
カンボジアで使えるおすすめのeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
カンボジアをはじめ、海外へ行く際はスマホをどうするのか悩みますよね。もちろん日本にいる時と同じように、スマホをインターネットに接続することはできません。海外でネットに接続するためには、いくつかの手段を検討しなければならないでしょう。
本記事では、カンボジアのインターネット情報や、Wi-FiレンタルやSIMカード、eSIMを使う方法について解説していきます。また、おすすめのeSIM販売サイト「eSIM Mart」についても紹介します。カンボジアに行く予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
目次
カンボジアで日本のスマホを使う方法
カンボジアで日本のスマホを使用する方法は、大きく分けて以下の4つです。
- 国際ローミングを使用
- Wi-Fiレンタル
- カンボジアSIMカードの利用
- eSIMの利用
自分のスマホは使用できないものの、携帯レンタルという方法もあります。スマホ自体をレンタルしてしまう方法ですが、海外で音声通話したい人におすすめです。本章では上記4つの方法について、具体的なやり方を中心に解説していきます。カンボジアへ行く予定がある人は、本章の方法を検討してください。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングとは、自国で契約している通信事業者を介して、渡航先の地域でインターネット通信をおこなう手段の一つです。一般的に、これは海外ローミングと呼ばれています。日本国内の通信事業者と海外の通信会社が提携している場合、海外ローミングが利用可能です。
海外ローミングを有効にすると、普段使用しているスマートフォンを、海外でもそのまま使えます。
さらに海外携帯レンタルサービスという手段もあります。これは海外でも通話を必要とする方々向けのサービスです。自分の携帯を持参することに不安がある方や、現地でより経済的に通話したい方に適しています。
また海外携帯をレンタルすることで、大切な個人携帯を国内に置いたまま海外へ行けるだけでなく、紛失や盗難のリスクも軽減できるため安心でしょう。一部の会社では、主要キャリアの国際電話よりも通話料が安くなるというメリットもあります。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiレンタルのメリットは、1つのデバイスで複数の機器を同時に接続できることです。複数人で旅行し、一緒に行動する場合は料金を分け合えるため、それによってコストを節約できます。
提供されるプランは、利用する地域によってさまざまです。利用料金以外にも、受取や返送にかかる手数料は各社で異なります。また、保証の有無やオプションの提供、サポート体制なども考慮して、自分に適したサービスを選ぶことが大切です。
カンボジアのWi-Fi情報について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。おすすめのWi-Fiレンタル「WiFiBOX」についても解説してあります。
カンボジアSIMカードの利用
SIMカードを利用する方法もあります。スマホに内蔵されているSIMカードをカンボジアのインターネットに繋がるものに差し替えるというやり方です。
ただし、利用する際は「SIMロックの解除」手続きが必要です。通常、携帯電話は契約時に特定のキャリアでしか使用できないように「SIMロック」がかかっています。そして「SIMフリー」とは、このロックが解除された状態です。日本の携帯ショップにてSIMロックが解除できます。
ロックを解除した状態で、そのままカンボジアへ。プノンペン空港を出ると、目の前に多数のSIMカード取扱店舗があるでしょう。店舗を選んでSIMカードを購入すれば、晴れてカンボジアでもネットに接続できます。なお複数の店舗では「Smart(無料プラン・5ドルプラン)」というキャリアが主流です。
eSIMの利用
eSIMを利用することの魅力は、通常の契約手続きでは数日かかる乗り換え手続き完了までを、数十分で済ませられるという点です。ただしeSIMに対応しているスマホが限られていたり、SIMロックがかかっていると使えないことなどに留意しなければなりません。
eSIMを利用することのメリットは、以下の通りです。
- 最短1時間以内に手続き可能
- 手続きがオンラインで可能
- スマホ1台で複数回線が契約できる(デュアルSIM対応機種のみ)
- SIMカードの差し替え・返却が不要
反面で、以下のようなデメリットもあります。
- eSIMに対応している端末でなければ使用できない
- 契約できる会社・プランが少ない
eSIMを利用するためには、上記のメリットやデメリットにも考慮して使用を検討してください。
カンボジアでSIMカードを使う方法
