マルタで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説

マルタで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説

旅行や仕事でマルタを訪れる際に気をつけたいのが、現地のインターネット環境です。快適に利用できなければ、仕事や旅行中のちょっとした検索などに影響が出るかもしれません。
この記事では、マルタのインターネット・SIM事情を解説します。あわせて、インターネットを快適に利用するのに、手軽でおすすめのeSIM「Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパス」も紹介するので、渡航前にぜひチェックしてください。

目次

マルタで日本のスマホを使う方法

マルタで日本のスマホを使う方法

マルタで日本のスマホを利用する方法には、以下の4つの方法があります。

  • 国際ローミングや携帯レンタル
  • Wi-Fiレンタル
  • マルタSIMカードの利用
  • eSIMの利用

これらは、それぞれが現地の電話回線やインターネット通信に対応するため、利用可能です。

国際ローミングや携帯レンタル

まず、国際ローミングと携帯レンタルが挙げられます。

国際ローミングとは、スマホのキャリア(通信会社)をとおして現地の通信回線を利用するサービスです。

メリットには、スマホさえあれば利用可能なことや手続きが簡単であることなどが挙げられます。デメリットは、契約しているキャリアによっては利用不可なことがあるほか、利用料金が高額になる恐れがあることです。これは従量課金制の採用によるもので、通信量や通話時間に応じて料金が発生するため、使いすぎには注意しましょう。

一方の現地で利用可能な携帯電話を日本でレンタルする方法では、現地回線を使用するため通信回線が安定しています。ただし、使用の有無にかかわらずレンタル料が発生する点には注意が必要です。

Wi-Fiレンタル

海外で使用可能なモバイルWi-Fiルーターを借りる、Wi-Fiレンタルでも日本のスマホを現地で使用可能です。契約する際にデータ通信量を決めるため、定額料金で利用できます。

Wi-Fiレンタルであれば、同時に複数のインターネットデバイスに接続可能です。さらに、家族や同僚など複数人で行っている場合は、1台のWi-Fiルーターで複数人がインターネット通信を利用できます(会社ごとに接続可能台数に設定あり)。

ただし、持ち歩く荷物が増えたり、Wi-Fiルーターのバッテリーがなくなると使えなくなったりするデメリットもあるため、注意しましょう。

マルタのWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

マルタSIMカードの利用

マルタで日本のスマホを利用する方法には、マルタで使えるSIMカードを購入してスマホに差し込む方法もあります。

マルタで使えるSIMカードは、空港・街中・オンラインで購入可能です。SIMカードを購入してからスマホ本体に挿入し、初期設定を行うことでインターネット接続できるようになります。SIMカードを差し替えるためには、「SIMフリー」スマートフォンである必要があるため、注意が必要です。

eSIMの利用

そのほか、日本のスマホを使ってインターネットを接続する方法として、eSIMもあります。eSIMとは、端末内に組み込まれているSIM(Embedded SIM、組み込み型のSIM)のことです。

データ通信量が決まっているため、料金も定額制で使用できます。また、契約・開通手続きや容量追加がオンラインでできるため、便利です。なお、対応していないキャリアがあるほか、eSIM対応端末が限られているため、注意しましょう。

マルタでSIMカードを使う方法

マルタでSIMカードを使う方法

マルタで使えるSIMカードは、マルタの空港や街中のショップ、日本からオンラインでも購入可能です。

マルタでSIMカードを取り扱う代表的なキャリアは、以下のとおりです。

  • Epic(旧Vodafone)
  • Go
  • Melita

ここでは、Epicのプランを紹介します。Epicでは、28日間使える「value pack」があり、スペックは以下のとおりです。

  • 価格:9.99€
  • Data:8GB
  • Minutes:200Mins
  • SMS:200SMS

※2023年8月時点

マルタでeSIMを使う方法

マルタでeSIMを使う方法

eSIMを使用する際は、スマホの設定を変更して通信環境を切り替えます。マルタでeSIMを使う際には、まずeSIMを購入しましょう。

マルタで使用可能なeSIMには、以下のようなものがあります。

  • Holafly(オラフライ)
  • TravelSIM(トラベルシム)
  • Knowroaming(ノウローミング)
  • Airalo(アイラロ)

例として、Holaflyの料金やデータプランは以下のとおりです。

販売店 データプラン 利用期間 料金
Holafly 無制限 5日 2,400円
7日 3,400円
10日 4,400円
20日 6,900円
30日 8,400円

Holaflyはオンラインで購入できるほか、追加もオンライン対応のため、使い勝手がよいでしょう。ただし、eSIMに対応しているスマホかどうかは事前に確認してください。

※2023年8月時点

マルタでeSIMを使うならWi-Ho! eSIM ヨーロッパパスがおすすめ

マルタでeSIMを使うならWi-Ho! eSIM ヨーロッパパスがおすすめ

マルタでeSIMを使うのであれば、Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの利用がおすすめです。Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスは、マルタを含むヨーロッパ35の国と地域で使用できます。容量を追加したいときなどでも、渡航先からオンライン購入できるため、非常に便利です。

ここでは、Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの特徴やスペック、リチャージ方法などおすすめポイントを解説します。

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスについて

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの特徴は、以下の通りです。

  • 初期費用や月額料金、解約費用などが一切かからない
  • 必要なのは、プランの購入料金だけ
  • SIMカードの差替や受取などが不要
  • 利用方法は公式サイトから購入して設定するだけ

わかりやすい料金体系と、手軽さを両立させているため、初めての人でも安心できるでしょう。

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスのスペック

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスのスペックは以下のとおりです。

データ通信量 1GB / 3GB / 5GB
利用期間 1GB(7日)、3GB/5GB(30日)
通信速度 4G/LTE対応
※現地の通信環境により3G・2Gを受信する場合あり

