
南アフリカで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは?現地Wi-Fi事情から解説
「南アフリカで快適にインターネットを利用したい」とお考えの方に向けて、現地のWi-Fi事情や接続方法、SIM事情などについて詳しくまとめました。さらには、申込から返却までのステップを非対面で行えるおすすめWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」の特徴や料金プラン、利用手順についても併せてご紹介します。
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目次
南アフリカのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる?
まずは、南アフリカでのインターネット・Wi-Fi事情から、現地でのインターネットの使いやすさを探っていきましょう。
世界のインターネット統計を公開している「Internet World Stats」の調査によると、2021年における南アフリカでのインターネット普及率は57.5%でした。日本の場合は94.5%と示されており、日本と比較すると普及率は低めです。
とはいえ、普及率が低いエリアは基本的に農村部であり、ケープタウンやヨハネスブルグ、プレトリアといった都市部においてはインターネット環境を確保しやすい印象です。特に空港やホテル、飲食店においては無料で利用可能なWi-Fiが完備されていることも多く、比較的不自由なくインターネットを利用できます。
ただし、フリーWi-Fiの通信状況は日本ほど安定しておりません。インターネット通信速度測定サイト「SPEED TEST」にて2022年11月時点での固定回線の通信速度をチェックしてみると、日本の場合は平均通信速度(下り)が150.32Mbpsであるのに対し、南アフリカの場合は40.12Mbps。固定回線は南アフリカのフリーWi-Fiにも多く使われているため、フリーWi-Fiスポットでインターネットに接続しても、日本のような速度でストレスなく使用することは難しいでしょう。
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南アフリカでのWi-Fi接続方法
日本人が南アフリカで利用できる代表的なインターネット接続手段としては、「無料Wi-Fi」と「有料Wi-Fi」の2通りが挙げられます。それぞれの具体的な接続方法は以下の通りです。
南アフリカの無料Wi-Fi
南アフリカにおいては、空港や都市部のホテル、飲食店などにフリーWi-Fiが多く整備されています。
たとえば日本人が旅行や出張時に利用することの多い「ケープタウン国際空港」と「ヨハネスブルグ国際空港」においてフリーWi-Fiを利用したい場合は、スマートフォンやタブレットのWi-Fiの接続画面にてそのスポットのログインIDを選択すると利用できます。また、ホテルのフリーWi-Fiにおいては、フロント等で提示されているパスワードを入力して接続するケースが一般的です。
レストランやカフェなどの飲食店の場合は、店員さんにパスワードを尋ねると教えてもらえるでしょう。お店によっては、テーブルにWi-Fiのパスワードが記載されている場合もあります。
このように空港や都市部の施設であればフリーWi-Fiを利用しやすい傾向がありますが、南アフリカ特有のサファリや大草原、観光客の少ない農村部といった場所はフリーWi-Fiスポットに乏しい印象です。また、誰でも無料で利用できることから情報漏えいやウイルス感染などへの懸念も大きいこと、固定回線の通信速度が日本よりも遅いことも考慮すると、インターネット接続手段をフリーWi-Fiのみに頼ることはおすすめではありません。
南アフリカを訪れる際は、フリーWi-Fiよりも安全に、そして快適に利用できるインターネット接続手段を確保しておくとよいでしょう。
南アフリカの有料Wi-Fi
先述のようにフリーWi-Fiには通信面やセキュリティ面のリスクがあるため、不安な場合は有料のサービスを用いてWi-Fiを利用することをおすすめします。しかし、有料の公衆Wi-Fiサービスは現地の事情や語学に詳しくなければ利用のハードルが高めです。
Wi-Fiにこだわらず、現地対応のプリペイド型SIMカードをスマートフォンやタブレットに挿入する方法や、携帯電話会社が提供する「海外ローミングサービス」に事前申込を行う方法などを利用するのも一案でしょう。
ただし、SIMカードの場合は設定に手間がかかりやすいこと、海外ローミングサービスの場合は利用料金が高額になりやすい点に注意が必要です。そのため、もしも「もっと手軽にWi-Fi環境を手に入れたい」とお考えなら、海外向けのWi-Fiレンタルを利用するとよいでしょう。
Wi-FiレンタルとはWi-Fiの電波を発信できるルーターのレンタルサービスのことで、スマートフォンやタブレットといったデバイスとルーターをつなげるだけでインターネットに接続できます。SIMカードのような複雑な設定を必要としないこと、さらにはフリーWi-Fiのような通信面・セキュリティ面におけるリスクも少ないことから、「海外に滞在する際の必需品」として大変人気を集めています。
南アフリカ渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ
