中国でLINEを使う方法4選を紹介!ネット規制の背景や注意点についても徹底解説
中国への旅行や出張にともない「現地ではLINEは使えない?」「何か別途申し込みが必要?」と準備に困っていませんか?
LINEが使えないと、日本にいる友人や家族と手軽に連絡がとれないので、不安ですよね。
結論、中国でLINEを使いたい場合は、VPN契約なしでネットが使えるWi-Fiレンタルを活用するのがおすすめです。この記事では出発当日でもレンタルできる「WiFiBOX」も紹介しているので、参考にしてください。


・全国の空港や駅などに680カ所以上設置
・世界130カ国で完全無制限プランに対応
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
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Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
中国でLINEが使えない理由と仕組み

中国では、日本国内で普及しているLINEをそのまま利用することはできません。中国政府が敷いているネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」によって、海外サービスへのアクセスが制限されているためです。
事前の対策なしに現地を訪れると、友人・仕事相手との連絡が途絶えてしまうので、事前準備が必要不可欠です。
また、使えなくなるのはLINEだけでなく、Googleの各種サービスやInstagram、Xなども対象となります。中国におけるGoogleの利用事情や具体的な解決策については、以下記事で解説しているので、チェックしてみてください。
- ネット規制の目的
- 中国政府がネット規制を実施する主な理由は、世論の混乱を招く情報の拡散を防ぎ、社会秩序を維持するためです。また、海外のITサービスを制限することで、国内向けIT企業を育成させる狙いもあります。
中国でLINEを使う4つの方法
| メリット | デメリット | 料金の目安 | 向いている人 | |
|---|---|---|---|---|
| Wi-Fiレンタル | ・設定が非常に簡単 ・PCも接続できる ・スマホの負担を軽減 |
・料金が少し高い ・荷物が増える |
1GB/日:890円 無制限/日:1,090円 ※WiFiBOXの場合 |
ビジネスユーザー |
| 海外用のeSIM | ・荷物が増えない ・料金が安い ・返却の必要がない |
・iPhone XR以前は使用不可 ・注文後のキャンセルは不可 ・PC接続には不向き |
10日間(500MB)700円~ ※eSIM squareの場合 |
旅行者 |
| 海外ローミング | ・荷物が増えない ・設定の手間がない |
・料金が高額 ・充電の減りが早くなる ・PC接続には不向き |
au:1,000円/日~ ドコモ:980円/日~ |
大手キャリアユーザー |
| VPN+通信手段 ※SIMなど |
・セキュリティの強化 ・地域制限を回避可能 |
・スマホへ負荷がかかる ・対策されるリスクがある ・月額制が多い |
VPN:400円/月~ | 1カ月以上滞在する人 |
中国の規制に対応しているWi-Fiルーターをレンタルする
中国でLINEを使うのに最もおすすめなのは、Wi-Fiレンタルを活用することです。日本国内でレンタルできるサービスのほとんどが、中国のネット規制に対応しているため LINEが使えます。
接続方法も簡単で初心者でも扱いやすいです。まず、ルーターの電源を入れ、スマホの設定アプリにあるネットワーク選択欄から、ルーター記載のSSIDを探します。あとはタップしパスワードを入力するだけでネットに繋がります。
ただし、プリペイド型のSIMカードやeSIMに比べると料金は若干高いです。安さよりも設定の手軽さを重視したい人に向いています。
WiFiBOXは別途モバイルバッテリーを用意する必要がない
WiFiBOXは、本体にモバイルバッテリー機能を搭載しているので、別途モバイルバッテリーを用意する必要がないです。
現地で外出するときも、WiFiBOX1つあれば、ネット接続だけでなくスマホの充電もできて便利です。
ちなみに、中国は3C認証のロゴがないモバイルバッテリーの機内持ち込みが禁止されていますが、WiFiBOXは認証を取得しているので持ち込みできます。気になる人は以下のボタンから公式サイトを見てみましょう。
| サービス名 | 主な特徴 |
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- 3C認証とは
- 3C認証とは、中国で販売・使用される製品の安全性を保証する中国の強制製品認証制度のことです。3C認証がないモバイルバッテリーだと空港で没収されるリスクがあります。
WiFiBOXはビジネスユーザーにおすすめな5G無制限プランが安い
| 利用料金 | |
|---|---|
| WiFiBOX | 5G完全無制限:1,890円/日 |
| GLOBAL WiFi | 5G完全無制限:3,270円/日 |
WiFiBOXはビジネスユーザーにおすすめな5G完全無制限プランが安いです。5G完全無制限プランは2026年2月24日に新しくリリースされて、28の国と地域で利用できます。
