ahamoは海外だと高額請求される?使い方や高額請求を回避できるポイントを解説!

ahamoは海外だと高額請求される?使い方や高額請求を回避できるポイントを解説!

ahamoは追加料金なしで世界91の国と地域でデータ通信が利用できる便利なサービスです。事前の申し込みも不要で、普段使っているスマホのまま海外でインターネットに接続できます。

しかし、データ容量や通話など、使い方を誤ると高額請求に繋がるケースがあるので不安に感じる人も多いと思います。

そこで、この記事ではahamoで高額請求が発生する原因と回避するためのポイントを解説します。また、海外の通信手段として便利な「eSIM」についても紹介しているので、海外渡航の予定がある人はぜひ参考にしてください。

ahamoの高額請求を避けたいなら「eSIM square」
世界200以上の国と地域で利用できるeSIM
・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる
\有人チャットサポートは24時間対応!/

Telecom Times監修者

監修者:大森

株式会社テレコムスクエア:大森

旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。

ahamoを海外で利用する際の基本情報

ahamoの基本情報
運営会社 株式会社NTTドコモ
月額料金 2,970円
データ容量 【通常】30GB
【大盛オプション】+80GB
※海外では大盛オプションは対象外
追加データ容量 1GB:550円
通話料 韓国→日本:125円/分~
アメリカ→日本:140円/分~
イギリス→日本:180円/分~
通話オプション 【通常】5分間無料
【オプション】かけ放題+1,100円
※海外では対象外
海外ローミング 利用可能

ahamoは、追加料金や事前の申し込みをせずに海外91の国と地域でデータ通信を利用できます。海外で使ったデータ量は、日本国内で利用するデータ量と合算される仕組みで上限は30GBまでです。

例えば、日本で10GBを利用した月に海外へ渡航した場合、海外で使えるデータ残量は20GBになります。

ちなみに30GBの範囲であればテザリングも海外で使えます。PCやタブレットでもネット接続できて便利です。

ahamoで高額請求される3つのパターン

3つのパターンの画像

  • ・月間データ使用量の30GBを超えて通信する
  • ・頻繁に音声通話を利用する
  • ・SMSのやりとりが多い

月間データ使用量の30GBを超えて通信する

ahamoで高額請求が発生する最も多いパターンが、月間のデータ容量30GBを使い切ったあとのデータ追加です。ahamoでは1GBあたり550円で容量を追加できますが、チャージ代が積み重なると高額になります。

30GBの上限に達すると通信速度が1Mbpsに制限されますが、自動で追加料金が発生することはありません。 高速通信を続けたい場合のみデータ容量を都度購入する仕組みです。

例えば、速度制限後に10GBを追加購入すると、合計で5,500円の料金が発生します。多くのデータを使う予定があるなら、ahamoのデータ追加に頼るより、Wi-Fiレンタルや旅行用eSIMを購入したほうが安いです。

頻繁に音声通話を利用する

ahamoユーザーは海外で音声通話する場合、発信・着信ともに有料です。日本にいる時と同じ感覚で電話を利用すると、高額な請求に繋がります。

例えば、韓国から日本へ電話をかける場合が1分あたり125円、受信の場合は1分あたり70円かかります。

海外滞在中の友人や家族との連絡は、LINEやSkypeなどのアプリ通話を使いましょう。アプリ通話はahamoのデータ通信内で利用できるため、別途料金が発生することはないです。