【注意点】
eSIMに対応するSIMロックフリーまたはSIMロック解除済み端末のみ対応しています。公式サイトの「対応端末一覧」から確認しておくようにしましょう。

参考:Wi-Ho! eSIM 対応端末一覧

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスのリチャージ方法

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスでは、容量の追加(リチャージ)が可能です。以下の手順で行いましょう(価格はプラン料金と同額)。

  • マイページにログインする
  • マイページの「eSIMデータ確認」へ進む
  • 「リチャージ」を選択し、必要な容量を選択してリチャージする

完了後は、端末に登録されているICCID(SIMカード固有の識別番号)に即時リチャージが行われます。

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの利用の流れ

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの利用の流れ

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの利用は、注文からセットアップまでオンライン上で完結します。

ここでは、eSIMの購入からセットアップの流れをみていきましょう。

eSIMの購入

eSIMの購入は、トップページの検索画面を表示し、以下の手順で行います。

  1. 検索欄の「eSIM ダウンロード型」を表示する
  2. 希望の国・地域を入力し、該当商品をクリックしてショッピングカートに商品追加する
  3. 右上に表示される黒いショッピングカートボタンをクリックしてカートへ進む
  4. ショッピングカートの中身に間違いなければ、「レジに進む」ボタンをクリックする
  5. 新規会員登録の手続きを行う
  6. 「利用規約に同意する」のチェックボックスにチェックをいれ、「次へ」をクリックする
  7. 注文内容の最終確認を行う
  8. 決済完了後、注文が確定

注文完了後に「注文確認メール」が届くため、確認してください。

なお、eSIMは注文したら即時に発行されます。注文のキャンセル・交換はできないため、よく確認してから決済を行いましょう。

セットアップ

eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行います。まず、セットアップを開始する前にマイページ内の「eSIMデータ確認」を開いてください。利用予定のデータプランの「eSIMを使う」ボタンをタップすると、eSIM設定情報ページに移ります。

そこにQRコードとeSIM設定用のコードが表示されるため、ブラウザでページを開いた状態で操作を進めましょう。

セットアップはSIMフリーもしくはSIMロックを解除した端末で、インターネット通信が安定している状態で行います。

セットアップの手順は、以下のとおりです。

  1. 「設定」を開き、「モバイル通信」を選択する
  2. 「モバイル通信プランを追加」を選択する
  3. QRコードを読み取るか、詳細情報を手動で入力する
  4. アクティベーションコードを手動で入力する
  5. 「モバイルデータ通信プランを追加」を選択する
  6. モバイル通信プランの名称を設定する
  7. デフォルト回線に「主選択」を選択する
  8. iMessage・FaceTime・AppleIDに「主回線」を選択する
  9. モバイルデータ通信に「主回線」を選択する

別の端末でQRコードを表示できる場合は、マイページ上のQRコードを読み取り、5の作業に進みます。手元の端末のみの場合は、「詳細情報を手動で入力」を選択し、4に進んでください。

4の作業では、開いておいたeSIM設定情報ページを参照して入力します。

すべて完了すると、インターネット通信に必要なeSIMの情報(SIMプロファイル)がインストールされます。

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスの詳細はこちら

※「QRコード」はデンソーウェーブ社の登録商標です

マルタでeSIMを使うメリット

マルタでeSIMを使うメリット

まず、eSIMは物理的なSIMカードではないため、破損や紛失の心配がありません。現在主流であるnanoSIMは、12.3ミリメートル×8.8ミリメートルという非常に小さなサイズです。扱いに慣れていないと、挿入の際に破損させてしまったり、保管中に無くしてしまうかもしれません。

eSIMであればそのようなリスクがなく、オンラインで購入・手続きが完了します。

マルタの店舗でわざわざ購入する必要もないため、言語の壁にぶつかる心配もなく、無駄な手間も省けます。また、容量が足りなくなったら途中で追加購入することができ、融通が利く点も便利でしょう。

マルタでeSIMを使う場合の注意点

マルタでeSIMを使う場合の注意点

まず、eSIMは複数の端末で使うことはできません。SIMカードのように他のスマホに差し替えて利用することはできないため、注意しましょう。別のスマホでもeSIMを使いたい場合は、新たにeSIMを購入し、セットアップしてください。

また、事前のチェックとして、お手持ちのスマホがeSIMに対応している端末かどうかの確認が必要です。eSIMはまだ比較的新しいサービスなため、スマホの中には対応していない端末もあります。

ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しているように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。

さらに、SIMロックが解除されているかどうかの確認もしましょう。大手携帯会社でスマホを購入した場合、他社のSIMカードやeSIMが使えないように制限された「SIMロック」状態になっている場合もあります。ロックがかかっているスマホをお持ちの方は事前に解除しておきましょう。

解除方法は、スマートフォンを購入した会社ごとに異なります。どれもオンラインでかんたんに試せるものですので、下記ページから設定方法をご確認ください。

SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

マルタのSIM・eSIM事情のまとめ

マルタのSIM・eSIM事情のまとめ

出張や留学、旅行などでアメリカに行くとき、便利なのがeSIMです。
データ容量が選べるため、必要な分のプランを購入できます。SIMカードのように現地で購入などの手間や面倒がなく、紛失の心配もありません。

Wi-Ho! eSIM ヨーロッパパスはインターネットが繋がる環境であれば、日本でもマルタでもオンラインで購入ができます。データ容量不足時のリチャージも可能で、簡単です。マルタへの旅行や出張の際には、これらのサービスの利用をご検討ください。

Telecom Times編集部

監修:Telecom Times編集部

2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア

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