GLOBAL WiFiも5Gプランがありますが、WiFiBOXのほうが料金が安いです。中国プランの場合、GLOBAL WiFiだと1日あたり3,270円かかりますが、WiFiBOXは1,890円です。
リモート会議や展示会での動画上映など、出張先で安定した通信を確保したい人は、ぜひWiFiBOXを選びましょう。
海外用のプリペイド型eSIMを利用する
中国でLINEを使うのに、プリペイド型eSIMを利用するのもおすすめです。多くが他国の回線を経由してネットに接続する仕組みなので、中国プランを購入すれば、そのままネット規制を回避してLINEが使えます。
また、物理的なルーターを持ち運ぶ必要がないため手荷物が増えず、スマートに観光を楽しめるのも大きなメリットです。Wi-Fiレンタルに比べて利用料金が安く抑えられるプランが多く、コスパを重視する旅行に最適です。
ただし、eSIMは古い機種だと対応していません。iPhoneの場合、iPhone XR・XS以前のシリーズは使えないです。以下記事にて中国でおすすめのeSIMを紹介しているので、気になる人は見てみましょう。
海外ローミングを利用する
海外ローミングも、中国でLINEを利用するのに有効な手段です。海外ローミングとは、日本の通信会社が提携している現地の電波を借りて通信をする仕組みのことです。中国のネット規制を迂回して、日本のサーバー経由で通信しているためLINEが使えます。
ドコモやauでは定額でデータ容量を無制限に使えるプランがあり、楽天モバイルなら2GBまで追加料金なしで利用可能です。国内の大手キャリアを契約しているユーザーにとっては、最も身近で導入しやすい手段と言えます。
ただし、1日あたり約1,000円前後の費用がかかるケースが多く、滞在日数によっては料金が高額になりがちです。また、通信時のバッテリー消費が激しくなりやすいうえに、PCやタブレットなど他端末の接続には向いていません。
VPNアプリを導入して接続する
VPNアプリを利用すれば、通信を暗号化してセキュリティを高めながら、ネット規制を回避してLINEに接続できます。
ただし、常に暗号化通信をする仕組みなので、スマホへ負荷がかかりやすいです。また、数日程度の短期滞在では契約の手間やコストが見合わないケースもあります。
なお、VPN単体ではネット通信そのものはできないため、現地のSIMカードやWi-Fiなど別の通信手段とセットで準備してください。
中国旅行・出張でLINEを使うための事前準備と注意点
- ・VPNアプリは必ず日本でダウンロードしておく
- ・LINEのトーク履歴をバックアップする
- ・現地のフリーWi-Fi利用は避ける
VPNアプリを使う場合は必ず日本でダウンロードしておく
中国でVPNアプリを活用してLINEを使う予定なら、日本を出国する前に必ずアプリのインストールと初期設定を済ませておきましょう。中国に入国した後は、VPNアプリ自体がストアからダウンロードできなくなります。
中国国内では、Google PlayやApp Storeといったアプリストアへのアクセス自体が制限されます。現地に到着してからアプリを用意しようとしても手遅れになってしまうため、事前の準備が必須となります。
また、現地でスムーズに起動できるよう、日本にいるうちにログインや有料プランの決済まで完了させておくのが確実です。万が一の不具合に備えて、異なる会社のVPNアプリを2種類入れておくと、より安心して渡航できます。
LINEのトーク履歴をバックアップする
中国への渡航前に、LINEのトーク履歴をバックアップしておくのをおすすめします。万が一のスマホトラブルにより、データが消失してしまうリスクに備えるためです。
例えば、現地でVPNのオン・オフや回線を切り替ると、LINE側が不正アクセスと検知して強制的にログアウトされるケースがあります。バックアップを取っていないと、過去のトーク内容が消えてしまうため非常に危険です。
設定はLINEアプリの「トークのバックアップ」から、数分程度で簡単に完了します。大切な人とのやり取りや旅の計画を失わないよう、日本にいるうちにバックアップしておきましょう。
セキュリティリスクの高い現地のフリーWi-Fi利用は避ける
中国現地のフリーWi-Fiはネット規制の影響を直接受けるため、そのまま接続してもLINEは使えません。仮にVPNを通して繋げたとしても、不特定多数が利用する公共の回線はセキュリティ面で大きなリスクを伴います。
フリーWi-Fiは通信内容が暗号化されていないケースが多く、悪意ある第三者にデータを盗み見られる危険性が高いです。アカウントの乗っ取りや個人情報が流出する原因になりかねません。
安全かつ確実に現地からLINEで連絡を取り合いたいなら、自分専用のWi-FiレンタルやeSIMを事前に日本で用意しておくのがおすすめです。
中国で実際にLINEを利用した人の口コミ
中国本土で実際にLINEを利用した人の口コミを調べたところWi-FiレンタルやeSIMを使って問題なく繋がったという声が多く見られました。
また、SNSではpovoの海外ローミングでLINEが使えるか疑問に思う声もありましたが、事前に「海外データトッピング」を購入しておけば利用可能です。ネット規制を受けずにメッセージを送受信できます。
中国への旅行や出張で、日本にいる人との連絡手段を途絶えさせないためにも、渡航前の通信手段選びは非常に重要です。
出発前に家族や仕事相手と連絡方法を共有するのがおすすめ

