韓国留学予定の方、必見！経験者に聞いた持ち物リスト【2023年版】

K-POPや韓国ドラマが好きで、韓国の文化に興味があったKさん。この記事では、2022年11月に韓国留学から帰ってきたばかりのKさんに伺った、韓国留学の費用や準備すべきこと、機内やスーツケースの持ち物についてご紹介いたします。

韓国留学のメリットは？費用は？留学前に知りたいことを聞いてみた！

―まずは、留学しようと思ったきっかけについてお聞かせください。

初めて韓国旅行へ行った際、道がわからず困っていたところ、現地の方から声をかけていただいたことがありました。この時、人の温かさに惹かれ、人生で1度は韓国に住んでみたいと思い、留学を決意しました。

―留学する前から、韓国語は話せたのでしょうか。

いいえ、全然話せませんでした。そのため、韓国留学を決めてから独学で勉強し、 必要最低限の韓国語だけ身につけて、現地へと向かいました。韓国では、わからない単語を都度スマホで調べ、現地の方と韓国語で会話をすることで覚えていきました。今では、簡単な日常会話であれば問題なく話せます。

―現地の文化について学べる点や語学修得は、留学のメリットですね。多くのことが得られる一方で、費用がかかってしまうことも事実です。日本と韓国の物価の違いがわかるエピソードがあれば、教えてください。

日本より韓国の方が、物価は高いと感じました。韓国にもセブン-イレブンがありますが、ペットボトルの水が約1,400ウォン（日本円で約150円：2022年11月時点）でした。お茶はもう少し高いです。外でランチする時も、ピンキリではありますが、学生街の弘大にある食堂で1,000円前後はしました。

私はなるべく節約のため、住んでいた学生寮で自炊しました。野菜や果物は高くてなかなか買えず、 代わりに冷凍食品を買って、寮でもらえる無料のご飯やキムチと食べていました。また、時々スーパーで大容量のサラダを買い、それを3日に分けて食べるといったこともしていました。

―よく海外あるあるで、「水道水は飲まない方が良い」と言われますが、韓国ではいかがでしたか。

韓国でも、水道水は日本ほど安心して飲めません。私の場合は、幸い寮に冷水機があったので、大きなペットボトルを買い、飲み終わったタイミングで、冷水器から水を汲みに行く生活を送っていました。寮の設備次第で、現地でかかる費用が変わってくるので、事前に調べておくと安心だと思います。

また、留学エージェントによっては、事前に寮の様子を丁寧に説明してくれるため、要望通りの寮を手配いただけます。良い留学は、良いエージェント選びから。留学を検討している方には、まずエージェント選びを慎重に行うことをおすすめします。

韓国留学前に準備することとは？

―留学前に必要な手続きや書類は、どのように準備されましたか。

まず、インターネットとSNSで「韓国 留学準備」と検索し、必要なものをリストアップしていきました。

準備・確認するものとしては、

が挙げられます。

ほとんどの必要書類に関しては、エージェントが代わりに対応してくだるので、自身で行った手続きは、Q-CODEとK-ETAの申請のみでした。インターネット上で申請可能で、パスポート情報・申請者情報・ 現地での滞在先などを入力し、健康状態のアンケートに回答する必要があります。

さらに、韓国で繋がる電話番号の入力も求められました。電話番号はQ-CODEとK-ETAの申請時だけでなく、韓国でPCR検査 を受ける場合、検査場によっては、結果をSMSでお知らせするため必要になります。事前にSIMカードを購入し、準備しておくと安心です。

韓国留学前に確認しよう！必要な持ち物リスト

ここからは、Kさんの解説とともに、韓国留学に欠かせない持ち物を機内手荷物とスーツケースに分けて、ご紹介いたします。

韓国留学時の機内手荷物リスト

パスポートと飛行機のチケット

海外渡航には必須です。

準備した書類一式

印刷して、すべてをひとつのファイルにまとめておきましょう。

ボールペン

機内で入出国カードを書くのに便利です。

コンタクト・眼鏡

視力の悪い方は、必ず持っていきましょう。

パソコン

授業に欠かせないため、使い慣れたものを持っていきましょう。破損防止のため、手荷物にいれておくと安心です。

WiFiBOX

Wi-Fiルーターとモバイルバッテリーの2つの機能を兼ね備えているので、韓国でも大活躍でした。
おでかけの際は、スマホでお店やルートを検索するので、常に電波が入る状況は、心強かったです。また、お店で買い物をする際、わからない単語があっても、すぐインターネットで調べることができたので、安心でした。

