
ドイツで使えるおすすめのeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説【2025年版】
観光や出張でドイツに出かけるときは、インターネット通信の利用についても考えておきましょう。日本のスマホをそのまま利用できると便利です。
本記事では、ドイツの通信事情やスマホの利用方法を解説します。おすすめのeSIM販売サイト「eSIM square」についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。


・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる
Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
ドイツで日本のスマホを使う方法
ドイツで日本のスマホを使うには、ドイツの電話回線やインターネット通信に対応できるサービスを利用する必要があります。主なサービスとしては、次のものが挙げられます。
- 国際ローミングや携帯レンタル
- Wi-Fiレンタル
- ドイツSIMカードの利用
- eSIMの利用
それぞれのサービスの特徴について見ていきましょう。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングとは、スマホの通信会社をとおして現地の通信回線を利用するサービスです。利用方法は通信会社によって異なるため、確認しておきましょう。事前に連絡をしなくても、特定の操作をするだけで利用できる通信会社もあります。
国際ローミングでは、新たに通信会社と契約する必要がないため、比較的気軽に利用できます。また、利用中のスマホをそのまま海外でも使えるため、不便を感じにくいでしょう。ただし、料金が割高なことが多く、使いすぎには注意が必要です。データ通信量が多くなりそうなときは、無制限で利用できる定額サービスがあれば選択してください。
また、ドイツで利用できる携帯レンタルする方法もあります。現地の電話回線に対応しているだけでなく、衛星電話に対応しているものもあり、山岳地帯などの本来であれば携帯電話が使えないところでも電話できることがあります。
ただし、携帯レンタルでは、電話のみのサービスのことが一般的です。そのため、インターネット通信は利用できないケースがあります。ドイツで電話を発信することが多そうなときのみ、利用するほうがよいでしょう。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiルーターをレンタルする方法もあります。契約する際にデータ通信量を決めるため、原則として定額料金で利用できます。後で高額請求されることが不安な方にも、おすすめです。
また、Wi-Fiレンタルサービスは、同時に複数のインターネットデバイスに接続できる点も特徴です。モバイルWi-Fiルーターのそばにいる必要はありますが、代表者が1台借りれば、同行者もスマホでインターネット通信を利用できます。1台で複数の人がインターネットを利用できるため、通信にかける費用をなるべく抑えたいという方はWi-Fiルーターがおすすめです。家族や常に一緒に行動するグループで出かけるときは、モバイルWi-Fiルーターも検討してみるのがよいでしょう。
ただし、Wi-Fiルーターは持ち運ぶ必要があるため、紛失・盗難のリスクがあります。
Wi-Fiルーターを申し込まれる際は、安心保障プランに加入しておくと安全です。
安心保障プランの有無は、ご自身が申し込むサイト情報を事前に確認しておきましょう。
ドイツで使えるWi-Fiレンタルについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。現地Wi-Fi事情やおすすめのWi-Fiレンタル「WiFiBOX」について詳しく解説しています。
ドイツSIMカードの利用
ドイツのインターネット通信に対応したSIMカードを購入する方法もあります。SIMカードもデータ通信量があらかじめ決まっているため、原則として定額料金で利用可能です。後で高額を請求されることが不安な方も、検討してみましょう。また、SIMカード自体を購入するため、Wi-Fiレンタルサービスのように後日返却する必要がありません。
ただし、1枚のSIMカードで同時に利用できるのはスマホ1台のみです。そのため、家族で出かけるときなどは人数分のSIMカードが必要です。また、SIMカードにはマルチサイズ(nanoSIM・microSIM・標準SIMのすべてに対応したもの)もありますが、特定のサイズにしか対応できないものもあります。利用するスマホにあっているか確認してから、購入してください。
