
【2025年版】マルタで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
旅行や仕事でマルタを訪れる際に気をつけたいのが、現地のインターネット環境です。快適に利用できなければ、仕事や旅行中のちょっとした検索などに影響が出るかもしれません。
この記事では、マルタのインターネット・SIM事情を解説します。あわせて、インターネットを快適に利用するのに、手軽でおすすめのeSIM販売サイト「eSIM square」も紹介するので、渡航前にぜひチェックしてください。


・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる
Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
マルタで日本のスマホを使う方法
マルタで日本のスマホを利用する方法には、以下の4つの方法があります。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- マルタSIMカードの利用
- eSIMの利用
これらは、それぞれが現地の電話回線やインターネット通信に対応するため、利用可能です。
国際ローミングや携帯レンタル
まず、国際ローミングと携帯レンタルが挙げられます。
国際ローミングとは、スマホのキャリア(通信会社)をとおして現地の通信回線を利用するサービスです。
メリットには、スマホさえあれば利用可能なことや手続きが簡単であることなどが挙げられます。デメリットは、契約しているキャリアによっては利用不可なことがあるほか、利用料金が高額になる恐れがあることです。これは従量課金制の採用によるもので、通信量や通話時間に応じて料金が発生するため、使いすぎには注意しましょう。
一方の現地で利用可能な携帯電話を日本でレンタルする方法では、現地回線を使用するため通信回線が安定しています。ただし、使用の有無にかかわらずレンタル料が発生する点には注意が必要です。
Wi-Fiレンタル
海外で使用可能なモバイルWi-Fiルーターを借りる、Wi-Fiレンタルでも日本のスマホを現地で使用可能です。契約する際にデータ通信量を決めるため、定額料金で利用できます。
Wi-Fiレンタルであれば、同時に複数のインターネットデバイスに接続可能です。さらに、家族や同僚など複数人で行っている場合は、1台のWi-Fiルーターで複数人がインターネット通信を利用できます(会社ごとに接続可能台数に設定あり)。
ただし、持ち歩く荷物が増えたり、Wi-Fiルーターのバッテリーがなくなると使えなくなったりするデメリットもあるため、注意しましょう。
マルタのWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
マルタSIMカードの利用
マルタで日本のスマホを利用する方法には、マルタで使えるSIMカードを購入してスマホに差し込む方法もあります。
マルタで使えるSIMカードは、空港・街中・オンラインで購入可能です。SIMカードを購入してからスマホ本体に挿入し、初期設定を行うことでインターネット接続できるようになります。SIMカードを差し替えるためには、「SIMフリー」スマートフォンである必要があるため、注意が必要です。
eSIMの利用
そのほか、日本のスマホを使ってインターネットを接続する方法として、eSIMもあります。eSIMとは、端末内に組み込まれているSIM(Embedded SIM、組み込み型のSIM)のことです。
データ通信量が決まっているため、料金も定額制で使用できます。また、契約・開通手続きや容量追加がオンラインでできるため、便利です。なお、対応していないキャリアがあるほか、eSIM対応端末が限られているため、注意しましょう。
マルタでSIMカードを使う方法
マルタで使えるSIMカードは、マルタの空港や街中のショップ、日本からオンラインでも購入可能です。
マルタでSIMカードを取り扱う代表的なキャリアは、以下のとおりです。
- Epic(旧Vodafone)
- Go
- Melita
ここでは、Epicのプランを紹介します。Epicでは、28日間使える「value pack」があり、スペックは以下のとおりです。
- 価格:9.99€
- Data:8GB
- Minutes:200Mins
- SMS:200SMS
※2023年8月時点
マルタでeSIMを使う方法
eSIMを使用する際は、スマホの設定を変更して通信環境を切り替えます。マルタでeSIMを使う際には、まずeSIMを購入しましょう。
マルタで使用可能なeSIMには、以下のようなものがあります。
- Holafly(オラフライ)
- TravelSIM(トラベルシム)
- Knowroaming(ノウローミング)
- Airalo(アイラロ)
例として、Holaflyの料金やデータプランは以下のとおりです。
販売店 | データプラン | 利用期間 | 料金 |
Holafly | 無制限 | 5日 | 2,400円 |
7日 | 3,400円 | ||
10日 | 4,400円 | ||
20日 | 6,900円 | ||
30日 | 8,400円 |
Holaflyはオンラインで購入できるほか、追加もオンライン対応のため、使い勝手がよいでしょう。ただし、eSIMに対応しているスマホかどうかは事前に確認してください。
※2023年8月時点
マルタでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
マルタでeSIMを使うなら、eSIM squareがおすすめです。eSIM squareとは、株式会社テレコムスクエアが運営するeSIM販売サイトで、世界200以上の国と地域かつ300以上のプランを提供しています。
以下でeSIM squareで購入できるプランのスペックや特徴などについて解説します。渡航前にしっかりチェックしておきましょう。
eSIM squareについて