SMSのやりとりが多い

ahamoの海外ローミングでは、SMSの送信も有料で1通あたり100円かかります。国内で使う場合は1通あたり3.3円なので割高です。

普段利用しているメールやLINEの感覚でやり取りしていると、すぐに数千円を超えてしまいます。

海外滞在中のメッセージのやり取りは、データ通信内で使えるLINEやWhatsAppを利用するのが賢明です。なお、クレジットカードの本人認証でSMSを受信するだけであれば、海外でも料金は発生しません。

ahamoの高額請求を避けるポイント

ポイントの画像

  • ・Wi-Fiを利用時はローミングをオフにする
  • ・バックグラウンド通信をオフにする
  • ・動画や音楽は事前にダウンロードしておく

Wi-Fiを利用する際はデータローミングをオフにする

ホテルのWi-Fiに接続する際は、ahamoのデータローミングを一時的にオフにしましょう。オンのままだとWi-Fiの電波が不安定になった時に、意図せずデータ容量を消費する可能性があります。

代表的な機能が、iPhoneの「Wi-Fiアシスト」です。Wi-Fiの接続が弱いと判断した際に、自動でモバイルデータ通信に切り替える機能で、Safari・Apple Music・マップなど、大半のアプリで使えます。

ahamoのデータローミングは、外出先で地図を見たり、移動中に検索する場合などWi-Fiが使えない場面でのみオンにするのが賢明です。不要なデータ消費を防ぐことで高額請求を避けられます。

バックグラウンド通信をオフにする

スマホのバックグラウンド通信をオフにすることも、海外で不要なデータ消費を防ぐために有効です。バックグラウンド通信とは、アプリを操作していない時でも、自動で情報の取得や更新を実施する機能です。

例えば、写真アプリのクラウド同期やInstagramのフィード自動更新、YouTubeのおすすめ動画の先読みなどが該当します。

データ追加による高額請求を避けるためにスマホの設定画面から「バックグラウンド更新」や「データセーバー」などの項目を確認してオフにしておきましょう。

見たい動画や聴きたい音楽は事前にダウンロードしておく

自分の好きなエンタメコンテンツをオフライン保存しておくと、データ容量を節約できます。とくにYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスは、データ消費が多いので事前にダウンロードするのがおすすめです。

仮にYouTubeを720Pの画質で1時間視聴した場合は、約1.1GB消費します。頻繁に動画を見るとahamoの上限をすぐに超過するので、容量を追加購入する羽目になります。

出発前に自宅のWi-Fiを利用して、旅行中に見たい映画や聴きたい音楽をすべてダウンロードしておきましょう。

ahamoの海外ローミングが向いている人の特徴

海外ローミングがおすすめな人

  • ・ネット利用がLINEやSNSの閲覧が中心の人
  • ・SIMの購入手続きが面倒な人
  • ・電話を使わない人
  • ・複数の国を短期間で周遊する人

ahamoの海外ローミングは、手軽さを優先する場合や普段からデータ消費が少ない人に向いています。ネット利用はLINEやSNSの閲覧が中心で、YouTubeやNetflixを外出先で見ないなら、月間30GBの枠で充分です。

また、Wi-FiレンタルやeSIMのように、事前の申し込みや購入手続きが一切ないので便利です。複数の国を周遊する場合でも、そのままネットが使えます。

一方でデータ容量が多いプランを選びたい人や現地で電話を使いたいなら、eSIMかSIMカードを購入しましょう。海外でおすすめのeSIMを知りたい人はぜひ以下の記事も参考にしてください。

関連記事

▶海外旅行におすすめのeSIM比較10選

ahamoを海外旅行で利用する際の使い方と設定

設定方法の画像

iPhoneの場合

  • STEP1
    設定アプリからモバイルデータ通信をオンする

    まずはホーム画面から設定アプリを選び「モバイル通信」をタップしてください。上から4つ目の項目です。

    タップしたらahamo回線の「モバイルデータ通信」の欄がオンになっているかを確認しましょう。

  • STEP2
    データローミングをオンにする

    モバイルデータ通信をオンにしたらahamoのデータローミングをオンに切り替えます

    「モバイル通信」→「データローミング」の順に進み、オンにしましょう。

Androidの場合

  • STEP1
    設定アプリからモバイルデータをオンする

    まずホーム画面から設定アプリを開き「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップします。機種によってメニュー名が異なります。