カンボジアでは約10社の通信キャリアが存在し、普及率などを考慮すると「Smart」「Metfone」「Cellcard」の利用がおすすめです。これらの通信キャリアのSIMカードは、キャリア公式ショップ、露店、空港などさまざまな場所で入手できます。なお現地におけるSIMカードの価格は1〜3ドル程度です。海外から行った人の場合、購入時にはパスポートの提示が求められるため、必ず用意しておきましょう。
SIMカードの購入先としては、以下の2つがあります。
- 空港
- 通信キャリア公式ショップや露店
空港で購入する場合、プノンペン国際空港の国際線の手荷物受取所を抜けると、各通信キャリアのブースが並んでおり、SIMカードを購入できます。またSIMフリーの携帯を持っている場合は、カード購入時に携帯電話の設定も依頼するとよいでしょう。
通信キャリア公式ショップや露店でも、SIMカードを購入できます。露店でも通信キャリアの看板がある店で購入することが可能です。プノンペン市内には各通信キャリアが複数の公式ショップを設けています。
カンボジアでeSIMを使う方法
カンボジア(首都プノンペン)で契約できる、旅行者向けeSIMのなかでもおすすめなのは、以下2社です。
- Airalo
- MOGO eSIM
「Airalo」は旅行者向けのeSIMサービスです。ウェブサイトやモバイルアプリの利便性も高く、使い勝手とコストパフォーマンスの両面から高い評価を受けています。1GB、3GB、5GBの3プランから選べます。
2つ目の「MOGO eSIM」は、安価なデータプランが豊富に揃っていることが魅力です。データプランが1GB・3GB・5GB・10GB・30GBの5種類があります。必要なぶんだけ契約できます。
カンボジアでeSIMを使うならeSIM Martがおすすめ
カンボジアでeSIMを利用したい方には、eSIM Martがおすすめです。eSIM Martとは世界最大級※の旅行用eSIM販売サイトです。カンボジアをはじめ、世界200以上の国と地域で利用できるeSIMを、幅広いプランの中から選んで購入することができます。
eSIMはいつでもオンラインで購入することができ、事前に予約しておく必要もありません。カンボジアに行く予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM Martについて
eSIM Martは、カンボジアを含む世界200以上の国と地域で利用できるプリペイド式eSIMを取り扱っている世界最大級※の旅行用eSIM販売サイトです。「簡単に選べる すぐに使える」をコンセプトに、幅広いブランドやプランのeSIMを購入することができます。取扱商品は136社のキャリア、合計286の商品数を誇り、多くのeSIM商品の中からデータ容量や日数を選択して購入可能です。
物理的なSIMカードは、空港や店舗、ネットショップで事前に購入しなければなりません。さらに、SIMカードの紛失や破損のリスクがあります。
しかし、eSIMであれば、いつでもどこでもオンラインで購入でき、スマホで設定すれば即日利用開始できます。
SIMカードの交換作業も必要ないため、紛失・破損するリスクもありません。
eSIM Martで買えるカンボジアのeSIMのスペック
eSIM Martで購入可能なカンボジアのeSIMをご紹介いたします。以下は一部抜粋で、他にもプランがあるため公式サイトよりご確認ください。
データ容量 | 対応国数 | 使用可能期間 | 料金 | |
SimOptions Smart Traveller eSIM |
6GB | 26ヶ国 | 10日 | 2,685円 |
AIS eSIM2FLY Asia | 6GB | 31ヶ国 | 8日 | 2,985円 |
Three HK 30-Day Pass APAC 8GB |
8GB | 22ヶ国 | 30日 | 5,235円 |
AIS eSIM2FLY Global | 6GB | 141ヶ国 | 15日 | 5,985円 |
※上記料金は、2023年12月21日時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM Mart公式サイトにて直接ご確認ください
eSIM2FLY Globalはカンボジアをはじめとした、世界141の国・地域で利用することができるので、カンボジア以外の国に旅行に行く方にもおすすめです。
また、eSIM Martで販売中のカンボジアで利用できるeSIMは、リチャージをすることができませんが、インターネット環境があれば追加でeSIMを購入することができます。
対応できる端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、自身のスマートフォンが対応しているか、事前に確認しておきましょう。
eSIM Martで買えるカンボジアのeSIMの詳細についてはこちら
eSIM Martの利用の流れ
eSIM Martの手続きは、購入からセットアップまですべてオンラインで完結します。
ここでは、eSIMの購入からセットアップの流れをみていきましょう。
eSIMの購入
eSIMの購入は、トップページの検索画面を表示し、以下の手順で行います。
- 検索欄に利用する国名を入力する