さらに、お使いのキャリアのスマホによっては、他社のSIMカ―ドを入れ替えることができない「SIMロック」状態になっている場合があります。この場合は事前に解除しておく必要があるため、注意しましょう。
eSIMの利用
eSIMは、SIMカードと同じく同時に利用できるスマホは1台のみです。また、データ通信量があらかじめ決まっているため、料金が定額で、後で高額請求を受けることはありません。
eSIMの特徴としては、データ通信量が不足するときは、追加でオンライン購入できる点が挙げられます。ドイツ滞在中にでも、いつでもデータ通信量を増やせます。
eSIMのなかでも、扱いやすいのがeSIM squareです。サポートが24時間体制なので不明点があれば、いつでも問い合わせできます。初心者にぴったりのサービスなので、気になる人は以下のボタンからチェックしてみましょう。
商品名 | 主な特徴 |
---|---|
![]() ▶eSIM square |
200以上の国で利用できるeSIM データ商品で紛失リスクなし チャットサポートは24時間対応 eSIM square公式 |
ドイツでSIMカードを使う方法
SIMカードを利用してドイツでスマホを使うには、現地の通信会社や駅売店などで購入する方法と、日本でドイツのインターネット通信に対応しているSIMカードをオンライン購入する方法があります。
現地でSIMカードを販売している通信会社としては、次の2つが代表的です。
- Deutsche Telekom
- Vodafone
Deutsche Telekomでは1GB(4週間)で4.95€、13GB(4週間)で9.95€です。大容量通信を利用するなら、無制限(4週間)で99.95€のプランもあります。
Vodafoneの料金は、30GB(4週間)で14.99€、60GB(4週間)で19.99€です。大容量通信を利用するなら、無制限(4週間)で79.99€のプランもあります。
日本でも、ドイツで利用できるSIMカードをオンライン購入できます。たとえばMewFiのSIMカードなら、12GB(30日間)で2,680円(税込)です。ドイツに到着してすぐにインターネット通信を利用したい方や、ドイツ語に不安がある方は、日本国内で購入するほうが良いでしょう。
※いずれも2025年5月29日時点
ドイツでeSIMを使う方法
eSIMなら、基本的にオンラインで購入するため、日本国内でもドイツでも場所を選ばず契約できます。eSIMを利用する方は、200を超える国や地域に対応しているAiraloを検討してみましょう。
Airaloではドイツで利用できるeSIMとして、以下のプランを提供しています。
- 1GB(7日間):700円
- 10GB(30日間):2,400円
- 20GB(30日間):3,500円
なお、価格はいずれもUSドルです。専用のアプリをインストールすると、データ通信量の確認や追加購入が簡単になります。
※いずれも2025年5月29日時点
ドイツでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
eSIM squareのおすすめポイント
- ・世界200以上の国と地域で利用できる
- ・30年以上海外通信事業を営んでいる会社が運営
- ・24時間日本語で問い合わせ可能
- ・空港で設定サポートが受けられる
初心者がeSIMを購入する際に不安なのが、トラブル時の対応です。現地でネットが使えなくなると、マップ検索や乗り換え案内アプリが利用できないので移動がしにくくなります。
「初めてのドイツ旅行で不安」「万が一の事態でも対応できるeSIMが良い」そんな人にぴったりなのが「eSIM square」です。チャットで24時間問い合わせできるので、安心して使えます。
また、成田・羽田・中部国際・関西国際空港などの主要空港では設定のサポートを受けられます。対面で説明を受けながら設定をしたい人にも最適です。
eSIM squareについて
eSIM squareは株式会社テレコムスクエアが運営しています。テレコムスクエアは30年以上、海外通信事業を営んでいる会社で信頼と実績が強みです。
eSIM squareは2024年9月に提供開始されたばかりですが、トレンド情報サイト「RBB TODAY」主催の「モバイルアワード2024」では海外eSIM部門で最優秀賞を獲得しています。
評価が高い商品を使いたい人やサポート体制が整っている商品を使いたい場合は、ぜひ購入を検討してみましょう。
eSIM squareで買えるドイツのeSIMのスペック
データ容量 | 料金 | |
---|---|---|
15日間 | 3GB | 1,180円 |
30日間 | 10GB | 2,380円 |
