
【2025年版】ノルウェーで使えるおすすめのeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
観光や出張でノルウェーを訪れた際は、どのような方法でインターネットに接続すればよいのでしょうか。国際ローミングや携帯レンタル、Wi-Fiレンタル、SIMカード、eSIMなどの方法があります。eSIMはカードを抜き差しする手間がなく、おすすめの方法です。今回はノルウェーのインターネット事情や、おすすめのeSIM販売サイト「eSIM square」の利用方法について紹介します。


・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる
Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
ノルウェーで日本のスマホを使う方法
大手キャリアの国際ローミングを使えば、そのままスマホを海外で使えますが、高額のパケット通信料を請求される恐れがあります。コストを抑えたい場合、携帯レンタルやWi-Fiレンタル、SIMカードの活用がおすすめです。物理的なカードを伴わないeSIMという便利なサービスも登場しています。それぞれの方法のメリットやデメリットを解説します。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングは国内大手キャリアが提供しているサービスで、提携を結ぶ他国の通信事業者の回線を借りることで、海外でも国内のようにスマホを利用できます。
対象のプランに加入していれば、渡航時にSIMカードの抜き差しやWi-Fiルーターの受取・返却が不要で、手間のかからなさが利点です。利用料金には注意が必要で、ギガ無制限プランに加入していないと、帰国後に高額請求が届く恐れはあります。
ノルウェーでの利用料金を抑えたいなら、海外にいる間だけ携帯をレンタルする携帯レンタルの利用がおすすめです。国際ローミングのように分単位の課金ではなく、秒単位で料金が発生するため、通話料金を低く抑えられます。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiレンタルを利用すれば、インターネット環境がない海外でも、スマホを使えます。現地のフリーWi-Fiは、通信傍受や個人情報の漏洩などセキュリティ面のリスクが大きく、推奨できません。自分専用の支給を受けられるWi-Fiレンタルであれば、安全面の心配は無用。
ギガ無制限プランを提供する会社もあり、マップ検索でもZoom会議でも、データ容量を気にせず利用できます。
ノルウェーのWi-Fiレンタル情報について詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
ノルウェーSIMカードの利用
SIMフリーのスマホを現地に持参し、ノルウェーで使えるSIMカードを差し込んで利用する方法です。カードのギガ数はプランによって異なり、たとえば5GB/30日間というタイプなら、30日間で合計5GBまで使用できます。
SIMカードは国内で購入して持参するほか、ノルウェーの空港や街中のお店でも調達できます。現地でSIMカードを購入する場合、店員やスタッフと外国語でコミュニケーションを取らなければなりません。英語やノルウェー語を話せない人だと、ハードルが高い恐れがあります。
eSIMの利用
eSIMとは、物理的なSIMカードを必要としない、海外でスマホを利用できるサービスです。SIMカードのように自らスマホに差し込む手間がなく、利便性が高く利用者が増えています。通信事業者が提供するQRコードを読み取る、またはアプリをインストールして、簡単な操作を行うだけで利用することが可能です。
申込から開通までの期間が短いのも利点で、オンライン上の手続きでその日のうちに始められます。ノルウェー対応のeSIMは豊富にあり、日程に合ったプランを選べます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
ノルウェーでSIMカードを使う方法
ノルウェーでSIMカードを調達する場所には、空港やコンビニ、街中にある携帯キャリアの実店舗などが該当します。
ノルウェーで使えるSIMカードを提供している通信事業者は、以下の会社です。
- Telenor
- Telia
Telenorはノルウェーをはじめ、欧州の幅広いエリアで無線通信サービスを提供する企業です。Teliaはノルウェーの大手携帯キャリアの一つで、遮断や遅延の心配がない快適なブラウジングが持ち味です。
TeliaのプリペイドSIMは、250MB/14日間:99 krのスターターパックを提供しています。データ通信のほか、電話やメールも無料です。
日本国内にいる間に、Amazonや楽天などの通販サイトで、ノルウェー対応のSIMカードを購入する方法もあります。
Amazonでは、ビッグコネクトのヨーロッパSIMカードが販売されています。料金プランは以下の通りです。
- 10GB/30日間:2,370円
ビックコネクトのヨーロッパSIMカードは、日本国内で使えるほとんどのSIMフリー端末に対応しています。使い方が分からないときも、カスタマーサポートのLINE公式アカウントで質問や相談ができるため、安心して利用できるでしょう。
※2023年7月時点の情報です
ノルウェーでeSIMを使う方法
eSIMはオンライン上の設定だけで、スマホを海外で使えるようにする方法です。SIMカードの抜き差しが必要なく手軽なため、利用を検討する旅行客や出張のビジネスパーソンが増えています。
ノルウェーで使えるeSIMを提供している会社は、次のとおりです。
- ubigi
- Airato
- Simtex
- Holafly
- KKday
- yesim
このうち、HolaflyのeSIMの料金プランは下記のとおりです。
- 5日間無制限:2,400円
- 7日間無制限:3,400円
- 10日間無制限:4,400円
- 15日間無制限:5,700円
- 20日間無制限:6,900円
- 30日間無制限:8,400円
- 60日間無制限:10,400円
- 90日間無制限:11,900円
HolaflyのeSIMはベルゲンやオスロ、スタバンガーをはじめ、ノルウェー全土でパケット無制限サービスを利用できます。データ不足やチャージの心配は無用です。
HPからQRコードをスキャンし、データプランを選択して支払います。現地に到着後、eSIMをアクティベートに切り替えるだけで、快適にインターネットを使えるようになります。
kkdayは北欧5カ国(ノルウェー/フィンランド/スウェーデン/デンマーク/アイスランド)で使用可能なeSIMカードを提供している企業です。プランは500MB/800MB/1GB/2GBがあり、924円から購入可能です。
eSIM対応端末は限られています。iPhoneやiPad、各種Android端末に対応。iOSは12.1以降のバージョンが推奨されています。なお、中国国内で販売されているiPhone、香港やマカオで販売される一部の端末は利用できません。