- 利用したいプランの「今すぐ購入」をクリックする
- ショッピングカートの中身に間違いなければ、連絡先・カード名義人、お支払情報を入力する ※入力したメールアドレスにeSIMのQRコードが届きます
- 「利用規約・プライバシーポリシーに同意し、SIMロックフリーのeSIM対応端末であることを確認しました。」のチェックボックスにチェックをいれて「支払い」をクリックする
- 決済完了後、注文が確定
注文完了後に購入明細書と、eSIMダウンロード用QRコードが記載されたPDFが添付されたメールが1通届くため、確認してください。
なお、eSIMは注文したら即時に発行されます。注文のキャンセル・交換はできないため、よく確認してから申し込みましょう。
セットアップ
eSIMのデータプランを購入後、セットアップを行います。セットアップはSIMフリーもしくはSIMロックを解除したeSIM対応端末で、インターネット通信が安定している状態で行います。
セットアップの手順はiOS(iPhone)とAndroidで異なります。今回はiOSを例にインストールする方法をご紹介いたします。(AndroidにeSIMをインストールする方法はこちら)
iOSにeSIMをインストールする方法
セットアップの手順は、以下のとおりです。
- 「設定」を開き、「モバイル通信」をタップ
- 「eSIMを追加」をタップ
- 「QRコードを使用」をタップし、カメラでQRコードをスキャン
※QRコードが読み取れない場合- ①「QRコードを使用」を選択し、画面下部にある「詳細情報を手動で入力」をタップ
- ② SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力(注文確認メールに添付されているPDFファイルに記載されています。また、通信事業者から確認コードが提供されている場合は、確認コードも入力してください。)
- 「モバイルデータ通信プランを追加」を選択する
- モバイル通信プランの名称を設定する
- デフォルト回線に「主回線」を選択する
- iMessage・FaceTime・AppleIDに「主回線」を選択する
- モバイルデータ通信に「主回線」を選択する
すべて完了すると通信に必要なeSIMの情報(eSIMプロファイル)がインストールされます。目的地に到着後、「設定」にてeSIMに切り替えることが可能です。
※「QRコード」はデンソーウェーブ社の登録商標です。
カンボジアでeSIMを使うメリット
eSIMを利用すれば、物理的なSIMカードを差し替える必要がないため、カンボジアでの旅行や出張中にカードを紛失するリスクがありません。インターネットさえつながる環境であれば、いつでもどこでも購入することができます。
また、出国前に事前に購入しておけば、現地に到着してすぐにeSIMに切り替えることができます。店舗でわざわざWi-Fiをレンタルしたり、SIMカードを購入する手間が省けます。
リチャージができる点も魅力の1つです。容量が足りなくなっても安心です。
カンボジアでeSIMを使う場合の注意点
ただし、eSIMはメリットばかりではありません。
eSIMは対応のスマホでなければ、使うことができません。eSIMのサービスはまだ新しく、スマホの中には利用できない機種もあります。
eSIMを購入する前に、お手持ちのスマホが対応しているかどうか事チェックしておきましょう。
また、SIMロックがかかっていないかどうかの確認も必要です。SIMロックがかかっていると、他社のSIMカードやeSIMを使うことができません。ロックがかかっている場合は、事前に解除する必要があります。
各キャリアのSIMロックの解除方法は下記の通りです。
なお、SIMロックについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
カンボジアのSIM・eSIM事情のまとめ
カンボジアを訪れる際に役立つインターネット接続やWi-Fi、SIMの情報について説明しました。カンボジアでスマホを使う場合、国際ローミングを有効にするか、Wi-Fiレンタルを利用するか、現地のSIMカードやeSIMの利用が考えられます。
中でもeSIMはオンラインで購入でき、データ容量が不足してもすぐにリチャージ可能でおすすめです。eSIM Martであれば、日本語サイトで購入することができ、カンボジア以外の国へ行く際にも適しています。カンボジアへの旅行や出張、留学を予定されている方は、ぜひ検討してみてください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
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出典:外務省ホームページ
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在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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