和歌山のWi-Fi・観光情報ガイド

海・山・川の天然資源に恵まれた和歌山を訪問するなら、事前にWi-Fi事情を確認しておきましょう。フリーWi-Fiを使えれば、無料でインターネットに接続できます。

和歌山で使える無料の公共Wi-Fiや現地の観光情報に加え、おすすめのWi-Fiレンタルサービス「WiFiBOX」を紹介します。

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和歌山で使える無料の公共Wi-Fi

和歌山では、「Gifu-City Free Wi-Fi」を利用できます。和歌山フリーWi-Fiとは、和歌山県内の観光施設・飲食店・スーパーマーケットなどで、無料で利用できるインターネット接続サービスのことです。

和歌山フリーWi-Fiには、「和歌山フリーWi-Fi」「和歌山フリーWi-Fi LONG」の2種類があります。和歌山フリーWi-Fiの接続時間は1日最大4時間（15分×16回／日）、和歌山フリーWi-Fi LONGの接続時間は1日最大24時間（60分×24回／日）です。災害時のみ、回数の制限なく使用ができます。

ここから、和歌山フリーWi-FiのSSIDやログイン方法を詳しく確認していきましょう。

和歌山フリーWi-FiのSSID

Wi-Fiに接続する際は、無線LANアクセスポイントを識別するために、SSID（ネットワーク名）を選択しなければなりません。和歌山フリーWi-FiのSSIDは、種類によって異なります。

• WAKAYAMA_FREE_Wi-Fi（和歌山フリーWi-Fiの場合）
• WAKAYAMA_FREE_Wi-Fi_LONG（和歌山フリーWi-Fi LONGの場合）

和歌山県に着いたら、スマートフォンやタブレットなどのWi-Fi設定画面で上記のSSIDを探しておきましょう。

和歌山フリーWi-Fiのログイン方法

和歌山フリーWi-Fiのログイン方法は、ブラウザで接続するか、アプリで接続するかによって異なります。それぞれ確認しておきましょう。

ブラウザによるインターネット接続

ブラウザで接続する際の流れは、以下のとおりです。

1. 携帯電話画面の「設定」を選択
2. 「Wi-Fi設定」をオンにする
3. 検出されたネットワークからSSIDが「WAKAYAMA_FREE_Wi-Fi」になっているものを選択
4. ブラウザを起動し、「インターネットを利用する」を選択
5. 表示された利用規約を読み、「同意する」を選択
6. 使用しているメールアドレスを入力し、「接続」を選択

起動時は画面が英語表記になっていますが、日本語への変更もできます。

アプリによるインターネット接続

アプリで接続する場合、まずアプリのダウンロードや利用登録を進めます。一度利用登録すれば、次回以降は登録手続きは不要です。

登録後は日本全国の主要空港・主要駅・観光施設などのアクセスポイントにある「Japan Wi-Fi auto-connect」で、手軽にフリーWi-Fiを利用できます。

利用登録までの流れは以下のとおりです。

1. スマートフォンで、AppStoreもしくはGooglePlayから「Japan Wi-Fi auto-connect」をインストール
2. インストールしたアプリを起動して、「利用登録する」を選択
3. 利用登録に必要な情報を入力
4. 利用規約を読み、「次に進む」を選択

続いて、以下の流れで接続します。

1. アプリを起動して「Connect」を選択
2. 「インターネットへ」を選択

和歌山フリーWi-Fiは、利用者以外の第三者も利用可能なサービスであるため、悪意のある第三者に個人情報や通信内容を盗み見られる可能性があります。重要な情報のやり取りをする際は、別の方法で接続するようにしましょう。

また、日本国外から持ち込んだ（日本の技術基準適合証明等を受けていない）端末で和歌山Wi-Fiを利用すると、電波法に違反します。

参考： WAKAYAMA FREE Wi-Fi「和歌山フリーWi-Fi とは」、 WAKAYAMA FREE Wi-Fi「利用方法」

和歌山で使えるその他のフリーWi-Fi

和歌山フリーWi-Fiのほかにも、和歌山にはカフェやホテル、駅などで使えるフリーWi-Fiがあります。ただし、場合によっては公共Wi-Fiと同様、盗聴・のぞき見や端末乗っ取りなどのリスクがある点に注意が必要です。