eSIM squareは、マルタを含む世界200以上の国と地域で利用できる、136社のキャリアのeSIMを取り扱っている、世界最大級※の旅行用eSIM販売サイトです。
合計286商品の中から、自分に合ったデータ容量や日数のプランを選んで購入することができます。
SIMカードは空港や店舗で事前に購入する必要がありますが、eSIMの場合、インターネット環境さえあればいつでも購入が可能です。また、eSIM squareは会員登録も必要ないため、購入までがスムーズです。
SIMカードの交換作業も必要ないため、紛失や破損のリスクもありません。
購入後は端末で設定をするだけで、即日利用を開始できます。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM squareで買えるマルタのeSIMのスペック
データ容量 | 料金 | |
---|---|---|
15日間 | 3GB | 1,280円 |
30日間 | 10GB | 2,580円 |
※上記料金は、2025年7月時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください。
マルタ向けeSIMは利用日数が2種類でシンプルです。とくに30日間10GBプランが相場より安く短期留学などにおすすめです。
また、容量が足りなくなってもリチャージできるので便利です。リチャージとは、インストールしたeSIMに追加料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。
ただし、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM squareの利用の流れ
1.WebサイトからeSIMを購入する
まずは公式サイトかアプリからeSIMを購入します。利用したい国や地域のプランを選択して「ログインして購入」をタップしてください。
はじめての場合は新規会員登録が必須です。メールアドレスを入力して確認コードで認証しましょう。
認証して会員登録を済ませたら、支払い情報を入力し「購入を確定」をタップすれば、購入手続きは完了です。
2.eSIMをインストールする
次にeSIMをスマホにインストールします。eSIMを購入するとサイト内の「My eSIM」に購入したプランが表示されるのでタップしてください。
ページ上部にある「未使用」タブを選び、利用するeSIMの「インストール」をタップします。iPhoneの設定に遷移し、新規eSIMのアクティベート画面が表示されるので「許可」をタップしてください。
少し待つとアクティベートが完了します。現地に到着するまでは回線をオフにしておきましょう。
※上記のダイレクトインストールはiOS限定です。3.現地でeSIMをオンにする
現地に到着したら、eSIMの回線をオンに切り替えましょう。設定アプリの「モバイル通信」から「この回線をオンにする」をタップしてください。
また、データローミングも忘れずにオンにしましょう。オフのままだと、現地のネットワークに接続できません。
マルタでeSIMを使うメリット
まず、eSIMは物理的なSIMカードではないため、破損や紛失の心配がありません。現在主流であるnanoSIMは、12.3ミリメートル×8.8ミリメートルという非常に小さなサイズです。扱いに慣れていないと、挿入の際に破損させてしまったり、保管中に無くしてしまうかもしれません。
eSIMであればそのようなリスクがなく、オンラインで購入・手続きが完了します。
マルタの店舗でわざわざ購入する必要もないため、言語の壁にぶつかる心配もなく、無駄な手間も省けます。また、容量が足りなくなったら途中で追加購入することができ、融通が利く点も便利でしょう。
マルタでeSIMを使う場合の注意点
まず、eSIMは複数の端末で使うことはできません。SIMカードのように他のスマホに差し替えて利用することはできないため、注意しましょう。別のスマホでもeSIMを使いたい場合は、新たにeSIMを購入し、セットアップしてください。
また、事前のチェックとして、お手持ちのスマホがeSIMに対応している端末かどうかの確認が必要です。eSIMはまだ比較的新しいサービスなため、スマホの中には対応していない端末もあります。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しているように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
さらに、SIMロックが解除されているかどうかの確認もしましょう。大手携帯会社でスマホを購入した場合、他社のSIMカードやeSIMが使えないように制限された「SIMロック」状態になっている場合もあります。ロックがかかっているスマホをお持ちの方は事前に解除しておきましょう。
解除方法は、スマートフォンを購入した会社ごとに異なります。どれもオンラインでかんたんに試せるものですので、下記ページから設定方法をご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
マルタのSIM・eSIM事情のまとめ
出張や留学、旅行などでアメリカに行くとき、便利なのがeSIMです。
データ容量が選べるため、必要な分のプランを購入できます。SIMカードのように現地で購入などの手間や面倒がなく、紛失の心配もありません。
eSIM squareのeSIMはインターネットが繋がる環境であれば、日本でもマルタでもオンラインで購入ができます。一部プランはデータ容量不足時のリチャージも可能で、簡単です。マルタへの旅行や出張の際には、これらのサービスの利用をご検討ください。
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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