南アフリカで利用できるWi-Fiレンタルは数多く存在しますが、特におすすめしたいサービスは「WiFiBOX」です。ここからは、WiFiBOXの特徴や料金プラン、南アフリカでの利用可能エリアなどを詳しく解説していきます。
WiFiBOXとは
WiFiBOXは、テレコムスクエアが提供する海外向けのWi-Fiレンタルサービスです。WiFiBOXのルーターは南アフリカを含む約130の国と地域に対応しており、業界最安値クラスのリーズナブルな料金で快適なWi-Fi環境を入手できます。
さらに注目したいのが、予約・受取・返却を非対面で簡単に行えること。また、ルーターにはスマートフォンなどの充電に対応した3種類のケーブルが内蔵されており、モバイルバッテリーとして利用できる点も大きな魅力です。
南アフリカでの利用料金・プラン
WiFiBOXには、「500MBプラン」「1GBプラン」「無制限プラン」の3種類のプランがあります。各プランにおける南アフリカでの利用料金は以下の通りです。
南アフリカ専用
- 500MBプラン:1,090円/日
- 1GBプラン:1,590円/日
- 無制限プラン:2,490円/日
世界周遊
- 500MBプラン:990円/日
- 1GBプラン:1,690円/日
- 無制限プラン:2,590円/日
※+220円(税込)/日で、盗難・紛失や破損時に発生する弁償代金を全額補償してもらえる「あんしん保証」に加入できます。
南アフリカで利用可能なエリア
南アフリカにおいて、WiFiBOXを利用可能な都市は以下の通りです。
- ケープタウン
- ヨハネスブルグ
- プレトリア
- ダーバン
- レディスミス
ただし、山間部や地下などでは電波が届きにくく、通信が不安定になる可能性があります。
南アフリカでのWi-Fi同時接続台数
WiFiBOXは、1台あれば同時に5台までのデバイスに接続可能です。仮に6台以上の端末につなげても基本的にはインターネットに接続できず、接続できる場合でも全体の通信状況が不安定になりやすいため注意しましょう。
南アフリカ渡航時のデータ通信量の目安
南アフリカ渡航時のデータ通信量は、Wi-Fiを利用するシーンによって大きく異なります。以下でWiFiBOXの「500MBプラン」と「1GBプラン」におけるデータ通信量の目安をご紹介するので、プラン選びの参考にしてみてください。
利用シーンの例 | 500MBプラン | 1GBプラン |
1MBの画像を添付したメールの送受信 | 500通 | 1,000通 |
インスタグラムやフェイスブックの連続閲覧 | 約35分 | 約1時間10分 |
動画ストリーミングHD画質 | 約10分 | 約20分 |
Skypeビデオ通話 | 約15分 | 約30分 |
たとえばメールのやり取り程度や多少の検索などでWi-Fiを利用する場合は、「500MBプラン」で十分事足ります。そういった必要最低限のデータ通信を前提として、複数のデバイス や複数人での利用を希望する場合は、「1GBプラン」に申し込むとよいでしょう。
なお、動画の視聴やビデオ通話、オンラインゲームといった大容量の通信を想定している場合は、1日に使えるデータ容量に制限のない「無制限プラン」がおすすめです。用途に合わせて、最適なプランを選んでみてください。
南アフリカ現地でのルーター受取可否
南アフリカ現地では、WiFiBOXのルーターを受け取ることはできません。日本国内の空港や駅チカ、街ナカに設置されている専用貸出機にて、受取手続きを行ってから渡航する必要があります。
南アフリカでWiFiBOXを利用された方の声
ここでは、南アフリカでWiFiBOXを利用された方の声をいくつかご紹介します。
当日の申込も可能で、すぐに手続きができて助かりました。通信品質についても満足しています。
30代男性
ルーターの受付や返却手続きが簡単で驚きました!手のひらサイズなので携帯しやすく、使い勝手がとても良かったです。
30代男性
WiFiBOXの利用の流れ
海外の渡航先でWiFiBOXを利用するには、日本国内でWiFiBOXを申し込んでルーターを受け取り、現地に持って行く必要があります。ここでは、海外渡航時にWiFiBOXを利用するための一連の流れをご紹介します。
利用・設定の流れ
WiFiBOXを利用する際の手順は、以下のようになっています。
1.Web上からレンタルを予約する
WiFiBOXの公式サイト(https://wifibox.telecomsquare.co.jp/)から、ご希望の渡航地と日程、プランを選択して予約を行います。出発当日の予約もOKです。
2.WiFiBOX貸出機でQRコード(※)を読み取り
予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」画面から「受取用QRコード(※)読み取りページ」を開き、貸出機のQRコード(※)を読み取ります。「受け取る」ボタンが表示されたら、それをタップします。
(※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です)
3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始
貸出機下部のスロットから、貸し出されるルーターを引き抜いて受け取ります。
4.Wi-Fiの接続設定をする
ルーターの電源スイッチを3秒以上長押しし、電源をオンにします。接続可能になるまで、そのまま1分ほどお待ちください。ルーター表面上部の白ランプ3つがすべて点灯すれば、接続可能です。
