飛行機内に持ち込み可能なモバイルバッテリーとは?国内線・国際線条件まとめ
今やどこに行くにも欠かせないスマートフォン。地図アプリを使ったり、インターネットで調べものをしたりと旅行先でも使う頻度が増え、充電のためにモバイルバッテリーを持ち運ぶようになった方もいるはず。
旅のマストアイテムになりつつあるモバイルバッテリーですが、航空法や各航空会社のルールによって手荷物預け入れや機内持ち込みに制限があるのをご存知でしょうか。
この記事では、海外旅行にモバイルバッテリーを持っていく際の注意点や国内線や国際線の飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際の条件について解説していきます。


・全国の空港や駅などに600カ所以上設置
・世界130カ国で完全無制限プランに対応
・サポートは24時間365日問い合わせ可能
Telecom Times監修者

株式会社テレコムスクエア:大森
旅行とガジェットをこよなく愛する海外通信の専門家。豊富な海外渡航経験と通信の専門知識を活かし、旅先で困らないeSIMとWi-Fiレンタルの選び方を発信している。
目次
モバイルバッテリーは手荷物として預けられない!
モバイルバッテリー本体にはリチウムイオンバッテリーが付いています。これは外から強い衝撃を加えられると発熱・発火する可能性があるため、航空貨物において「危険物」 に分類されています。そのため、スーツケースに入れて預け入れしてもらうことができません。
もし誤って手荷物として預け入れしてしまった場合、アナウンスで呼び出され検査を受けたり無断でスーツケースを開けられ没収されたりといったことが考えられます。
海外旅行へ持っていくモバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーといっても種類がたくさんあり、使い方次第でどのタイプを持っていくか変わります。薄型・通常・大容量の3タイプの特徴をまとめた表を参考に、まずはどのモバイルバッテリーを海外旅行へ持っていくか決めましょう。
※下記の表は一般的な例を挙げた目安です
| タイプ | 薄型 | 通常 | 大容量 |
| 見た目 | ![]() |
![]() |
![]() |
| サイズ | 126x64x10mm | 92x62x23mm | 80x92x23mm |
| 重さ | 118g | 192g | 245g |
| 容量 | 5,000mAh | 10,050mAh | 13,400mAh |
| 最大出力 | 2A | 2.4A | 2.1A |
| 充電回数目安 | 約1.7回 | 約3.3回 | 約4.3回 |
| 特徴 | 3タイプの中でも最も軽く薄いため、荷物を最小限にしたい方にお勧め | 一般的なスマホやWiFiルーターならば、約3回のフル充電が可能なため、スマホで動画を観たりマップ機能を使ったりする方におすすめ。 | 1台あればたっぷり使えるので、友人や家族と一緒に利用したい方、スマホやタブレットなど複数端末に充電したい方におすすめ。 |
機内に持ち込めるモバイルバッテリーの条件
機内にモバイルバッテリーを持ち込む場合、搭乗予定の航空会社がそれぞれ定めるルールに従わなくてはなりません。違反した場合、没収されてしまうこともあります。国内線と国際線それぞれの持ち込みルールをまとめましたので、ご自身の持っていくモバイルバッテリーが問題無いか確認していきましょう。
国内線にモバイルバッテリーを持ち込む場合
国内線(ANA・JAL・peach・ジェットスター・スカイマーク)では、モバイルバッテリーの機内持ち込みに関してほぼ共通のルールが設けられています。
- バッテリー容量が100Wh以下:機内持ち込み可能(個数制限は航空会社により異なる)
- 101Wh~160Wh以下:条件付きで機内持ち込み可能(基本的には2個まで)
- 160Whを超えるもの:持ち込み・預け入れともに不可
一般的なモバイルバッテリーの電圧(3.7V)で換算すると、100Whはおよそ27,000mAhに相当します。そのため、前述した薄型・通常・大容量タイプのモバイルバッテリーであれば、国内線への持ち込みが可能なケースがほとんどです。
さらに、2025年7月に国土交通省が発表した新しい機内ルールでは、以下の点が追加されています。
- モバイルバッテリーを機内に持ち込む際は、座席上の収納棚には保管しない
- 機内での充電・使用は常に状態が確認できる場所で行う
