は、以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「モバイル通信」をタップ
- 「eSIMを追加」をタップ
- 「QRコードを使用」をタップし、カメラでQRコードをスキャン
※QRコードが読み取れない場合- ①「QRコードを使用」を選択し、画面下部にある「詳細情報を手動で入力」をタップ
- ② SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力(注文確認メールに添付されているPDFファイルに記載されています。また、通信事業者から確認コードが提供されている場合は、確認コードも入力してください。)
- 「モバイルデータ通信プランを追加」を選択する
- モバイル通信プランの名称を設定する
- デフォルト回線に「主回線」を選択する
- iMessage・FaceTime・AppleIDに「主回線」を選択する
- モバイルデータ通信に「主回線」を選択する
すべて完了すると通信に必要なeSIMの情報(eSIMプロファイル)がインストールされます。目的地に到着後、「設定」にてeSIMに切り替えることが可能です。
※「QRコード」はデンソーウェーブ社の登録商標です。
ニュージーランドでeSIMを使うメリット
ニュージーランドでeSIMを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
eSIMはオンライン上で購入や手続きが完了します。
そのため、物理的なSIMカードの抜き差しが必要のないeSIMであれば、紛失や破損する心配がありません。SIMカードの保管に気を使う必要もないため安心です。
また、現地の店舗にわざわざ足を運ぶ必要もありません。スタッフとの英語のやり取りはハードルが高く感じる方もいるでしょう。ニュージーランドでも日本でもオンラインで購入することができ、さらにはリチャージも可能なので、簡単にインターネットを利用することができます。
ニュージーランドでeSIMを使う場合の注意点
一方、eSIMを使う際の注意点もいくつかあります。
eSIMは複数の端末で使うことはできません。他のスマホでもeSIMを使う場合は、そのスマホ用のeSIMを新たに購入・インストールする必要があります。
また、大手キャリアで購入したスマホの中には、他社のSIMカードやeSIMが使えないように制限された「SIMロック」状態になっている可能性があります。この場合、事前に解除する必要があるので、注意しましょう。解除方法はスマホを購入した会社ごとに異なりますので、下記ページより設定方法をご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
さらに、eSIMに対応していない機種があることにも注意が必要です。事前に自分のスマホがeSIMを使えるかどうかは必ず確認しておきましょう。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しているように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
ニュージーランドのSIM・eSIM事情のまとめ
ニュージーランドに出張や旅行をする際、インターネットの接続方法を考えておきましょう。
「スマホひとつで出かけるため、できるだけ手間を省きたい」という方には、eSIMがおすすめです。SIMカードの差し替えなど面倒がなく、利用したいときにいつでもどこでも手続きできます。
eSIM Martで販売中のeSIMであれば、ニュージーランドをはじめとした複数のインターネットを利用できます。データ容量が選べるため、必要な分のプランを購入でき、無駄がありません。ニュージーランドへの出張・旅行を予定している方は、ぜひご活用ください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
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出典:外務省ホームページ
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在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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