LINEが繋がらなくなった場合に備えて、出発前に別の連絡手段を家族や仕事相手と共有しておくのがおすすめです。ビジネスならOutlook、プライベートなら中国で主流のWeChatを代替ツールとして用意しておくと安心です。
また、スマホの海外ローミング設定がオンになっていれば、日本の携帯電話番号を使ったSMSの送受信もそのまま利用できます。ネット通信が一切繋がらないような緊急事態でも、確実なやり取りが可能です。
なお、ビジネス用途で社外秘の重要情報をやり取りする予定があるなら、通信を保護するためにVPNを契約したほうが良いです。家族との気軽な連絡や一般的な旅行程度であれば、そこまで厳重な対策は必要ありません。
中国でのLINE利用に関するよくある質問

LINEのビデオ通話は使える?
A.
中国でネット規制を回避できるWi-FiレンタルやeSIMなどの通信手段を使っていれば、LINEのビデオ通話を利用できます。
ただし、ビデオ通話は音声通話やメッセージ送信に比べて、多くのデータ通信量を消費します。使えるデータ容量が少ないプランだと、すぐ容量切れになる可能性が高いです。
もしビデオ通話を頻繁に利用する予定があるなら、データ容量が無制限のWi-FiレンタルやeSIMを選ぶのが安心です。
LINE WORKSも中国で使えない?
A.
LINE WORKSも、LINEと同様にネット規制の影響を強く受けます。現地のネット回線にそのまま接続した状態では、アプリへのログインやメッセージの送受信はできません。
時期や接続環境によっては一時的に繋がることもまれにありますが、ビジネスの現場において通信が不安定になるのは大きなリスクを伴います。
中国出張などでLINE WORKSを確実に使いたい場合は、国際ローミングに対応したeSIMやWi-Fiレンタル、またはVPNを用意しましょう。
中国でLINEを使っていると捕まる?
A.
日本からの旅行者が中国国内でLINEを利用しても、逮捕されたり罰せられたりすることはほとんどありません。
中国政府のネット規制は、主に国内の一般市民が、政府に不都合な情報へアクセスすることを制限・監視する目的で運用されています。
外国人が観光やビジネスの連絡用としてやり取りをする程度であれば、取り締まりの対象にはなりません。ただし、SNSで政府を批判する内容を投稿することは厳禁です。
中国でVPNを使うのは合法?
A.
中国政府に許可されていないVPNを利用することは、厳密には法律に抵触するリスクがあります。中国では、政府が認可した通信回線やVPN以外の利用を厳しく規制しているためです。
ただし、日本からの観光客や出張者が、個人利用の範囲でVPNを使ったからといって、摘発されたり処罰されたりした実例はほぼありません。
事前のネット準備で中国でも快適にLINEを使おう【まとめ】

中国滞在中にLINEで日本にいる人と連絡を取り合うためには、事前のネット環境の準備が欠かせません。
いくつかの対策がある中でも、設定が簡単で複数台同時に接続できるWi-Fiレンタルは、旅行者からビジネスユーザーまで最も安心しておすすめできる手段です。
とくに中国渡航に適しているのが、WiFiBOXです。ルーター本体がモバイルバッテリーとしても機能するため、荷物を最小限に抑えて身軽に動けます。興味がある人は以下からチェックしましょう。

