
【2025年版】南アフリカで使えるおすすめeSIMやSIMカードとは?現地SIM事情から解説
南アフリカに旅行や出張で渡航する際には、現地でインターネットが使えるか確認が必要です。海外ローミングやWi-Fiレンタル、SIMカードの購入などの方法がある中で、おすすめなのがeSIMです。
今回は南アフリカのインターネット事情、eSIM販売サイト「eSIM square」の利用方法について紹介します。


・SIMの抜き差しが不要で紛失リスクなし
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
・アプリでデータ容量のチャージができる
目次
南アフリカで日本のスマホを使う方法
南アフリカで日本国内と同じようにインターネットを使うためには、少々工夫が求められます。たとえば国際ローミング付きのプランを契約する、一時的に海外向けスマホやWi-Fiルーターをレンタルするなどの方法が考えられます。
SIMフリーのスマホを持っている場合、南アフリカ対応のSIMカードを購入する、またはeSIMの購入を検討してもよいでしょう。海外で日本のスマホを使う方法のメリットやデメリットを紹介します。
国際ローミングや携帯レンタル
国際ローミングはキャリアが連携する海外の事業者の回線を使用することで、ローミングが付帯したプランを契約していれば、自分で設定できます。
Wi-Fiルーターの受取・返却やSIMカードの抜き差しなく、手軽にスマホを海外で使えるようになるのが利点です。一方で契約中のプランによっては南アフリカでのデータ通信量がかさみ、帰国後に高額請求が行われるリスクも否定できません。
海外での利用料金を抑えたい場合、携帯レンタルがおすすめです。秒単位の正確な計算が行われるため、実際には使っていない余分な費用が発生する恐れはありません。
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiルーターをレンタルは各社がサービスを提供し、データ使い放題の無制限プランをはじめ、種類が豊富です。1台のルーターに何台ものスマホやPCを接続できるため、複数人の旅行やチームでの共同作業にも適しています。
現地のフリーWi-Fiは通信傍受や情報漏洩のリスクがあり、積極的な活用はおすすめできません。1人に1台の端末が支給されるWi-Fiレンタルなら、一定のセキュリティは確保されます。
一方で常にルーターを持ち運ぶ必要があること、機器の受取・返却の手間が生じるのはデメリットです。
南アフリカのWi-Fiレンタル情報についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
南アフリカSIMカードの利用
SIMフリーのスマホ、もしくはSIMロックを解除したスマホを持っていれば、南アフリカ対応のSIMカードを利用してもよいでしょう。料金がリーズナブルな傾向があり、期間やデータ通信量に応じてさまざまなプランがあります。SIMカードは現地の空港や携帯ショップで購入するほか、Amazonや楽天でも調達できます。
基本的には自分でSIMカードを挿入し、ANP設定を行わなければいけません。慣れていないと操作に手間取る可能性も高いため、注意しましょう。
eSIMの利用
eSIMはSIMカードを利用しなくても、海外でスマホが利用可能になるサービスです。物理的なSIMカードがないため、部品を抜き差しする手間がなく、操作や設定に不安がある人でも使いやすい方法です。手続きはオンラインですべて完結し、QRコードの読み取りやアプリのインストールだけで使えます。
申込利用開始までがスピーディーで、契約したその日のうちに始められます。渡航日まで時間がないときにおすすめです。ただしeSIM対応のスマホがないと利用できないうえに契約できる会社やプランがまだ少なく、現状では一部の人しか使えないのは残念な部分だといえます。
※「QRコード」はデンソーウェーブ社の登録商標です。
南アフリカでSIMカードを使う方法
南アフリカでは現地の空港や携帯ショップ、コンビニなどでSIMカードを購入できます。プリペイド式のため、購入時はカードの代金以外に、チャージ代が必要です。
南アフリカでSIMカードを提供している会社は次の通りです。
- MTN
- Cell C
- Vodacom
企業の規模感でいえばVodacomに軍配が上がりますが、MTNやCell Cも通信速度や対応エリアには定評があり、迷ったら上記3社のSIMカードを選ぶことをおすすめします。
購入場所は初めての渡航の場合、街中でなく空港で購入するのがよいでしょう。携帯ショップやコンビニがなかなか見つからず、時間を無駄にしてしまう可能性が高いためです。
主要な空港であれば、搭乗口を出てすぐのカウンターで複数社のSIMカードを取り扱っています。対応するスタッフも慣れているため、商品の説明から契約、SIMカードの設定までスムーズに対応してくれます。