    次にahamoの回線で「モバイルデータ」がオンになっていることを確認します。

  • STEP2
    データローミングをオンにする

    続いてahamo回線のデータローミングをオンに切り替えます

    Google Pixelの場合は「ネットワークとインターネット」からSIMを選び「ローミング」のスイッチをオンにします。

    Galaxyの場合は「接続」→「モバイルネットワーク」の中に「データローミング」があるのでオンにしてください。

海外で実際にahamoを使った人の口コミ

ahamoのローミングを使いましたが、カザフスタンでもしっかりと電波が入るようになっていて嬉しいです!

引用:X

7日間のバンコク滞在ではahamoのローミングを12GBくらい使用しました。速度は日本より少し遅いけど問題ないです!

引用:X

ahamoの海外ローミングはシドニーだと遅かったけど、オークランドは超高速でした。

引用:X

ahamoで海外ローミングを使った人の口コミを抜粋しています。「しっかりと電波が入る」「問題なく使える」など良いレビューが複数ありました。

一方で悪い点として「一部地域で全然繋がらない」が挙げられています。ahamoに限らず回線設備が整っていないエリアや回線が混雑していると、現地の電波を拾いにくいです。

現地で海外ローミングを試して、通信が安定しない場合はeSIMをネットで購入するのも一つの手です。以下の項目で初心者向けの商品を紹介しているので、興味がある人はチェックしてみましょう。

関連項目

▼eSIM squareを利用すると便利

ahamoを海外で使う際の注意点

注意点

  • ・ahamoは海外ローミング非対応の国がある
  • ・滞在日数が15日間を過ぎると通信制限がかかる
  • ・大盛りオプションの80GBは海外利用の対象外

ahamoは海外ローミング非対応の国がある

ahamoの海外ローミングは一部非対応の国があります。とくにアフリカや南米は対象外の国が多いです。

渡航先が対応エリアに含まれているかを、出発前に必ず公式サイトで確認してください。非対応エリアだった場合は、eSIMやWi-Fiレンタルなど別の通信手段を準備する必要があります。

ただし、ahamoが対応しているのは91の国と地域で、日本人が訪れる約98%のエリアをカバーしています。人気旅行先であれば、対応しているケースがほとんどです。

参考:ahamo公式

ahamoは海外の滞在日数が15日間を過ぎると通信制限がかかる

ahamoの海外ローミングは、海外で最初にデータ通信を利用した日を1日目として、15日目が経過すると通信速度が最大128KMbpsに制限されます。月間のデータ容量が残っていても15日を過ぎると通信制限がかかります

速度が128kbpsに制限されると、Webサイトの表示や地図アプリの読み込みが遅くなり使いにくいです。メッセージの送受信はできますが、YouTube・Instagram・Xは新しい投稿を表示できなくなります。

日本に帰国しないと制限が解除されないので、2週間を超える滞在の場合はSIMカードかeSIMなど別の通信手段を使いましょう。

16日目以降はeSIM squareを利用すると便利

eSIMを使うならeSIM squareがおすすめ

eSIM squareの特徴

  • ・世界200以上の国と地域で利用できる
  • ・30年以上海外通信事業を営んでいる会社が運営
  • ・24時間日本語で問い合わせ可能
  • ・データ容量のリチャージができる

ahamoの海外ローミングを15日間使ったあと、16日目以降はeSIM squareを利用すると便利です。海外通信事業の老舗であるテレコムスクエアが運営しているeSIMで初心者でも使いやすいです。

eSIM squareは、データ残量が少なくなってもアプリから簡単に容量を追加できるリチャージ機能が備わってます。再購入する必要がないので手間がかかりません。

また、万が一トラブルが起きても、サポートが24時間体制なのでいつでも問い合わせできます。AIチャットボットではなく、日本人スタッフが対応してくれるので丁寧です。気になる人は以下のボタンから確認してみましょう。