その後、スマートフォンなどのWi-Fi設定画面で、ルーター裏面に記載されたSSIDが接続可能となっていることをお確かめください。ルーター裏面にはパスワードも記載されているため、それを入力して接続を完了させましょう。
5.WiFiBOX利用時の注意点
スマートフォンやタブレットなど、SIM内蔵の端末でWiFiBOXに接続する際には、データローミング機能を必ずOFFにしておきましょう。ONのままにしておくと自動でモバイルデータ通信に接続されてしまうため、パケット通信料が高額になってしまうかもしれません。
WiFiBOXにうまく接続できない場合は、ルーターの電源ボタンを15秒長押しし、再起動してから接続してみてください。
事前受取の可否
申込み時に指定した「受取日」の前日(日本時間)から、WiFiBOXを受け取ることができます。前日受取による追加料金は一切発生いたしません。
前日受取は、当日受け取る時間がない方や、利用開始日になったらすぐにWi-Fiレンタルを利用したい方などにおすすめです。(※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。)
Wi-Fiルーターの受取・返却場所
WiFiBOXの受取・返却場所は、日本の空港や駅チカ、街ナカに展開されています。ここでは、一部例を紹介しますので、ぜひ、WiFiBOX予約前に参考にしてみてください。
≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など
≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、仙台空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山
≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル(金沢駅前)
≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など
≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店
≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など
≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、山口宇部空港、松山空港、高松空港など
≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など
※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。
南アフリカの現地SIM事情
ここでは、南アフリカのSIM事情についてもチェックしておきましょう。現地対応のプリペイド型SIMカードは空港や携帯電話会社の各店舗、スーパーなどで販売されており、代表的なものは以下の通りです。
- MTN:70~469ランド(約539~3,611円)
- Cell C:69~469ランド(約531~3,611円)
※1ランド:7.70円(2022年12月19日時点のレート)で計算
プリペイド型なので手頃な価格で購入しやすいことが大きなメリットですが、SIMロック解除やAPN設定といった複雑な手続きを要する点に注意が必要です。また、南アフリカ現地でSIMカードを購入するには店員さんと英語でコミュニケーションを取らなければならないため、語学力に不安がある場合もほかの方法を検討するとよいでしょう。
携帯電話会社の南アフリカでの対応状況
日本の主要な携帯電話キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクでは、南アフリカにも対応した「海外ローミングサービス」を提供しています。具体的には以下のプランに事前申込を行うことで、現地のモバイル通信を利用してインターネットを利用できます。
- ドコモ:「パケットパック海外オプション」「海外パケ・ホーダイ」
- au:「世界データ定額」
- ソフトバンク:「海外パケットし放題」
SIMカードを入れ替える手間のない便利なサービスですが、レンタルWi-FiやSIMカードを利用する場合に比べて料金が高めであることや、お使いの機種によっては上記のプランを利用できない場合もある点に注意しましょう。詳しい概要については、各携帯電話会社のサイト等でご確認ください。
南アフリカのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ
南アフリカは日本に比べてインターネット普及率は低いものの、都市部においてはフリーWi-Fiスポットを見つけやすい傾向があります。しかし、フリーWi-Fiは通信状況が不安定になりやすく、セキュリティ面におけるリスクも大きいことから、レンタルWi-Fiなどの有料サービスの利用を検討してはいかがでしょうか。
今回ご紹介したWiFiBOXなら、安全で快適なインターネット環境をリーズナブルに確保できます。申込や受取、返却を手軽に行えるなど大変使い勝手の良いサービスなので、南アフリカへ渡航する予定のある方はぜひ活用してみてください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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