しかし、それでも現地の人とやり取りを交わすことが不安な場合、日本にいる間に楽天やAmazonで購入を済ませておくのも1つの手です。
Amazonではビックコネクトの4G-LTE対応のプリペイドSIMカード(キャリアはVodacom)が販売されています。データ容量は無制限で、以下の料金プランがあります。
- 5日間(2,230円)
- 8日間(3,180円)
- 15日間(5,680円)
1日のデータ通信量が200MBを超えるとスピード制限がかかることに注意しましょう。
※金額は2023年7月時点
南アフリカでeSIMを使う方法
SIMカードの抜き差しやANP設定が面倒だというなら、eSIMの活用を検討してはいかがでしょうか。オンライン上で簡単に手続きが完了し、開通までのスピードが速いのも魅力です。
南アフリカでeSIMを提供している企業は、次の通りです。
- airalo
- Ubigi
- Holahly
このうち、airaloの料金プランは次の通りです。
- 1GB/7日間:$4.5
- 2GB/15日間:$8.0
- 3GB/30日間:$11.0
- 5GB/30日間:$15.5
- 10GB/30日間:$26.0
利用手順は「アプリをダウンロード」「目的地とパッケージを選択」「eSIMをインストール」「現地到着後にアクティベート(開通)する」です。
airaloの特徴はプランの豊富さで、24時間対応のカスタマーサポートも使えて、利便性が優れています。世界初のeSIMオンラインストアだけあって、世界200カ国以上でサービスを提供しており、安心してサービスを利用できます。
次は、Ubigiの南アフリカでの料金プランを紹介します。
- 1GB/30日間:1,300円
30日間で1GBの通信量は一見少ないように思えますが、データ残量がなくなっても簡単に追加購入(リチャージ)できます。
マルチデバイスにも対応し、eSIM対応のスマートフォンのほか、タブレットやeSIM搭載のWindows 10/11でも使うことが可能です。オンラインで申込が完了したら、数分後にはQRコードを記載したメールが届きます。対象の端末で読み込み、データプランを有効にしたら、eSIMをインストールしましょう。あとは渡航先からいつでも、プランの確認やリチャージが可能です。
Ubigiは世界200ヵ国以上の国や地域に対応しており、国際的にも品位が高い信用できるブランドです。
最後に、Holahlyの南アフリカ向けのプランを紹介します。
- 6GB/15日間:5,700円
利用の流れはUbigiと同様です。HolahlyのeSIMはテザリングにも対応し、旅行先で友人や同僚とインターネット環境を共有することも可能です。Wi-Fiレンタルと同じように、ネットワークに複数の端末をつないで、活用の幅を広げられます。
eSIMの注意点は原則、モバイル通信のみのサービスであることです。音声通話やSMSの送受信はサービスの範囲外となってしまいます。しかし、FacebookのMessengerやtwitter、LINEなど各種SNSは現在のアカウントでそのまま使用できます。
※金額は2023年7月時点
南アフリカでeSIMを使うならeSIM squareがおすすめ
南アフリカでeSIMを使うなら、eSIM squareがおすすめです。eSIM squareとは、株式会社テレコムスクエアが運営するeSIM販売サイトで、世界200以上の国と地域かつ300以上のプランを提供しています。
以下でeSIM squareで購入できるプランのスペックや特徴などについて解説します。渡航前にしっかりチェックしておきましょう。
eSIM squareについて
eSIM squareはアプリまたは公式サイトから自分にあったプランをリーズナブルな価格帯で見つけることができます。
物理的なSIMカードやWi-Fiレンタルは、空港や店舗で事前に購入したり、予約・受取しなければなりません。しかし、eSIM squareであれば、いつでもどこにいてもオンラインで購入することができます。
eSIMは購入後、スマホで簡単な設定をするだけで、すぐにインターネットを利用開始できます。
物理的なSIMカードのような交換作業は必要なく、SIMカードを紛失・破損するリスクもありません。
※世界200以上の国と地域対応 2023年12月15日自社調べ
eSIM squareで買える南アフリカのeSIMのスペック
データ容量 | 料金 | |
---|---|---|
7日間 | 10GB | 4,880円 |
15日間 | 3GB | 2,980円 |
30日間 | 1GB | 1,080円 |
10GB | 5,780円 |
