初心者必見!ハワイでトレッキングを楽しむ際の注意点と持ち物をご紹介

初心者必見!ハワイでトレッキングを楽しむ際の注意点と持ち物をご紹介

トレッキングの楽しみのひとつは、その場所でのびのびと自生する植物や生き物たちに混ざって自然の中に身を置くことです。事前にその土地の成り立ちや動植物たちについて知識を身につけておくと、さらに一歩踏み込んで楽しむことができます。
ただし、毎週の様にレスキューが出動する日々が続いている現状も。この記事では、ハワイのトレッキングに挑戦される際の注意点や服装・持ち物、おすすめのトレイルスポットについて解説していきます。

ハワイでトレッキングに挑戦する際の服装や持ち物は?5つの準備を行おう

ハワイでトレッキングに挑戦する際の服装や持ち物は?5つの準備を行おう

ハワイでトレッキングに挑戦する際は、ハワイならではのルールや気候に合わせて服装や持ち物の準備を行う必要があります。下記の5つの項目を参考に、楽しく安全なトレッキングにしましょう。

① 事前に気候を確認しましょう

世界に存在する17種類の気候帯のうち、ハワイにはなんと15もの気候帯が存在するといわれています。そのため、同じ島内でも地域によって気温や天候に大きな差があることが少なくありません。特に山岳部や森に出掛ける際には事前にその場所の気象情報を確認してからでかけましょう。

また、服装は日焼けと虫刺され対策として長袖シャツがおすすめです。急な階段や突然風が吹くこともありますので、スカートやワンピースを避けパンツスタイルで挑みましょう。温度調整可能な折りたたむとコンパクトになるジャケットを一緒に持っていると山頂で寒かった時も安心です。さらに日差し対策として帽子とサングラス、雨が降った時に備え傘やレインコートなどの雨具、ぬかるみでも歩きやすい靴など、その土地に適したアイテムを用意しておきましょう。

② 靴底を入念に洗おう

靴底には、土や汚れと一緒に植物の種や生物が付着している場合があります。ハワイの固有種は環境変化の影響を受けやすいため、そのまま森に入ってしまうことで、気づかぬうちにその土地へ外部からの植物や生物を持ち込み、ハワイの生態系を壊してしまう恐れがあります。

そこで、ハワイでは生態系を守るためトレッキング・ハイキングの前だけでなく後にも、入念に靴裏の泥を洗い落とすことが求められます。そのため、靴は水洗い可能な履きなれたスニーカーやトレッキング専用シューズを準備することをおすすめします。しかし、場所によってはコースの途中に滝があり、道がぬかるんでいて泥がなかなか取れない場合もあります。洗う時間がもったいないと感じる方は、事前に捨てても問題無い靴を一足用意しておきましょう。

③ こまめに水分補給をしよう

トレッキングを楽しむ上で気をつけなくてはいけない「水分補給」。トレッキング中の熱中症や脱水症は大変危険です。必ず十分な水分を用意し、汗をかいている実感があるか否かに関わらず、こまめな水分補給を心がけましょう。身体に熱がこもるので、冷たさをキープできる水筒を持っていくと良いでしょう。

④ 携帯電話の充電は十分に

万全の準備を行っても起こり得るのが事故です。緊急事態発生時に連絡をするのに欠かせない携帯電話を必ず肌身離さず持っておきましょう。いざという時に使えるよう、できるだけフル充電に近づけた状態にしておくと安心です。

しかし、美しい風景の写真を撮ったり見かけた植物の名前を調べたりと、トレッキング中も携帯電話を使う機会はたびたびあるはず。充電がいつの間にかなくなっていたなんて事態を避けるためにも、同じくフル充電にしたモバイルバッテリーをバックパックに入れておきましょう。

⑤ 指定された通路・エリア内で楽しもう

下調べを終え服装と持ち物を準備したら、さっそくトレッキングスポットへ向かいましょう。各スポットには「トレイル」という指定された通路が用意されています。トレイルから外れた柵の無い場所や、立ち入り禁止エリアは足場も悪く大変危険です。必ず指定された通路を歩きましょう。途中で出会う看板には、注意事項のほかトレッキングを一層楽しめるお楽しみ情報が記されていることもあります。積極的にチェックしながらルールを守ってハワイの自然を楽しみましょう。

ホノルル市内のおすすめトレイル

ハワイのおすすめトレイル

さあ準備は万端!ここまでで身につけた知識を携えて、ホノルル市内にあるトレッキングスポットに挑戦してみましょう。ホノルルのトレッキングコースは、気軽に挑戦できる初心者向けのものから、しっかりハワイの自然を堪能できる上級者向けのものまでバリエーションが豊富です。ご自身の気分や体力に合わせてコースを選びましょう。

マノア・フォールズ・トレイル(マノアエリア)

マノア・フォールズ・トレイル(マノアエリア)

bikiステーションNo.608から車で約5分。こちらの「マノア・フォールズ・トレイル」は、ワイキキからもほど近い距離にある、初心者にもおすすめなマノア渓谷のトレッキングコースです。ハワイの固有種が保護されている場所でもあり、貴重な植物を間近に見ることができます。

歩き進めた先にある「マノアの滝」は、映画『ジュラシック・パーク』のロケ地としても知られる有名なパワースポットです。帰りは足元が濡れて滑りやすくなっているので十分に注意しましょう。

※改修工事で閉鎖される場合があります。事前に公式サイトなどで最新情報を確認してから訪問しましょう。

マキキ・バレー・トレイル(マキキエリア)

マキキ・バレー・トレイル(マキキエリア)

bikiステーションNo.425から車で約10分。この「マキキ・バレー・トレイル」は、距離や難易度が異なる3つのコースから選ぶことができる、初心者も上級者も楽しむことができるトレッキングスポットです。ハワイの自然を満喫しながらダイヤモンドヘッドをも見渡せるという点も魅力的です。

このトレイルでは、ハワイおなじみの植物であるタロや、ティーリーフなどの植物が青々と茂る様子を目にすることができる他、木々や土の香りや風や空気、小川のせせらぎに鳥たちの歌声など、五感でハワイの自然を堪能することができます。

まとめ

ハワイの自然を満喫できるスポットも充実しているbikiエリア周辺/ホノルル市内。ハワイのトレッキングに挑む際には、近隣住民の方々や他の参加者はもちろん、その土地で暮らす動植物たちにも十分に配慮した思いやりの心「マラマハワイ」を忘れずに、靴をはじめとする服装や持ち物の準備を行いましょう。また熱中症対策の飲み物といざという時の連絡手段となる携帯電話もお忘れなく。

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Telecom Times編集部

監修:Telecom Times編集部

2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア

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在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。

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