ここから、和歌山で使えるその他のフリーWi-Fiを紹介します。

カフェ

和歌山では、さまざまなカフェでフリーWi-Fiを利用できます。たとえば、県内に10店所在する「スターバックス」では、SSID「at_STARBUCKS_Wi2」を選択してフリーWi-Fiを利用可能です。

そのほか、県内に9店舗ある「コメダ珈琲店」や3店舗ある「ドトールコーヒー」でも、フリーWi-Fiを利用できます（店舗数はいずれも2023年3月25日現在）。接続する際、コメダ珈琲店は「Komeda_Wi-Fi」、ドトールコーヒーでは「DOUTOR_FREE_Wi-Fi」のSSIDを選択します。

ホテル

和歌山にあるホテルでも、フリーWi-Fiを利用できます。たとえば、JR和歌山駅より徒歩2分の「ホテルグランヴィア和歌山」では、ホテルのロビーやレストラン、客室内でフリーWi-Fiを使用可能です。

そのほかの和歌山県内にあるホテルでも、フリーWi-Fiを利用できる可能性が高いため、宿泊前にフロントやホテルスタッフに確認するとよいでしょう。

駅

和歌山電鉄の「和歌山駅」に直結した商業施設、「和歌山MIO」でNTTが提供する公衆フリーWi-Fiサービス「DoSPOT」を利用できます。DoSPOTはWi-Fiに対応した端末であれば、1回最大15分間で1日4回までインターネットに接続可能です。

なお、南海電鉄の「和歌山市駅」や「加太駅」、和歌山電鉄の「貴志駅」や「伊太祈曽駅」などでは、和歌山フリーWi-Fiを利用できます。

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和歌山でWi-FiをレンタルするならWiFiBOXがおすすめ

和歌山県内では、フリーWi-Fiを用意しているところが多くあります。しかし、暗号化がされていないためセキュリティ面での不安があり、公共Wi-Fiを提供する市町村も利用の注意点として呼びかけています。
安全にWi-Fiを利用するなら「WiFiBOX」がおすすめです。WiFiBOXは、手続きのすべてを非接触で行えるWi-Fiレンタルで、ルーター以外にもバッテリーとして利用できます。
ここからはWiFiBOXの利用と設定の手順、受取・返却場所をご紹介します。

利用・設定の流れ

1.Web上からレンタルを予約する

WiFiBOXの公式サイト（https://wifibox.telecomsquare.co.jp/）から国を選択。日程、プランなどの必要項目を入力し、会員登録をして利用料金を支払います。

2.WiFiBOX貸出機でQRコード（※）を読み取り

予約後に届く「商品受取方法についてのご案内」から読み取りページを開き、貸出機のQRコード（※）を読み取ります。
（※『QRコード』はデンソーウェーブの登録商標です）

3.ルーターを受け取ってレンタル利用開始

貸出機下部のスロットから、貸し出されるルーターを引き抜いて受け取ります。

4.Wi-Fiの接続設定をする

ルーターの電源入れて、Wi-Fiの接続設定を行います。ルーター裏面に記載されたSSIDを選択し、パスワードを入れれば接続完了です。

詳しい手順は下記をご覧ください。
▼クイックガイド　WiFiBOX
https://wifibox.telecomsquare.co.jp/pages/guide

事前受取の可否

WiFiBOXは前日受取が可能となっています。

前日受取制度を利用すれば、利用当日に慌ててルーターを受け取ることがなく、安心してWiFiBOXを利用できるでしょう。

※お申し込み時にご指定いただいた「受取日」(日本時間)から通信が可能となります。機器の取り出しは、「受取日」の前日(日本時間)から可能となります。

申し込みから受取までの流れについて詳しく知りたい方はこちら

Wi-Fiルーターの受取・返却場所

WiFiBOXルーターの受取と返却が行える場所についても見て行きましょう。残念ながら和歌山ではWiFiBOX貸出機が設置されていません。和歌山でWiFiBOXを利用したい場合は、利用または通過予定の空港や駅で受取・返却を行ってください。

