
【2025年版】フランスで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
フランスに旅行や出張に行く際、インターネットの利用は欠かせません。フランスはパリを中心にフリーWi-Fiを利用できますが、SIMカードやeSIM、Wi-Fiレンタルなどを用意すればネット環境に不自由することはないでしょう。
本記事ではフランスのインターネット事情や、おすすめのeSIM販売サイト「eSIM square」について解説します。


・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる
Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
フランスで日本のスマホを使う方法
フランスで日本のスマホを使う場合、主に次の方法があります。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- フランスSIMカードの利用
- eSIMの利用
それぞれに特徴があるため、よく確認して自分に合うものを選びましょう。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングとは、海外にスマホを持参し、現地の通信事業者のネットワークを利用してデータ通信を行う仕組みです。契約しているキャリアが他国の事業者と交わしている契約(ローミング)により、海外でもインターネットを利用できます。
国際ローミングは自分のスマホが海外でもそのまま利用できるため便利ですが、かつては高額請求が来るというトラブルが問題となりました。
現在、日本のキャリア各社では、ローミング用の定額料金プランが提供されています。例えば、auであれば160以上の国・地域で1日490円(早割キャンペーン適用時)の定額料金でインターネットを利用できます。国際ローミングを利用する際は、契約しているキャリアがどのようなプランを設定しているかを事前に調べ、利用日数も含めて検討するとよいでしょう。
携帯レンタルは、携帯電話をレンタルして利用する方法です。レンタル会社がキャリアと法人契約し、一般に貸し出すというシステムです。
1日あたりのレンタル料金が設定され、利用した通話料を合わせて支払います。短期間の旅行・出張におすすめです。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiレンタルは、無線につなぐWi-Fiルーターをレンタルしてインターネットに接続するサービスのことです。ルーターを受け取れば、簡単な設定をするだけですぐにインターネットを利用できます。
1台のルーターで複数の端末につなげられるため、「スマホだけでなくパソコンやタブレットをつなぎたい」「家族や友人の分もまとめてインターネットに接続したい」というときに便利です。
ルーターは宅配や店舗で受け取れるほか、空港のカウンターでの受け取り・返却ができるサービスもあります。
Wi-Fiレンタルは多くの会社がサービスを提供しており、会社ごとにプランは異なります。渡航の日程や利用状況に合わせて選びましょう。
また、フランスで利用できるWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
フランスSIMカードの利用
フランスで利用できるSIMカードを購入し、スマホに差し替えてインターネットを利用する方法もあります。SIMカードとは、小さいカード型のICチップです。契約者の情報が記録されており、SIMカードを装着することで、通話やインターネットの利用ができます。
SIMカードを差し替えれば、フランスの通信会社の回線を使ったインターネットの利用が可能です。
フランスでSIMカードを利用する場合、現地に到着してから空港や街中のショップで購入するか、出発前に日本で購入する方法があります。
ただし、SIMカードを入れ替えるためには、お手持ちのスマホのSIMロックが解除されていること、またはSIMフリー端末であることが必要です。SIMロックがかかっている状態だと、他社のSIMカードは使えないため、事前にロックを解除しておきましょう。
eSIMの利用
フランスでスマホを利用する場合、eSIMで接続する方法もあります。eSIMとはスマホ本体に埋め込まれたSIMのことです。スマホに挿入するSIMカードと異なり、スマホ内にあらかじめ組み込まれています。そのため、購入後に簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用できます。
eSIMはどのスマホでも利用できるわけではなく、対応機種でなければなりません。近年はeSIMが普及してきており、新しく販売されている機種にはeSIM対応のものも増えています。
契約しているキャリアもeSIMに対応していることが必要ですが、2023年7月現在ではauやドコモなど4大キャリアが対応しており、格安SIMも対応している会社が増えている状況です。
フランスでSIMカードを使う方法
フランスでSIMカードを利用する場合、手に入れるには現地で購入するか、日本で用意していくかの2通りがあります。現地のSIMカードはOrangeをはじめ各社で販売されていますが、Orangeでは旅行者など短期滞在者向けのSIMカードも販売しています。
現地で購入する場合、到着してすぐ空港のショップで購入するのが手っ取り早く、設定もしてもらえるため安心です。ただし、到着時間によっては店舗が閉まっている場合もあり、その場合は街中のショップで購入できます。
フランス語のやり取りなどが不安な方は、事前に日本で購入しておくとよいでしょう。フランス向けのSIMカードは、Amazonや楽天などのネット通販で購入できます。各社からさまざまなプランのSIMカードが販売されており、一例として、ヨーロッパ 42カ国で利用できる5GB/10日間のタイプは2023年7月現在の価格で1,980円(税込)です。
フランスでeSIMを使う方法
フランスで利用できるeSIMも、各社から販売されています。フランス向けのeSIMを提供しているのは、「trifa」「airalo」「Numero」が代表的です。
フランスでeSIMを利用するには、まずスマホの機種がeSIMに対応していること、以下の4社のいずれかと契約していることが必要です。
- au
- ドコモ
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
UQモバイルやahamoなど主要な格安SIMもeSIMに対応しています。ただし、対応していないところもあるため、事前に確認しておいてください。
eSIMの利用には、購入と受信、設定のためにEメールアドレスやインターネットに接続できる環境が必要です。
フランスでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
フランスでeSIMを使うなら、eSIM squareがおすすめです。eSIM squareとは、株式会社テレコムスクエアが運営するeSIM販売サイトで、世界200以上の国と地域かつ300以上のプランを提供しています。
以下でeSIM squareで購入できるeSIMのスペックや特徴などについて解説します。渡航前にしっかりチェックしておきましょう。
eSIM squareについて
eSIM squareはアプリまたは公式サイトから自分にあったプランをリーズナブルな価格帯で見つけることができます。
物理的なSIMカードやWi-Fiレンタルは、空港や店舗で事前に購入したり、予約・受取しなければなりません。しかし、eSIM squareであれば、いつでもどこにいてもオンラインで購入することができます。
eSIMは購入後、スマホで簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用開始できます。
物理的なSIMカードのような交換作業は必要なく、SIMカードを紛失・破損するリスクもありません。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM squareで買えるフランスのeSIMのスペック
eSIM squareで購入可能なフランスのeSIMのスペックとして、ブランド・プラン体制は以下のようになっています。
データ容量 | 料金 | |
---|---|---|
7日間 | 10GB | 1,480円 |
30日間 | 3GB | 880円 |
10GB | 1,680円 |
※上記料金は、2025年7月時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください。
フランスのプランは利用日数が7日間と30日間の2種類です。とくに7日間10GBのプランは相場より安く、短期旅行にぴったりです。
また、容量が足りなくなってもリチャージできるので便利です。リチャージとは、インストールしたeSIMに追加料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。
ただし、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM squareの利用の流れ
1.WebサイトからeSIMを購入する
まずは公式サイトかアプリからeSIMを購入します。利用したい国や地域のプランを選択して「ログインして購入」をタップしてください。
はじめての場合は新規会員登録が必須です。メールアドレスを入力して確認コードで認証しましょう。
認証して会員登録を済ませたら、支払い情報を入力し「購入を確定」をタップすれば、購入手続きは完了です。
2.eSIMをインストールする
次にeSIMをスマホにインストールします。eSIMを購入するとサイト内の「My eSIM」に購入したプランが表示されるのでタップしてください。
ページ上部にある「未使用」タブを選び、利用するeSIMの「インストール」をタップします。iPhoneの設定に遷移し、新規eSIMのアクティベート画面が表示されるので「許可」をタップしてください。
少し待つとアクティベートが完了します。現地に到着するまでは回線をオフにしておきましょう。
※上記のダイレクトインストールはiOS限定です。3.現地でeSIMをオンにする
現地に到着したら、eSIMの回線をオンに切り替えましょう。設定アプリの「モバイル通信」から「この回線をオンにする」をタップしてください。
また、データローミングも忘れずにオンにしましょう。オフのままだと、現地のネットワークに接続できません。
フランスでeSIMを使うメリット
フランスでeSIMを使うメリットはいくつかあります。
eSIMは物理的なカードではないため、破損や紛失のリスクがありません。現在、主流となっているnanoSIMは12.3ミリメートル×8.8ミリメートルというサイズで、SIMカードは世代を経るごとに小さくなっています。
仮に日本で使っているSIMカードを紛失してしまうと、不便であるだけでなく、再発行の手続きが必要となってしまいます。
eSIMであれば、オンラインで購入し、スマホ1台でインストール・使用することができるため、そのような心配はありません。
また、事前にインストールしておけば、現地についてすぐeSIMに切り替えることができるので、スムーズにインターネットを利用することもできます。
フランスでeSIMを使う場合の注意点
フランスでeSIMを使う際には、お手持ちのスマホがeSIMに対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。端末が対応していなければ、eSIMを使うことはできません。
また、利用するスマホのSIMロックがかかっていないかのチェックも必要です。SIMロックとは、自社のSIMカードが差し込まれた場合のみ動作するようにし、他社のSIMカードやeSIMを使えないよう設定することです。
2021年10月1日以降に発売されたスマホには、SIMロックは原則として設定されていませんが、それ以前に大手通信キャリアで販売されたスマホは、SIMロックが設定されていました。つまり、少し年数の古いスマホを利用している場合は、SIMロックがかかっている可能性はあります。
SIMロックの解除は、携帯ショップのほかオンラインでも可能です。解除の方法は通信キャリアごとに異なります。以下のリンクから、ご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
フランスのSIM・eSIM事情のまとめ
フランスへ観光や出張に行かれる際は、スマホをインターネットに接続する方法を用意して出かけましょう。
手軽にスマホをインターネット接続したいという方には、eSIMがおすすめです。SIMカードの購入や差し替えといった面倒がなく、紛失の心配もありません。インターネットにつながる環境があれば購入・設定をしてすぐに利用を開始できます。
滞在期間に必要なデータ容量を選べ、足りなくなったらリチャージできるのも魅力です。
eSIM販売サイト「eSIM square」であれば、様々なプランやブランドを比較して、希望の利用日数やデータ容量に合わせてeSIMを購入することができます。フランスへの旅行・出張を予定している方は、ぜひご活用ください。
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
フランス関連記事
Country Tags / 海外の国・地域
アジア | |
中東 | |
ヨーロッパ | |
北米・中米 | |
南米 | |
アフリカ | |
オセアニア |