※上記料金は、2025年7月時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください。
eSIM squareのドイツプランは、利用日数が15日間と30日間の2種類で長期滞在する人に向いています。また、容量が足りなくなってもリチャージできるので便利です。リチャージとは、インストールしたeSIMに追加料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。
ただし、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM squareの利用の流れ
1.WebサイトからeSIMを購入する
まずは公式サイトかアプリからeSIMを購入します。利用したい国や地域のプランを選択して「ログインして購入」をタップしてください。
はじめての場合は新規会員登録が必須です。メールアドレスを入力して確認コードで認証しましょう。
認証して会員登録を済ませたら、支払い情報を入力し「購入を確定」をタップすれば、購入手続きは完了です。
2.eSIMをインストールする
次にeSIMをスマホにインストールします。eSIMを購入するとサイト内の「My eSIM」に購入したプランが表示されるのでタップしてください。
ページ上部にある「未使用」タブを選び、利用するeSIMの「インストール」をタップします。iPhoneの設定に遷移し、新規eSIMのアクティベート画面が表示されるので「許可」をタップしてください。
少し待つとアクティベートが完了します。現地に到着するまでは回線をオフにしておきましょう。
※上記のダイレクトインストールはiOS限定です。3.現地でeSIMをオンにする
現地に到着したら、eSIMの回線をオンに切り替えましょう。設定アプリの「モバイル通信」から「この回線をオンにする」をタップしてください。
また、データローミングも忘れずにオンにしましょう。オフのままだと、現地のネットワークに接続できません。
ドイツでeSIMを使うメリット
ドイツでeSIMを使う場合のメリットを、Wi-FiレンタルやSIMカードと比較してご紹介いたします。
まず、Wi-Fiレンタルの場合、「レンタルのため紛失や破損に注意が必要である」「受取と返却の手間がある」「本体とバッテリーを持ち歩くため荷物になる」などのデメリットがあります。
SIMカードの場合、「SIMカードが小さいため紛失のリスクがある」「設定がeSIMに比べて煩雑である」などが難点です。
しかし、eSIMであれば、物理的なカードがないため、紛失や破損の心配はなく、荷物の邪魔になることもりません。インターネットで購入し、スマホ1台のみで設定が可能で、プランによっては購入した当日中にインターネットを利用できます。Wi-FiレンタルやSIMカードよりも、比較的に低価格なものが多いのもポイントです。
ドイツでeSIMを使う場合の注意点
ドイツでeSIMを使う際の注意点には、下記のようなものが挙げられます。
- eSIMは複数の端末で利用できない
- eSIM対応且つ、SIMフリーまたはSIMロック解除済みの端末であること
まず、eSIMは複数の端末で利用することができません。別のスマホでもeSIMを使いたい場合は新たに再購入・再発行する必要があります。
また、eSIM対応端末が限られていることにも注意が必要です。その上で、お使いのスマホがSIMロック解除済みであることも必要です。SIMロックがかかっている場合は事前に解除しておく必要があります。解除方法はキャリアごとに異なりますので、下記よりご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
ドイツのSIM・eSIM事情のまとめ
出張や留学、長期旅行などでドイツに行くとき、現地で日本のスマホを利用するにはeSIMが便利です。データ容量が選べるので、必要な分のプランを購入できます。また、SIMカードの挿入がなく、紛失のリスクもありません。
eSIM squareであれば、アカウント登録なしで、いつでもどこでもオンライン手続きをすることができ、Wi-FiレンタルやSIMカードの購入のために、カウンターに並ぶなどの無駄な時間ロスもなく、すぐにインターネットを利用することができます。データが足りなくなったら、リチャージできるプランも購入することが可能です。
ドイツへの出張・旅行を検討している方は、ぜひご検討ください。
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出典:外務省海外安全ホームページ
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