以下日本国内の主要空港や駅チカ・街ナカなどに、WiFiBOXが設置されています。中には、有人カウンターやモバイルセンターに設置されている場合もあります。

≪関西エリア≫
大阪駅、なんばウォーク、JTB大阪なんば店、関西空港、伊丹空港、京都駅、三宮駅、奈良駅など

≪北海道エリア≫
旭川空港、新千歳空港、函館空港、札幌駅、京王プラザホテル札幌など

≪東北エリア≫
青森空港、いわて花巻空港、庄内空港、山形空港、福島空港、アティ郡山

≪北陸エリア≫
新潟空港、富山空港、 アパホテル（金沢中央）

≪関東エリア≫
成田空港、羽田空港、茨城空港、東京駅、品川駅、新宿駅、渋谷駅、京成上野駅、京成成田駅、横浜駅など

≪中部エリア≫
信州まつもと空港、静岡駅、中部国際空港、JTB名古屋ユニモール店

≪中国・四国エリア≫
米子鬼太郎空港、岡山桃太郎空港、エディオン広島本店、岩国空港、松山空港、高松空港など

≪九州・沖縄エリア≫
福岡空港、博多駅、大分駅、大分空港、那覇空港など

※2024年4月時点の情報です。その他詳しい設置箇所や、最新の情報は公式サイトにてご確認ください。現在もWiFiBOX設置箇所は順次拡大中です。

和歌山とは

和歌山とは、三重県・大阪府・奈良県に隣接する「和歌山県」、もしくはその県庁所在地の「和歌山市」のことを指します。和歌山県の総面積は約4,725平方キロメートル、人口は 898,240人（2023年3月1日現在）です。

面積の8割以上が山地で占められており、平野が非常に少ない点が和歌山県の地勢の特徴です。和歌山県の旧国名「紀の国」は、「木の国」から転じたともいわれます。

和歌山県の面積は南北に長く（約106キロメートル）、南部と北部で気候が異なる点も特徴です。県北部は年間を通じて天気や湿度が安定しており、降水量が少ないのに対し、県南部は台風の影響を受けやすく、降水量の多い地域もあります。

海・山・川の自然に囲まれており、アクティビティやグルメを楽しめる点が和歌山県の魅力でしょう。海水浴やトレッキング、カヌー・ラフティングなどで、大自然を満喫できます。

県を代表する果物のひとつが、みかんです。みかんの出荷量は全国の20％を占めており、2004年から18年連続で全国1位を記録しています。また、柿や梅の出荷量も全国1位です。

そのほか、マグロ・クエ・伊勢エビ・熊野牛などの食材や、和歌山ラーメン・めはり寿司といったご当地料理もあります。

参考： 和歌山県「和歌山県の地勢と気候」、 和歌山県「和歌山県のデータ」、 農林水産省「作物統計調査 令和4年5月18日公表」

和歌山の見どころ

和歌山の見どころは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」です。世界遺産の中には、以下の名所が含まれています。

• 熊野本宮大社
• 熊野速玉大社
• 熊野那智大社
• 熊野古道（熊野参詣道）

最初に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の概要を説明してから、各名所の見どころを詳しく解説します。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

2004年に登録された世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」とは、起源や内容の異なる3つの霊場（「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」）と、そこに至るまでの参詣道を指します。和歌山県だけでなく、奈良県や三重県南部を含む紀伊山地全体が世界遺産の対象です。

3つの霊場のうち、熊野三山と高野山が和歌山県にあります。熊野三山は、三社（熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社）と二寺（青岸渡寺・補陀洛山寺）で成り立つところです。

三社はもともと個別に崇拝されていましたが、次第にそれぞれの主祭神を相互に勧請し「熊野三所権現」として信仰されるようになりました。また、二寺は「神仏習合」の過程で熊野那智大社と密接な関係を持つようになった寺院です。