\有人チャットサポートは24時間対応!/

eSIM square
公式サイトはこちら

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▶eSIM squareの口コミや評判を紹介

大盛りオプションの80GBは海外利用の対象外

大盛りオプション加入中の場合でも、海外での月間利用可能データ量は30GBです。

引用:ahamo公式

ahamoは月額1,980円でデータ容量80GBを追加できる「大盛りオプション」があります。しかし、追加分の80GBは、海外ローミングの対象外です。

大盛りオプションに加入して、合計110GB使える状態でも海外で利用できるデータ容量の上限は、基本プランの30GBまでです。

アプリゲームをプレイする人や動画配信サービスを頻繁に見る人は、Wi-FiレンタルやeSIMの無制限プランに加入しましょう。

ahamoの高額請求に関するよくあるQ&A

Q&Aのロゴ

高額請求される使い方は?

A.

ahamoを海外で使ったときに高額請求されるパターンとしてデータ容量の追加・電話の利用が考えられます

とくに電話料金が高く、韓国から日本へ電話をかけると1分あたり125円かかります。また、5分以内の通話無料特典は海外だと利用できません。

電話を頻繁に使う人は、電話番号付きのプリペイドSIMカードやeSIMを購入しましょう。

ahamoを海外で使うにはどうする?

A.

ahamoを海外で使うにはスマホの設定からデータローミングをオンにするだけです。事前の申し込み手続きは必要ないです。

iPhoneの場合は、設定アプリから「モバイル通信」に進み「モバイルデータ通信のオプション」をタップすると、データローミングの欄があります。

ahamoユーザーで新しくeSIMやSIMを購入したくない人や設定が簡単な通信手段を使いたい場合は、海外ローミングがおすすめです。

ahamoは海外でテザリングできる?

A.

ahamoは海外でもテザリングが使えます。追加料金もかかりません。

PCやタブレットをネットに繋いだり、友人のスマホに一時的にモバイル通信を共有できるので利便性は高いです。

ただし、テザリングは通信が不安定なうえにデータ消費が激しいです。複数台のデバイスを使う予定なら海外用のWi-Fiレンタルを検討しましょう。

月をまたいで旅行する場合はどうなる?

A.

ahamoのデータ利用量は、月をまたぐとリセットされます。例えば、9月末から10月初旬まで滞在する場合、10月1日になるとリセットされて、新たに30GBまで利用可能です。

ただし、15日以上の滞在でかかる速度制限はリセットされません。速度制限は、海外で最初に通信してから15日間という日数で計算されるためです。

16日目以降は、海外用のeSIMがおすすめです。現地のショップにわざわざ行く必要がなく、オンラインで購入から設定までできます。

海外で繋がらないときはどうする?

A.

ahamoが海外でネット接続できない場合は、スマホの再起動や機内モードのオン・オフを試してください。ネットワーク情報を再読み込みすることで、繋がるケースがあります。

また、データローミングがオンになっているか、モバイルデータ通信の利用回線がahamoに設定されているかを確認しましょう。

どうしても繋がらない場合は、空港のフリーWi-Fiに接続して、ネットで旅行用eSIMを購入してください。

ahamoは電話を頻繁に使うと高額請求される【まとめ】

まとめ

ahamoの海外ローミングは電話やSMSを頻繁に使うと高額請求されます。電話・SMSともに国内で利用するより料金が割高です。

また、ahamoで高速通信ができるのは、日本と海外のデータ利用量を合わせて月間30GBまでです。利用日数も制限があり、15日を経過すると送受信最大128Kbpsになります。

長期間滞在する場合は16日目以降にeSIM squareを使うのがおすすめです。24時間日本語サポートが付いているので初心者でも扱いやすく、選べるプランが多いです。詳しくは以下のボタンからチェックしてみましょう。

商品名 主な特徴
eSIMsquare_logo
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出典:外務省ホームページ

日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ

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