また、モバイルバッテリー機能は、なにかとスマホを使い充電がなくなってしまう私には、ありがたい機能でした。同じような端末を複数持たなくて良いので、荷物を最低限にしたい方にもおすすめです。

SIMカード

現地の電話番号が必要な場合に備え、最小限のデータ容量のSIMカードとWiFiBOXをセットで利用するのがおすすめです。

クレジットカード・キャッシュカード

普段使っているクレジットカードやキャッシュカードが現地で使えるか、事前に確認しておきましょう。

その他、自身が普段の外出で持ち歩くもの

スマホやお財布など、外出時に欠かせないものをリストアップし、持っていきましょう。

韓国留学時の機内手荷物リスト

証明写真

パスポート紛失時に備え、スーツケースに1枚入れていました。

連絡先をまとめた書類

万が一、スマホを盗まれたり壊してしまった時に備え、用意しておくと安心です。

衣服

長期滞在する方は、10着ほど持っていき、現地で洗濯するのがおすすめです。寮に洗濯機があるか、事前に確認しておきましょう。

洗濯用アイテム

洗剤や洗濯ネット、ハンガー（5個ほど）を持っていきましょう。韓国だと、ハンガーは5個で約3,000ウォン（日本円で約315円：2022年11月時点）でした。 部屋にハンガーラックが無い場合は、洗濯ロープも持っていくと便利です。

洗顔石鹸・化粧水

現地で購入したものが、肌に合わないこともあります。使い慣れているものを小分け用ボトルに詰め替えて持っていくと、荷物を減らせるので、おすすめです。
ちなみに、韓国の化粧品は、物によっては日本の通販で買った方が安い場合もあります。出費を抑えたい方は、購入前にインターネットで調べてみましょう。

変圧器と変換プラグ

韓国の電圧は220Vと日本の電圧（100V）より高いです。「100V-240V」と表記のある電化製品以外を使う可能性があれば、変圧器を持っていきましょう。
また、韓国のコンセントの主流は丸い2つの穴がついているSE型とC型プラグ形です。日本はA型プラグのため、変換プラグも併せて準備しておきましょう。

ドライヤーとヘアアイロン

どちらも持っていく前に「海外対応」仕様であるかを確認しましょう。海外対応では無い場合、変圧器も忘れずに。

トイレットペーパー・箱ティッシュ

韓国は紙製品が高い傾向にあります。行きは荷物になるものの消耗品であるため、日本からいくつか持っていきましょう。

生理用品・マスク

どちらも使い慣れたものだと安心です。滞在日数に合わせて、準備しましょう。

バスタオル・小さいタオル・ハンカチ

大きめのバスタオルを2枚ほど、小さめのタオルを2枚ほど、ハンカチを3枚ほど持っていくことを、おすすめします。寮にタオルが無い場合もございますので、事前に確認しておきましょう。

歯ブラシ

使い慣れたものを、歯磨き粉とセットで持っていきましょう。うがい用のコップは、折り畳み式のものがコンパクトでおすすめです。

折り畳み傘

雨の日に備え、1本持っていくと安心です。

薬類

飲みなれたものを持っていきましょう。特に、胃腸薬や痛み止めは必ずご用意を。

冷えピタ

韓国でも売っていますが、すぐに買えるとは限りません。微熱が出てしまった時に備えて、持っておきましょう。

アルコールシート・ウェットティッシュ

食堂や市場内のごはん処では、お手拭き・テーブル拭きの代わりとして、テーブルにトイレットペーパーが設置されており、おしぼりがもらえないことも。韓国では、手づかみで食べる料理もあるため、常に持ち歩いておくと便利です。

日本食

どんなに美味しくても、毎日韓国料理では飽きてしまうこともあります。長期滞在の方は、ふりかけやインスタント味噌汁といった日本食を持っていきましょう。また、水出しで作れる緑茶のパックも持っていけば、ホッと落ち着けるので、おすすめです。

お箸・スプーン・タッパー

長期滞在の場合、洗って使えるものがコスパ◎です。
さらに、レンジで加熱可能なタッパーがあれば、買ったものを温め直して食べることもできるので、持っていくと便利です。

ジップロックとサランラップ

自炊する場合、買ってきた食材を保存する際に大活用です。

―Kさん、ありがとうございました。

まとめ

いかがでしたか。韓国留学を計画する場合、エージェント選びを慎重に行うことと、滞在先の情報を前もって入手しておくことが大切です。また、韓国は日本よりも物価が高いため、万全な持ち物準備が、現地でかかる費用を抑えることにつながります。
韓国留学時の持ち物リストは、以下からダウンロードも可能です。ぜひご活用ください。

韓国留学時の必需品！持ち物リスト【2023年版】

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