
チリで使えるおすすめWi-Fiレンタルとは?現地Wi-Fi事情から解説
チリへの旅行や出張の予定がある場合は、現地のインターネット事情を事前に把握しておくと、到着後にパソコンやスマホをより快適に利用できます。本記事ではチリのインターネット接続環境やフリーWi-Fi事情、現地SIMカードの解説をするとともに、おすすめのWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」についても紹介します。
【今すぐレンタル】非接触で完結予約・受け取り・返却が驚くほど簡単なチリ用Wi-Fiレンタル
目次
チリのインターネット・Wi-Fi事情はどうなってる?
世界のインターネット普及率を公開している「DataReportal/DIGITAL 2022(※1)」によれば、チリのインターネット普及率は2022年1月時点で92.0%です。94.0%の日本とほぼ変わらないインターネット普及率のため、インターネット環境は充実しているといっていいでしょう。
インターネットの通信速度はどうでしょうか。世界のインターネット通信速度を集計している「SPEED TEST(※2)」によると、2022年11月時点の固定回線の通信速度(下り)はチリが216.46Mbps、日本が150.32Mbpsです。チリのインターネット固定回線は日本よりも約66Mbps通信速度が速く、なんと世界1位という結果が出ています。
同様に2022年11月時点のモバイル回線の通信速度(下り)では、チリが25.85Mbps、日本は40.92Mbpsです。モバイル回線では日本よりもチリの通信速度は遅くなっていますが、問題なくインターネットが利用できる通信速度といえるでしょう。
チリでフリーWi-Fiが利用可能な場所には、空港・ホテル・カフェなどがあります。たとえば、チリの首都サンティアゴにある「アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(※3)」では、30分ごとに再接続することで無制限に使えるフリーWi-Fiサービスが提供されています。
チリではフリーWi-Fiが利用でき、インターネット普及率も日本とそれほど変わりません。しかし、チリに限らずフリーWi-Fiを利用したインターネット接続には、セキュリティ面での不安が伴います。
公共のフリーWi-Fiは不特定多数の人がアクセス可能なため、個人情報を盗まれるリスクがあります。フリーWi-Fi利用時は、パスワードやクレジットカード情報、銀行の口座情報などの入力は控え、基本的なネット閲覧や動画視聴などにとどめておくほうが無難でしょう。
参照:DataReportal/DIGITAL 2022(CHILE)(※1)
参照:DataReportal/DIGITAL 2022(JAPAN)
参照:SPEEDTEST/Median Country Speeds November 2022(※2)
参照:アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(※3)
【セルフWi-Fiレンタル】チリ旅行の必需品『WiFiBOX』Wi-Fi+モバイルバッテリー機能
チリ渡航でのWi-FiレンタルならWiFiBOXがおすすめ
チリへの旅行や出張の際におすすめのWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」について、以下の詳細を解説します。
- WiFiBOXは予約・受取・返却が簡単
- チリでの利用料金とプラン
- チリで利用可能な都市
- Wi-Fiルーターと端末の同時接続台数
- チリ渡航時のデータ通信量の目安
- チリ入国後のルーター受取はできるか
- 実際にチリでWiFiBOXを利用した方の声
それぞれ具体的に見ていきましょう。
WiFiBOXとは
WiFiBOXは、約130の国と地域で利用可能な海外向けWi-Fiレンタルサービスです。手続きが驚くほど簡単で予約・受取・返却すべてのステップが非対面で完結し、利用料金もリーズナブルです。
WiFiBOXのWi-Fiルーターには、Wi-Fi機能だけでなくモバイルバッテリー機能も付いています。スマホなどの充電に対応した3タイプのケーブルを内蔵しているため、モバイルバッテリーを別に用意する手間がかかりません。
レンタルの手順は非常にシンプルです。Webで予約を行い、空港などに設置されているボックスからWi-Fiルーターを引き抜くだけで、簡単に持ち出せます。
チリでの利用料金・プラン
チリ渡航向けには1カ国専用プランのほか、2カ国以上周遊する場合に便利な世界周遊のプランも用意しています。
各プランの料金は、以下のとおりです。
チリ専用
- 500MBプラン:1,090円/日
- 1GBプラン:1,590円/日
- 無制限プラン:2,490円/日
世界周遊
- 500MBプラン:990円/日
- 1GBプラン:1,690円/日
- 無制限プラン:2,590円/日
上記に加え、レンタル品の盗難・紛失や破損時に補償が受けられる「あんしん保証」を、220円/日(税込)でご利用いただけます。
チリで利用可能な都市
チリでWiFiBOXが利用可能な都市は、以下のとおりです。
- サンティアゴ
- バルパライソ
- アントファガスタ
- カラマ
WiFiBOXは、チリの上記エリアで利用可能です。ただし、日本国内と同様に山間部や電波を遮る物が多い場所などでは、通信が不安定になったりWi-Fiが利用できなかったりする可能性もあります。
チリでのWi-Fi同時接続台数
「Wi-Fiの同時接続台数」とは、Wi-FiルーターとスマホやPCなどの端末を接続した際に、快適にインターネットを利用できる接続台数の目安のことです。Wi-Fi同時接続台数は、使用するWi-Fiルーターによって異なります。WiFiBOXのルーターをチリで使用する場合は、最大で5台までです。