参考： 和歌山県世界遺産センター「世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」について」、 和歌山県世界遺産センター「世界遺産を知る」

熊野本宮大社

写真提供：公益社団法人　和歌山県観光連盟

熊野本宮大社の主祭神は、「家都美御子大神（素戔嗚尊）」です。家都美御子大神（素戔嗚尊）のお仕えが、日本サッカー協会のマークの「八咫烏（やたがらす）」であることにちなみ、サッカー関係者からも注目を集めています。

「皇年代略記」や「神社縁起」には、社殿が紀元前33年（崇神天皇65年）に創建されたと記されています。

参拝時間	8：00～17：00
定休日	ー
住所	和歌山県田辺市本宮町本宮1110

参考： 熊野本宮大社「熊野本宮大社について」、 和歌山県世界遺産センター「熊野本宮大社」

熊野速玉大社

写真提供：公益社団法人　和歌山県観光連盟

熊野速玉大社は、熊野速玉大神（くまのはやたまのおおかみ、いざなぎのみこと）と、熊野夫須美大神（くまのふすみのおおかみ、いざなみのみこと）を主祭神とする大社です。孝謙天皇の時代に、熊野三山の中でいち早く「熊野権現」の称号を賜ったとされています。

奈良時代末期からは、熊野速玉大神が過去世を救済する薬師如来、熊野夫須美大神が現世利益を授ける千住観音菩薩として位置付けられるようになりました。

営業時間	日の出～日没（授与所は8～17時）
定休日	ー
住所	和歌山県新宮市新宮1番地

参考： 熊野速玉大社「ようこそ 人生甦りの熊野速玉大社へ！」、 和歌山県世界遺産センター「熊野速玉大社」

熊野那智大社

写真提供：公益社団法人　和歌山県観光連盟

熊野那智大社は、熊野夫須美大神を主祭神とする大社です。社殿が横一列に並ぶ熊野本宮大社や熊野速玉大社と異なり、主要五社殿と八社殿・御縣彦社が直角に曲がった形で配置されています。

熊野那智大社の別宮、飛瀧神社の御神体とされている「那智御瀧（那智の滝）」も見どころです。那智の滝の水柱は落差133m、銚子口の幅が13m、滝壺の深さは10mで、落差は日本一とされています。

営業時間	8：30～15：30（正式参拝時間）
定休日	ー
住所	和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

参考： 熊野那智大社「御由緒」、 和歌山県世界遺産センター「熊野那智大社」

熊野古道（熊野参詣道）

写真提供：公益社団法人　和歌山県観光連盟

熊野古道（熊野参詣道）とは、熊野三山へ向かう参詣道のことです。参詣者の出発地によって、主に3つの経路（中辺路・大辺路・小辺路）があります。

中辺路は田辺から熊野本宮へ向かう経路で、大辺路は田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう経路、小辺路は高野山から熊野本宮へ向かう経路です。その中で中辺路が一番ポピュラーな経路といわれています。

中辺路の途中で休憩したり歴史を学べたりする施設の「熊野古道館」を訪問すれば、より有意義な旅になるでしょう。

営業時間	8：30～17：15
定休日	年末年始
住所	和歌山県田辺市中辺路町栗栖川1222-1

参考： 熊野本宮観光協会「熊野古道」、 和歌山県世界遺産センター「熊野参詣道」、 中辺路町観光協会「熊野古道館」

和歌山のインターネット・Wi-Fi事情のまとめ

和歌山県内の観光施設・飲食店・スーパーマーケットなどで、公共のWi-Fiサービス「和歌山フリーWi-Fi」を利用できることがあります。また、カフェやホテルなどにも、フリーWi-Fiが整っていることが一般的です。

ただし、公共Wi-FiやフリーWi-Fiを使用する際は、盗聴・のぞき見・端末乗っ取りなどにあう可能性を理解しておかなければなりません。大切な情報をやりとりする際は、別の手段を検討しましょう。

WiFiBOXは、予約から受取・返却まですべて非接触で完結する、Wi-Fiレンタルサービスです。今後和歌山に出張や観光の予定がある方は、ぜひ利用を検討してください。