海外SIMに必要な準備と使い方

海外SIMに必要な準備と使い方

海外旅行中も自分のスマホを使うなら、SIMカードがおすすめ。
しかし海外SIMときくと、「難しそう...」「SIMだけ買えば済むの?」「自分のスマホでほんとに使える?」など、いろいろと不安があると思います。
このページでは、海外で実際にSIMカードを使うまでのステップと、確認すべきポイントをご紹介いたします。

海外でSIMを使う時に必要なもの

① SIMロック解除済み、またはSIMフリーのスマートフォン

海外でSIMを使ってネットをするには、SIMロック解除済み、またはSIMフリーのスマートフォンが必須です。お使いの端末のSIMがロックされていないか必ずご確認ください。

docomo・au・SoftBankのキャリアで端末をご利用の場合、ご購入時はSIMがロックされている可能性があります。

② 海外用のSIMカード

スマートフォンに各国の適合したSIMカードを挿入すると、通信ができるようになります。

③ SIMカードを交換するための"SIMピン"

iPhoneなどでは、SIMカードを交換する際に、カードをスロットから押し出す「ピン」が必要です。クリップなどでも代用できますが、端末を傷つけたり、なかなか押し出せないケースが多いので、注意しましょう。

また、挿入されている方向や表裏をよく確認し、基盤(金色の部分)には手を触れないようにしましょう。

④ SIMカードのサイズにあわせたアダプタ(一部の端末で必要)

現在は「nanoサイズ」のSIMカードが一般的ですが、一部の少し古い端末などでは、「標準」または「microサイズ」のSIMカードの場合があります。

その場合は、SIMカードアダプターが必要です。

▼SIMカードのサイズは3つある SIMカード

⑤【便利】日本で使っていたSIMカードをしまうケース

普段使用しているSIMカードは、取り出した後に無くさないようにチャック付のポリ袋などを用意しておくと便利です。

SIMカード利用前の設定

アメリカ専用SIMなど、一部のSIMカードは事前に設定が必要なので、渡航前にひととおりパッケージに目を通しておきましょう。
SIMカードの交換は、現地に到着してからがおすすめです。よくある交換のステップは次の通り、5分もかからない簡単な作業です。

  1. 現地についたら、端末の電源を切りSIMカードの入れ替えを行う
  2. 再起動し、設定からデータローミングまたはモバイルデータ通信をオンにする
  3. APN設定が必要な場合、マニュアルに従って情報を端末に入力する。
    ※商品や端末によっては、不要な場合もあります。

現地で購入するSIMカードはもちろん、安価な海外SIMカード製品は、マニュアルが何もなかったり、英語や中国語で書かれているものもあります。

最初だけ少し面倒に感じますが、Wi-Fiルーターなどと違い、バッテリーの持ちや荷物を気にすることなく、一度繋がってしまうとSIMカードはとても身軽に済むのがSIMカードのメリットです。

Telecom Times編集部

監修:Telecom Times編集部

2000年、成田空港の一角で携帯電話レンタルサービスを業界で初めて提供して以降、Wi-Fiレンタルをはじめとした旅行モバイル通信サービスの老舗として、旅と通信に関する知識と経験を培ってまいりました。「旅本来の楽しさに集中できる環境をつくる」をミッションに、世界の旅人の知りたい・役に立つ情報をお届けいたします。
株式会社テレコムスクエア

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在外公館が未設置の国・地域では、在外公館によるパスポートの発給や災害時の支援等に一定の制約があります。大洋州、カリブ海地域には、島嶼国以外にも、英国、フランス、オランダ等の海外領土が数多くあり、その多くが日本国の在外公館未設置です。渡航の際には、下記「日本国の在外公館(大使館・総領事館)未設置の国・地域に渡航する際の注意」をご確認ください。

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