参照:国土交通省
近年、モバイルバッテリーの発煙・発火事例が増加していることから、国内全体で安全管理が強化されています。機内では、各航空会社が定める基準を守り、安全に配慮して利用しましょう。
詳しい条件については、各航空会社の公式サイトをご確認ください。
国際線にモバイルバッテリーを持ち込む場合
国際線の多くは国内線と同じく、下記のルールを定めています。
- バッテリー容量が100Wh以下:機内持ち込み可能(個数制限は航空会社により異なる)
- 101Wh~160Wh以下:最大2個まで機内持ち込み可能
つまり、100Wh=約27,028mAhまでであれば厳しい制限はなく機内に持ち込めるということです。
ただし近年、機内での発火・発煙事故が報告されていることから、航空会社や渡航先の国によっては、持ち込み可能な個数や条件がより厳しく設定されている場合があります。国際線を利用する際は、搭乗する航空会社および渡航先の最新ルールを事前に確認しておくことが重要です。
| 航空会社名 参照先 (公式サイト) |
100Wh以下 (約27,028mAh以下) |
100Wh~ 160Wh (約27,028mAh~ 43,244mAh) |
160Wh以上 (約43,244mAh以上) |
| ユナイテッド航空 公式サイト |
〇 | 〇 2個まで |
× 電動車椅子などで旅行する場合こちらのページをご確認ください。 |
| デルタ航空 公式サイト |
〇 20個まで |
〇 2個まで |
× |
| エールフランス 公式サイト |
〇 20個まで |
〇 2個まで |
× |
| ZIPAIR 公式サイト |
〇 | 〇 2個まで |
× |
| 大韓航空 公式サイト |
〇 5個まで(超過の場合は航空会社の許可が必要) |
〇 2個まで |
× |
| チャイナ・エアライン 公式サイト |
〇 20個まで(超過の場合は航空会社の許可が必要) |
〇 2個まで(事前の承認が必要) |
× |
モバイルバッテリーを機内に持ち込む際はケースやポーチに収納を!
機内への持ち込みに関して、各航空会社の条件を満たした上で「短絡防止措置(ショート防止)」を行う必要があることをご存知でしょうか。
短絡防止措置(ショート防止)とは、モバイルバッテリーが他の物に触れることでショートし、誤って作動したり壊れてしまったりといった事故を防ぐための措置です。
具体的には電源をオフにした上で、
- 購入時と同じケースに入れる
- モバイルバッテリー専用の個別ポーチに収納する
- 衣服で他の物に触れないよう包む
といった対応を行う必要があります。
事故を防ぐため、各航空会社の定める旅行の準備時にあらかじめ用意しておきましょう。
超便利!モバイルバッテリーを兼ねるWi-Fiレンタルがあるらしい!?
荷物を少しでも軽くしたい!という方には、テレコムスクエアのWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」がおすすめです。
いざルールに従い機内にモバイルバッテリーを持ち込もうとした時、困ってしまうのが荷物の多さ。飛行機の中でも快適に過ごすためのグッズや現地の通信に欠かせないWi-Fiなど、海外旅行には持っていくものがたくさん!その状態でモバイルバッテリーとWi-Fiそれぞれをポーチで管理するとなると、かさばってしまい大荷物です。
そこで活躍するのがこのWiFiBOX!Wi-Fiとモバイルバッテリーの機能が1台にまとまっている優れものです。Wi-Fiルーター本体にケーブルが内蔵されているため、充電器やスマホ用コードのような付属品もいりません。Web予約後、空港などのボックスからWi-Fiルーターを引き抜くだけなので、カウンターで並ばず簡単にレンタルできます。
少しでも荷物を減らして身軽な旅を楽しみましょう。
まとめ
この記事では、国内線と国際線の機内にモバイルバッテリーを持ち込む条件について解説しました。
基本的には
- 手荷物として預け入れはできない
- バッテリー容量が100Wh以下であれば基本的に個数の制限なく機内持ち込み可能
- 100Whを超え160Wh以下の場合は最大2個まで機内持ち込み可能
というルールであることを覚えておきましょう。
しかし航空会社によってそれぞれの異なる規制があるため、搭乗予定の航空会社の公式サイトを事前に確認してから旅の準備を行いましょう。
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