kkdayのeSIMカードは発行後90日以内にアクティベート(開通)手続きを行う必要があります。期限を過ぎると使えなくなるため、渡航後は速やかな設定を心がけましょう。
yesimは、ノルウェーを含む世界126カ国で使えるローカルeSIMを提供しています。料金プランは次の通りです。
- 3GB/5日間:8EUR
- 5GB/7日間:12EUR
- 10GB/10日間:22EUR
- アンリミテッド(無制限)/15日間:37.5EUR
支払方法が多種多様で、デビッドカードやクレジットカード、Google PayやApple Pay、yesimアプリ内の仮想通貨などがあります。
有効期間内であれば、対象国や地域のプランを追加で購入することで、何度でも利用可能です。また、全エリア対象の「Pay as You Goプラン」では、実際に使用したデータ通信量に応じた従量制を採用しています。
※2023年7月時点の情報です
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
ノルウェーでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
ノルウェーでeSIMを使うなら、eSIM squareがおすすめです。eSIM squareとは、株式会社テレコムスクエアが運営するeSIM販売サイトで、世界200以上の国と地域かつ300以上のプランを提供しています。
以下でeSIM squareで購入できるプランのスペックや特徴などについて解説します。渡航前にしっかりチェックしておきましょう。
eSIM squareについて
eSIM squareはアプリまたは公式サイトから自分にあったプランをリーズナブルな価格帯で見つけることができます。
物理的なSIMカードやWi-Fiレンタルは、空港や店舗で事前に購入したり、予約・受取しなければなりません。しかし、eSIM squareであれば、いつでもどこにいてもオンラインで購入することができます。
eSIMは購入後、スマホで簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用開始できます。
物理的なSIMカードのような交換作業は必要なく、SIMカードを紛失・破損するリスクもありません。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM squareで買えるノルウェーのeSIMのスペック
データ容量 | 料金 | |
---|---|---|
7日間 | 10GB | 1,880円 |
15日間 | 3GB | 980円 |
30日間 | 10GB | 2,080円 |
※上記料金は、2025年7月時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください。
ノルウェー向けプランはシンプルで利用日数が7・15・30日間の3種類です。とくに7日間10GBプランはコストパフォーマンスに優れています。
また、容量が足りなくなってもリチャージできるので便利です。リチャージとは、インストールしたeSIMに追加料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。
ただし、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM squareの利用の流れ
1.WebサイトからeSIMを購入する
まずは公式サイトかアプリからeSIMを購入します。利用したい国や地域のプランを選択して「ログインして購入」をタップしてください。
はじめての場合は新規会員登録が必須です。メールアドレスを入力して確認コードで認証しましょう。
認証して会員登録を済ませたら、支払い情報を入力し「購入を確定」をタップすれば、購入手続きは完了です。
2.eSIMをインストールする
次にeSIMをスマホにインストールします。eSIMを購入するとサイト内の「My eSIM」に購入したプランが表示されるのでタップしてください。
ページ上部にある「未使用」タブを選び、利用するeSIMの「インストール」をタップします。iPhoneの設定に遷移し、新規eSIMのアクティベート画面が表示されるので「許可」をタップしてください。
少し待つとアクティベートが完了します。現地に到着するまでは回線をオフにしておきましょう。
※上記のダイレクトインストールはiOS限定です。3.現地でeSIMをオンにする
現地に到着したら、eSIMの回線をオンに切り替えましょう。設定アプリの「モバイル通信」から「この回線をオンにする」をタップしてください。
また、データローミングも忘れずにオンにしましょう。オフのままだと、現地のネットワークに接続できません。
ノルウェーでeSIMを使うメリット
eSIMはSIMカードと違って物理的なものではないため、無くしてしまったり、破損させてしまったりする心配はありません。ネットさえつながっていれば、いつでもどこでも購入することができます。さらに容量が途中で足りなくなった際にも簡単にリチャージができる点も、優れています。
購入から使用、さらにリチャージまでオンラインで完結することができるため、スムーズにインターネットを使うことができます。
ノルウェーでeSIMを使う場合の注意点
eSIMは複数人で使うことができません。Wi-Fiレンタルのように複数人でシェアしたり、SIMカードのように別のスマホに差し替えてインターネットを使うことは不可能です。
他のスマホでもeSIMを使いたい場合は、新たに購入・発行する必要があるため、注意しましょう。
また、お手持ちのスマホが、SIMロックがかかっていない且つ、eSIM対応端末でないと、eSIMは使うことはできません。利用するスマホがeSIMに対応している端末であるかどうか確認し、SIMロックがかかっている場合は事前に解除しておきましょう。
なお、各キャリアのSIMロック解除方法は下記の通りです。
SIMロックについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
ノルウェーのSIM・eSIM事情のまとめ
出張や旅行でノルウェーに渡航した際、インターネットを使いたければ、eSIMの活用がおすすめです。はじめての国でもセキュリティの心配がなく、通信速度もスピーディーで、快適な通信環境が確保されます。
eSIM squareのeSIMはオンライン上の手続きのみで、スマホが海外で使えるようになる便利なサービスです。ノルウェーをはじめ、ヨーロッパ各国が対象エリアに含まれており、複数の国を周遊する場合にも安心して使用できます。料金もリーズナブルのため、出張や旅行などで渡航の予定があるなら、利用を検討してはいかがでしょうか。
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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