6台以上で接続すると通信機器がインターネットにつながらない可能性や、インターネットにつながったとしても、全体の通信速度は低下する可能性があります。
チリ渡航時のデータ通信量の目安
チリへの渡航時に必要なデータ通信量の目安について、WiFiBOXのプランごとに確認してみましょう。
1日500MBまでのデータが利用できる「500MBプラン」は、基本的なインターネット検索やテキストメッセージ中心のやりとりなど、必要最低限の利用をする場合に向いています。500MBプランのデータ通信量の目安は、以下のとおりです。
- 1MBの画像ファイルを添付したメールの送受信であれば500通
- GPSマップを使った地図検索なら約500回
- Yahoo!のトップページであれば約165回の閲覧
- LINEの音声通話なら約14時間
- HD画質の動画視聴なら約10分
1日1GBまでのデータが利用できる「1GBプラン」は、スマホ以外にもパソコンやタブレットなど、複数の端末でインターネットを利用したい方におすすめです。1GBプランのデータ通信量の目安は以下のとおりです。
- 1MBの画像ファイルを添付したメールの送受信であれば1,000通
- GPSマップを使った地図検索なら約1,000回
- Yahoo!のトップページであれば約330回の閲覧
- LINEの音声通話なら約28時間
- HD画質の動画視聴なら約20分
無制限でデータ通信が可能な「無制限プラン」は、通信量の上限を気にせず使えます。そのため、YouTubeなどの動画閲覧やビデオ通話などを利用したい方や、グループでの利用におすすめです。
チリ現地でのルーター受取可否
WiFiBOXは、チリ現地でのルーター受取はできません。チリで利用するためには、必ず日本国内でルーターを受け取ってから出国する必要があります。
事前にネットで申込をしておけば、貸出機からルーターを引き抜くだけで簡単に持ち出しが可能です。チリからの帰国時も空港ですぐに返却でき、対面で受け渡しをする手間や時間がかかりません。
チリでWiFiBOXを利用された方の声
リーズナブルでモバイルバッテリー機能も付いており、付属品やポーチなど余計な荷物がなく楽だった。
(20代女性)
今後も是非利用させていただきたいと思う。安価であり、受取・返却が簡単で、付属品もなく手軽な素晴らしいサービスでした。
(40代男性)
持ち歩くのにコンパクトで良かった。スマホの充電も出来た。
(60代男性)
WiFiBOXの利用の流れ
海外の渡航先でWiFiBOXを利用するには、日本国内でWiFiBOXを申し込んでルーターを受け取り、現地に持って行く必要があります。ここでは、海外渡航時にWiFiBOXを利用するための一連の流れをご紹介します。
利用・設定の流れ
WiFiBOXを利用する際の手順は、以下のようになっています。
1.Web上からレンタルを予約する
WiFiBOXの公式サイト(https://wifibox.telecomsquare.co.jp/)から、ご希望の渡航地と日程、プランを選択して予約を行います。出発当日の予約もOKです。
2.WiFiBOX貸出機でQRコード(※)を読み取り
予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」画面から「受取用QRコード(※)読み取りページ」を開き、貸出機のQRコード(※)を読み取ります。「受け取る」ボタンが表示されたら、それをタップします。
(※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です)
3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始
貸出機下部のスロットから、貸し出されるルーターを引き抜いて受け取ります。
4.Wi-Fiの接続設定をする
ルーターの電源スイッチを3秒以上長押しし、電源をオンにします。接続可能になるまで、そのまま1分ほどお待ちください。ルーター表面上部の白ランプ3つがすべて点灯すれば、接続可能です。
その後、スマートフォンなどのWi-Fi設定画面で、ルーター裏面に記載されたSSIDが接続可能となっていることをお確かめください。ルーター裏面にはパスワードも記載されているため、それを入力して接続を完了させましょう。
5.WiFiBOX利用時の注意点
スマートフォンやタブレットなど、SIM内蔵の端末でWiFiBOXに接続する際には、データローミング機能を必ずOFFにしておきましょう。ONのままにしておくと自動でモバイルデータ通信に接続されてしまうため、パケット通信料が高額になってしまうかもしれません。
WiFiBOXにうまく接続できない場合は、ルーターの電源ボタンを15秒長押しし、再起動してから接続してみてください。
事前受取の可否
WiFiBOXは、申込み時に指定した「受取日」の前日(日本時間)からルーターを受け取ることができます。前日に受け取ったとしても、追加料金は一切発生いたしません。当日慌ててWi-Fiを受け取ることなく、スケジュールに合わせて、より柔軟に利用することが可能です。なお、通信は申込時に指定した「受取日」(日本時間)にならないと使用できないため、ご注意ください。
※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。
事前受取の活用方法例
- 出張前日にオフィスの最寄り駅で受取
- 通勤・通学経路の途中駅で受取
- 旅行前日に訪れた商業施設で受取
Wi-Fiルーターの受取・返却場所
従来の海外向けWi-Fiルーターは空港のカウンタースタッフによる手渡し、もしくは宅配で受け取る仕組みでしたが、WiFiBOXでは所定の「BOX」からルーターを引き抜くだけです。対面でのやり取りは一切ありません。