※上記料金は、2025年7月時点の為替レートを適応した金額です。為替レートの関係で、毎月1日に、日本円での料金が変更となります。最新の料金に関してはeSIM square公式サイトにて直接ご確認ください。
南アフリカ向けプランはシンプルで利用日数が7・15・30日間の3種類です。とくに30日間10GBプランはコストパフォーマンスに優れています。
また、容量が足りなくなってもリチャージできるので便利です。リチャージとは、インストールしたeSIMに追加料金を払ってデータ容量を追加できる機能のことです。
ただし、対応できるスマートフォン端末は、機種により異なります。例えば、iPhoneであれば2018年9月リリース以降の機種に対応しています。Androidについては、GalaxyシリーズやXperiaシリーズ、GooglePixelシリーズに対応しています。公式サイトに対応端末の一覧が掲載されているため、事前に確認してから購入しましょう。
eSIM squareの利用の流れ
1.WebサイトからeSIMを購入する
まずは公式サイトかアプリからeSIMを購入します。利用したい国や地域のプランを選択して「ログインして購入」をタップしてください。
はじめての場合は新規会員登録が必須です。メールアドレスを入力して確認コードで認証しましょう。
認証して会員登録を済ませたら、支払い情報を入力し「購入を確定」をタップすれば、購入手続きは完了です。
2.eSIMをインストールする
次にeSIMをスマホにインストールします。eSIMを購入するとサイト内の「My eSIM」に購入したプランが表示されるのでタップしてください。
ページ上部にある「未使用」タブを選び、利用するeSIMの「インストール」をタップします。iPhoneの設定に遷移し、新規eSIMのアクティベート画面が表示されるので「許可」をタップしてください。
少し待つとアクティベートが完了します。現地に到着するまでは回線をオフにしておきましょう。
※上記のダイレクトインストールはiOS限定です。3.現地でeSIMをオンにする
現地に到着したら、eSIMの回線をオンに切り替えましょう。設定アプリの「モバイル通信」から「この回線をオンにする」をタップしてください。
また、データローミングも忘れずにオンにしましょう。オフのままだと、現地のネットワークに接続できません。
南アフリカでeSIMを使うメリット
南アフリカでeSIMを使うメリットとして、紛失や破損の心配がないということが挙げられます。物理的なSIMカードを入れ替える必要がないため、保管に気を使うこともなく安心です。
オンライン上で簡単に手続きすることができるeSIMであれば、南アフリカに到着してすぐにインターネットを利用することができます。また、値段も比較的リーズナブルな点も魅力です。
南アフリカでeSIMを使う場合の注意点
1つのeSIMで複数の端末を使うことはできません。SIMカードのように別のスマホに差し替えて利用する方法は不可能なため、注意しましょう。他のスマホでもeSIMを使いたい場合は新たに購入・インストールする必要があります。
また、大キャリアで購入したスマホの中には、他社のSIMカードやeSIMが使えないように制限された「SIMロック」状態になっている可能性があります。ロックがかかっている場合は、必ず事前に解除しておきましょう。ロックがかかったままだと使えません。
解除方法は、スマホを購入した会社ごとに異なります。どれもオンラインで簡単にできるため、下記ページから設定方法をご確認ください。
SIMロックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
さらに、eSIMに対応していない機種があることにも注意が必要です。事前に自分のスマホがeSIMを使えるかどうかは必ず確認しておきましょう。
ただし、iPhone、iPadは2019年以降の機種がすべてeSIMに対応しています。このように、今後はeSIMに対応する機種が増えてくるかもしれません。
南アフリカのSIM・eSIM事情のまとめ
南アフリカで日本と同じようにインターネットを使いたいなら、SIMの活用がおすすめです。種類やプランが豊富で、渡航日数や必要なデータ通信量に応じて、自分に合った使い方ができます。
eSIM squareは初期費用や手数料の負担が一切ない、シンプルな料金体系が魅力です。南アフリカはもちろん、世界複数の国と地域に対応しており、他国へ周遊する予定がある人にも適しています。ぜひ、利用をご検討ください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア
海外渡航情報リンク
国・地域情報
出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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