ルーターの受取はWiFiBOXの専用貸出機で、空港や駅チカ・街ナカなどに設置されています。以下、受取・返却場所の一部例です。
≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など
≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、仙台空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山
≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル(金沢駅前)
≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など
≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店
≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など
≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、山口宇部空港、松山空港、高松空港など
≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など
※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。
貸出機での受取はスマホでQRコードを読み取って「受け取る」ボタンをタップし、スロットからWi-Fiルーターを引き抜くだけです。帰国後は、近くにある貸出機のスロットに差し込んで返却が完了します。
チリの現地SIM事情
チリでのインターネット接続方法の1つに、現地のプリペイドSIMカードを利用する方法があります。現地へ到着後に空港やショップでプリペイドSIMカードを購入し、普段ご自身で使っているSIMカードと入れ替える方法です。
チリでプリペイドSIMカードを提供している代表的な通信会社には「Claro」があり、プリペイドSIMプランの一例として以下のようなプランが販売されています。
- 3GB/7日間プラン:2,500ペソ(約398円)
- 5GB/15日間プラン:4,000ペソ(約636円)
- 10GB/30日間プラン:10,000ペソ(約1,590円)
上記料金は2023年1月12日現在の為替レートを元に計算したものであり、プランの詳細や料金体系も時期によって変わる場合があります。また、チリで現地のプリペイドSIMカードを買って利用するには、以下の注意点もあります。
「SIMロック」がかかっているスマホでは、プリペイドSIMカードをスマホに入れても利用できません。そのため、現地でプリペイドSIMを利用する予定がある場合は、現在使用しているスマホにSIMロックがかかっていないか事前に確認してみましょう。
もしもSIMロックがかかっている場合は渡航前にSIMロックを解除しておくか、最初からSIMロックがかかっていない「SIMフリー」の端末を用意する必要があります。
現地のプリペイドSIMカードを購入する方法は、日本国内のプリペイドSIMサービスと比べて格安なところは魅力ですが、チリでの生活に慣れていない人にはややハードルが高い方法といえるでしょう。多くのSIMカードの中から適切なカードを選択する必要があり、ある程度、現地の言語に堪能でないとSIMカードの購入そのものが難しいケースも考えられます。
携帯電話会社のチリでの対応状況
ドコモ・au・ソフトバンクの国内大手3キャリアでは、海外用のプランを契約することによって、チリでもインターネット通信が利用できます。普段から日本国内でドコモ・au・ソフトバンクの回線を使用している場合は、使い慣れているキャリアで安心して利用できることがメリットです。
なお、提供しているプランや料金は、それぞれのキャリアごとに異なります。
チリのインターネット・Wi-Fi事情のまとめ
チリはインターネット普及率が日本と同じ程度であり、フリーWi-Fiが空港・ホテル・カフェなどで利用可能です。ただし、不特定多数の人が無料でアクセスできるフリーWi-Fiには、セキュリティ面での不安も伴います。
また、現地のプリペイドSIMカードを購入する方法では、多くのSIMカードの中から適切なカードを選択する必要があり、現地の言語に堪能でないとSIMカードの購入そのものが難しいケースも考えられます。
こうしたセキュリティ面での不安や手続きの手間などを考えると、安全にインターネット接続ができ、手続きも簡単なWi-Fiレンタルサービスの利用がおすすめです。WiFiBOXはリーズナブルな価格で利用でき、申込・受取・返却が非対面で完結するシンプルで簡単なWi-Fiレンタルサービスです。
チリへの旅行や出張の予定がある方は、ぜひチェックしてみてください。
監修:Telecom Times編集部
2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
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出典:外務省ホームページ
在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。
在外公館ホームページ一覧
出典:外務省ホームページ
日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意
出典:外務省海外安全ホームページ
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